咲夜と正儀の地球召喚者《クラスメイト》紹介コーナー♪
咲夜と正儀による異世界召喚者紹介コーナー第1弾。
今回紹介するのは29名の中から18名の紹介となります。
「私こと、
「俺こと、
正儀が笑みで声にした瞬間、咲夜は不機嫌そうな表情となる。
「……あんた、何でいるの?ホントウザイわね。…これが彼だったらよかったのに……」
「…咲夜、聴こえてるんだけど?」
「あら、聴こえるように言ってるんだから、耳は正常のようね。良かったわね、正儀」
「あァ~相変わらず俺に対して酷いよね~。俺達従兄妹なのに」
「そうよね、アンタが従兄妹とかないわよね~」
咲夜のいつもの毒舌に苦笑する正儀。
気を取り直して進行を戻す。
「………ま、まぁいいか。さて、時間もないしクラスメイトの紹介を行っていこう!」
「勝手に仕切らないで欲しいわね。まあいいわ。私クラスメイトなんて雫以外どうでもいいもの。アンタに任せるわ」
「……さ、さて、とりあえず、まずは彼の紹介からしようか。彼の名前は―」
「彼の名前はどういう漢字か分からないけどオウマと発音するようね。…なんで私には教えてくれなかったのか、他の人から知らされるなんて、大いに不満ね……フフッ」
【注:この1章外伝終了時点では咲夜も正儀もまだ彼の名を知りません!……2章で知ります。】
「(最近彼が絡むと咲夜の
「本当に不思議ね。でも、そこがまた彼のミステリアスな所が良いのよね。あぁ、早く追い駆けて、彼のフルネームを彼のあの口から聞きたいわ」
「(…咲夜も大概だね……)ハハ、…今、咲夜が口にした中にあった“彼を追い駆ける”だけど、彼は実は俺達とは別行動になってるんだ。俺達は、俺達を召喚したアルトシア王国の王城に滞在しつつステータスアップを行ってる。けど、彼は“女神の加護”と呼ばれる力を持っていなかった為、城下の方に移されているんだよね」
「そうなのよね。彼だけ持ってなかったのよね、不思議ね。まあ、なんとなくだけど、彼、何かを隠してると思うけどね」
「何か隠してる?」
「ええ。だって彼いつもは自分を抑えて振る舞っていたけど、この世界に来て、彼ありのままの本来の自分でいたもの」
「……そうだね。うぅ、俺も早く彼に追いついて本当の友になりたいなぁ」
「…(上手くいかないものね。本当は私だけが彼を追い駆けるはずだったのに、この空気読めない鈍感色男のせいで、一緒に行く事になるのよね)はぁ、本当ウザいわぁ~」
「ここまで言われる事かな?…まあいいや。彼を追い駆けるに関しては、この後に行われる”ある儀式“の結果によって探しに行くんだよね。まあ、城下にいるはずだし直ぐだと思うけどね」
「(……アンタは彼を解ってないわね)」
【注:惶真はこの時点で既にこの国を出ています】
「次に行くかな。次は―」
「ああ。アンタはいいわ。次は私の紹介するから黙ってなさい。口出し禁止よ。わかった?」
「えっ?あ、ああいいけど」
*
「では…私の名前は最初に告げたしいいよね。まあ、咲夜と覚えておいてくれたらいいわ。コイツと名字が一緒だからややこしいしね。ただし親しくも無い奴は許可しないわ。よくてさん付でなら許可するわ。…彼には…そう言えば名前で呼んでもらってなかったわね。彼になら呼び捨てで呼ぶことを許すわ。と言うか呼んでほしいと思ってるのよね。早く呼んでほしいわ」
【注:惶真は咲夜の事を“神童
「ん?なんか不愉快な呟きがあったような気がするわね……まあいいわ。次はね―」
【………】
「そうね。私は外国の血が混じってるわ。髪は日本人らしい自慢の黒髪よ。腰くらいはあるかな。瞳が外国の血を引いている証なのか黒でなく青いわ。良く綺麗とか言われるわね。この眼を視た連中は。どうでも良いけど……数年間アメリカに留学していた経験があるわ。その名残か日本語と英語を混ぜた物言いになる時があるわ」
「(……留学の理由は咲夜の歪んだ性格の問題だけどね)」
