アキレウスと亀

彼はある高利貸しから借金をした。

次の月、彼は借金を返したが借金には利子がついており、その分の借金が残った。

次の月、彼は利子を払ったが利子には利子がついており、その分の借金が残った。

次の月、その次の月、またその次の月……

借金はだんだんに小さくなるが、しかし、永久に返せない。

彼はそれを不満に思っても、論破できないのだ。

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