「ん?なんか言った?…何も言ってない。そう、ならいいわ。さてと、あとは私の得た”女神の加護”と戦闘方法とかについて教えましょうか。私の得た”加護“の名称は” 瞬神“よ。自分の瞬発力の最高効果を得るのと自分の周辺を無音状態に出来るわ。初めて使った時は筋肉痛になったわね。あの【
「いえいえ~」
「誰が口にしていいって言ったの?」
「(えぇ~)」
「取り敢えず最後に私の戦闘方法ね。私の
【注:ほとんど
「私についてはこの辺でいいわ。さあ、次はアンタがしなさい」
「おっ、もういいのかい?喋って良いのか?」
「良いって言ったわよ。早くしなさい、簡単にね」
*
「俺は神童正儀。さっきも言ったけど咲夜とは従兄妹の関係だ。一応お目付け役みたいなものなんだけどね」
「必要ないのに、あの両親が勝手に御願いしたのよね。ウザいわ」
「そう言わないであげなよ。咲夜の御両親も心配してるんだから」
「私を理解しない親なんてどうでも良いわ。私の事はどうでも良いからアンタの事を伝えなさい」
「(…まったく咲夜てば)…俺も咲夜と同じで外国の血が流れてるんだ。俺の場合は咲夜の逆だね。金の髪で瞳は日本人らしい黒色だ。少しの期間、剣道を習っていたから剣には少し自信がある。まあ嵐には敵わないけどね」
「嵐って、確かあのポニテ男子だっけ?」
「ポニテって…まあそうだよ。彼が運営している剣道道場に通ってた。数年だけね。…ああ、今回召喚された際に得た称号、俺が”勇者“だったんだ」
「こんなのが”勇者“とか世も末よね。まあ、外見は勇者ぽいみたいだけど。意外と女子から人気があるみたい(正儀のパーティのあの子とかね)、私には理解できないけど」
「ありがたい事だよ。まあ今俺が気になってるのは彼だけどね」
「(発言がキモイわね。そっちの気があるかしら?)」
「(なんだか咲夜から冷たい嫌な視線が…)俺の得た“女神の加護”は“勇者の証”だ。これは勇者の称号と共に勇者だけが放てる”勇者剣技“に、好きな魔法属性を習得できるんだ。俺は【雷】を選んだよ。選んだ理由は彼が薦めてくれたドラ○エで最強だからだ。あとは危機的状態になると、それを覆す新しい技能を習得できるなどがあるよ」
【注:召喚者の”加護”持ちの中では最強である。咲夜が次点である】
「俺の選んだ
【注:この【デステニー】の先代所有者はステラ姫の弟スバルである。魔王に殺され残った遺品でもある】
「こんなものかな。次は俺の―」
「アンタのパーティはまたあとよ。次は雫についてよ」
「ああ、好きにしてくれ……」
*
「名前は
【注:傲慢女=五条院リルカ】
「その時に気になって追い駆けたのよね。彼に近い何かがある気がしたのよね。それから雫が旅立つまで一緒に話をしたりしたわね。雫はどう思ってるかは分からないけど私は親友と思ってるわ」
「へぇ~咲夜にしては意外だなぁ。他人に興味が薄い君がねぇ」
「煩いわ。さて、この馬鹿は無視して雫の“加護”についてね。雫の得た”女神の加護”は“感応増幅”でサポート系の能力ね」
「バカは余計だよねぇ。彼女の力は凄いね。彼女の能力範囲内にいる者の能力が上昇するんだから。それに経験値とかが通常よりも会得しやすいしね。俺達のレベルも上がったし」
「そうね。雫の能力は優秀よ。ただ、雫の”加護”の効果は自分に当て嵌まらないデメリットがあるのよ。心配ね。あの傲慢女のグループってのが凄く心配で不安だわ」
【注:はい。不安的中する予定です。どうなるかは……2章にて】
「次は、アンタに譲るわ。サクッとポニテ君とかの紹介をしなさい」
「咲夜、ちゃんと名前で呼んであげてくれ」
「ちゃんと覚えてないもの。ほらならアンタがもう一度教えなさい」
「もう、我儘だねぇ~」
*
「名前は
「アラ?優勝でないの?」
「ああ、決勝戦で、確かアルトって人に負けたそうだ。物凄く強かったって言ってたね。俺も驚いたね。嵐より強い人がいるなんてって」
「そうなんだ。……(そのアルトって人、どんな人なのか…彼に似たものがある気がするわ)」
「嵐は長めの茶髪の髪をポニテール、本人は侍スタイルにしている。早乙流の剣技は刀を前提としてるらしく嵐の
「そう。彼の“加護”は?」
「嵐の“女神の加護”は、【剣】であればどんな物でも自分の物として振るう事が出来る“
「(私の“暗器操作”に似てるわね。まあ、私のはワンランク扱いが下がるけど)彼についてはどう思ってるのかしら?」
「オウマ君の事?…うぅん、それ程嫌ってたりはしてなかったと思うかな。なんでか不思議と嫌悪感が心に来るとか前に言ってたね。『まだまだ修行が足りない』とも言ったな」
「そう…(敵にはなりそうになくてよかったのかな?一応、彼を追い駆けるメンバーだしね)」
*
「嵐の次は俺のもう1人のパーティの女の子、
「東城さんはこの世界では少ない【白】魔法の使い手ね。特に治癒魔法を得意としてるわね」
「うん。東城さんの得た“女神の加護”、“奇跡の癒し”の効能もありかなりのものだね、頼もしい限りだよ。ちょっとした傷くらいだったらあっと言う間に傷が塞がるしね」
【注:彩夢が行えるのはあくまで治癒である。欠損『既に失ったもの(腕や足、臓器など)』を治す事は出来ない】
「印象としては、東城さんは友達も多くフレンドリーな女の子かな。最近は俺によく声を掛けてくれたりなんだか不思議な視線を送ってくれたりするんだよね…どうしたんだろうか?」
「鈍感ね……あれは普通なら気付くと思うのだけどね。最低ね」
「ん?何か言ったか、咲夜?」
「鈍感は罪ね。死ねばいいのに♪」
「めっちゃ笑顔で失礼な事を言われてるっ!?なんで!?」
*
「さてっと、次は誰を紹介しようか…」
「誰でもいいわ。もう興味ないし…」
「もう。咲夜はホント勝手だよね、まったく。ん~そうだね、次からは主に俺達と一緒に迷宮探索に参加した面子を紹介しよう。最初は、うん、彼とあちらで仲が良かった剛田君と細見君の紹介をしようか」
「………」
『コイツ何言ってるんだ?本気で言ってるのか?』と言ったジトメを向ける。『絶対ありえない』と咲夜はこの従兄の悪意にも鈍感なトコに呆れるのだった。
「……まあいいわ。どっちから紹介するの?筋肉バカ?それとも…キノコ?」
「そうだね、先に剛田君からにしようか。名前は
「つまりは能筋馬鹿って事ね。アレに相応しいわ」
「なんか、機嫌悪いの?いつもより刺があるんだけど言葉に。何かあった?」
「何もないわ……アンタは気にせず進めなさい」
「(やっぱり機嫌が悪いな…まっ、今は気にせず)じゃあ、続きからで、彼の”女神の加護”は“金剛力士”と言って自身の身に反射付きの防御能力を纏わせる事が出来るんだって。大抵の攻撃は効かずしかも反動を返すから接近戦ではかなり厄介だと思う。俺の勇者剣技”断裂“も彼の”加護“とは相性が悪いね」
「”断裂“って何でも切れる効果を与えるんだっけ?」
「そう。強いんだけど防御反射系に弱いんだよね。ヴァレンシュ騎士長にもそれで負けたし」
「ふぅん。まあアンタは魔法攻撃もあるから有利に行けるでしょ」
「まあね。剛田君は逆に魔法適正は薄いらしいからね」
「(不愉快だけど、私とも相性はあんまりよくないのよね、あの能筋馬鹿に。あいつ、
【注:(何だか寒気が…)もう少し先に確実に敵対します。どの様に敵として対するかは…その時にでもと言う事で…咲夜がその場にいるか不明ですけど】
*
「次、キノコね」
「ホント失礼な呼び方だね。髪型でなくちゃんと名前で呼びなよ、まったく」
「煩いわ。小物に興味ないもの…」
「はあ~えっと、彼の名前は
「コバンザメってやつね。小物らしいわ」
「細見君にも語彙に刺があるね」
「そう言うアンタこそ。小物の説明に悪意があったわ。アンタらしくないわね。…もしかして」
「うん。正直彼には少し怒ってるよ。彼があの時に
「そうね……皆クロノカードの確認を騎士長にしたからね。時間の問題だったとも言えるわね」
「そうだね…おっと、続きに戻らないとね。細見君の得た“女神の加護”は“魔法接地”と言うものらしい。何でも予め魔方陣を特定の場所に刻む事で、好きなタイミングで設置した魔方陣から魔法を撃てるものだったはずだね。彼は【風】の魔法が得意だね」
「(設置型か、面倒な能力を得たわね小物の癖に……コイツも能筋馬鹿と一緒に行くはずだし。絶対敵になるわ、コイツ)」
【注:その通りです】
*
「さて、お次は…そうね、傲慢女でいいでしょ。サクサク流していきましょう!」
「もう何も言うまい。多分咲夜の言う傲慢女?とは
「気難しい?自分が上位の人間とか勘違いして下の者と見下すような唯の傲慢女よ。ただ、あの女の戦闘能力は意外と高いわね。雫の”加護“を加えると更に高まるわ」
「五条院さんの“女神の加護”は“聖援舞闘“と言い、支援、応援されればされる程身体能力が上昇する能力だ。啄木鳥さんの”加護”との相性は抜群で、五条院さんの能力を数倍パワーアップできる」
「雫の”加護”を知って無理やりパーティに引き入れたのよね。不安しかないわね。一緒のメンツもあれみたいだし」
「確か取井さんと蒔絵さんの2人だね」
「そう、その取り巻きABの2人。この2人もあれなのよね、ほとんど何もせず後ろから五条院の応援しかしてないから詳しい能力も分からないのよね」
【注:取り巻きの『取り』こと
*
「次は
「棘のある竜を召喚していたわね。迷宮探索時は、アレは驚いたわね」
「そうだね。俺も見たけど、かなりの威圧感を感じたね。まあ、ダイノボッドよりは感じなかったけど…。彼のあの召喚能力は強力だけど一度描かれている魔物を召喚すると、描かれていた物は消えるらしい。あと召喚するには魔力を籠める必要があるみたいだ。籠める量によって強さと維持力が変わるんだ」
「一度使うと消えるデメリットは痛いけど、彼にはそのデメリットを補うパートナーがいるから問題はあまりないみたいね」
「瀬戸君だね。フルネームは
「彼がいる限り武藤君は何度も召喚能力を発揮できるわ。ただ、封印するには動く事が出来ないデメリットがあるみたいね。武藤君も召喚に時間がいるみたいだから、2人には召喚、封印を確実に行う強固な前衛が不可欠ね。迷宮探索では脳筋馬鹿と組んでいたみたいね。ただ今回だけと二人とも言ってたわね」
「ゲーム好きの武藤君と絵描きの瀬戸君は、イラストデザイナー兼漫画家である従姉さんがいる彼とは意外と趣味があっているからか、嫌悪感もそんなになかったらしいね。偶にゲームやイラストに関して話したりしていたみたいだしね」
「そうなの……(ゲーム好きかぁ~)」
「武藤君と瀬戸君はもう一人と一緒に魔物狩りと収集に行くらしいよ」
*
「次だね。あとは…」
「私が迷宮で一緒に組まされた2人ね。男子の方は確か福岡だっけ?」
「そうだよ。
「煩いわね。何度も言わせないでよ。興味ないんだものしょうがないわ。他人のものに手を出す趣味もないし。(彼は別だけどね)」
「他人のもの?」
「鈍いアンタは気にしなくていいわ。彼、福岡君の“女神の加護”は“生産工房”と言う、その名の通り生産系の技能みたいね。主に”練成“を用いて周囲の物質を武器に作ったり、武器の修理を行ったりも出来るわ。彼の最大の特徴はアーティファクトも修理できる事ね。迷宮の時に彼、相楽を庇ってオーガにやられて瀕死の状態になったわ。名前の通り、何かを守りたいという願望があるみたい」
「彼は普段気弱なイメージなんだけど、あんな風に自分を犠牲にしてまでも女の子を守った彼を勇敢な男だと認識を改めたよ俺は」
「そうね…女としては守ってもらうなんて憧れよね。まあ私には関係ないけどね。(う~ん、でも彼以外は、かな。少し、なんか羨ましい、とか思っちゃったしね)…あの子、相楽は落ちたみたいだけどね…たぶん」
「
「自分自身に掛ける事も出来るみたいだわ。“纏雷”だっけかな。それをとっての高速戦術に2本で一つのアーティファクトのナイフを用いるわ。私には及ばないけどね。……ああ、あと2人は”ある儀式”の後もしばらくは王国に残るみたいね。彼は自分の生産能力を伸ばすみたい。相楽はそんな彼に付き添うみたいね。相楽の付きそうその様子はどう見ても乙女みたいよ。彼は気付いてないけど。無茶した自分を心配してくれている、くらいだわ。全く男は鈍感者ばかりね」
*
「正儀、迷宮参加組はこれで全員紹介した?」
「そうだね。これで全員だね。…あとは、他のあの時参加しなかったクラスメイトの中で
「えっと……なになに、男子からは
「男子からで、まずは倉敷君だね。倉敷君の”女神の加護“は”
「コイツ、確かよく『なんでさ?』とかよく言ってた気がするわね。あとコイツはあの脳筋馬鹿とキノコと一緒のグループみたいだわ。あいつと一緒って時点で彼の敵候補として出てきそうね」
*
「次は武藤君と瀬戸君の紹介の最後に言ったもう一人の同行者、それが東間君だね。東間君は身の丈はあるバスターソードの
「私が知ってるわけないでしょ?」
「うぅん、たぶん強化系か何かだった気がするんだけど……まあいいか。彼は結構な実力を持っているんだ。彼が武藤君達の能力展開の時間稼ぎを担当するみたいだ」
「ああ、思い出したわ。確か模擬組手で手合わせした事があるわね彼と。守りに重点を置いて戦うから粘られて意外と手間がかかった記憶があるわね。う~ん、彼とどう関わるのか気になるわね」
*
「あとは女子3名だね。鮫島さん、稲生さん、蒲生さんの3人は仲良しで一緒に遊んだりする仲みたいだね。鮫島さんは宝探しとかが好きみたいだね。あとは泳ぐのも好きらしく水泳部に所属してるんだって。彼女の”女神の加護“は”
「
「咲夜?ただ、どうしたの?」
「その残り2人の親友さんによれば、彼女は……とにかくバカだという事らしいわ」
「…成績と言う意味でなく?」
「そうね。聞いた話では向う見ずに面白い事に突っ走る感じらしいわ。2人は苦笑しながら付き合ってあげるらしいわ」
「はは。面白いね…あまり時間もないし残りのお二人を紹介しよう。稲生さんの”女神の加護“は”次元扉“と言って、ポイントとポイントに空間を繋げる扉を作る能力みたいだ。彼女達は魔王討伐にあまり関心は無いからと冒険者登録して遺跡に潜って珍しい物を探したりするらしいよ。稲生さんの能力は遺跡や迷宮攻略に置いて緊急脱出したり地上に戻るのに適してるんだって」
「そうなのよね。私が
「そうだね。最後は蒲生さんだね。彼女の持つ“女神の加護”は“霊体操作”と言う能力で所有者に【黒】の適性属性を得る事が出来るんだ。そして自身の魂を霊体化させ自由に移動出来るものだって。気絶してたり意識の無い者であれば憑依して操る事も出来るらしいよ」
「便利な能力だけど霊体化できるのは魔力が枯渇するまでみたいね。憑依も一定時間しか操作できないと言ってたわね。……でも彼女、余りこの能力使いたくないって言ってたわね」
「えっと、なんで?」
「……何でも恥しいから、とか」
「?」
【注:その理由は今後の展開で明らかになります。……惶真達と彼女達3名は迷宮大陸にある【海底遺跡】にて出会い、救援者と救助依頼者の立場で関わる予定です】
「さて、今回はこの辺で終了とします」
「ああ、なんか疲れたわ。次にこのコーナーする時は彼とか雫とが良いわ」
「はは。残りのクラスメイトや先生に関しては次回で紹介する予定です。では皆また次回に会いましょう!」
「次があればいいけどね……バイニー」
【注:あるかはその時の気分次第ですね。あるとしても2章が終了してからでしょうね。では~……】
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