【入門用少人数シナリオ】ブランケット・デイズ

メタリックガーディアンRPG


使用ルールブック メタリックガーディアンRPG(基本ルールブック) EXルールブック(サードワールドウォー)


*EXはBOSS属性エネミーの特技に使用したのみでそういったものを使用せずに敵を作成し、特技の削除や追加を行なう事は容易である(ちなみに現在のBOSSエネミーは二人分の相手を前提として加護を取っている。1人の場合は加護を3個まで減らす事)。ハンドアウトを作り、敵を増やして強化すれば3~4人のシナリオにも出来る。


【入門用キャンペーン・シナリオ】


ブランケット・デイズ~一夜の始まり~


【セッション概要】


茶番やミドルフェイズを挟まないキャンペーン用ショート・セッション。

少人数用入門シティ・シナリオ。


【対象人数】PC1~2人


【推奨レベル】3


【場所】イヅモ特別区鳳市


【NPC】2人


【モブ】複数


【エキストラ】複数


【経験点】基礎60点+α


基礎点


『60点』

シナリオ・ミッションを達成した。


『1点』

セッションに最後まで参加した/グランドミッションを達成した(人々の平和を守る)/個人ミッションを達成した。


評価点


『1点』

良いロールプレイをした/他のプレイヤーを助けるロールプレイをした/セッションの進行を助けた/手配、提供、連絡、調整を行なった。




【アフタープレイ時のPC成長】


本シナリオの次回キャンペーン推奨レベル7~9。


【キャラ作成時常備化ポイント】50点




【セッション・トレーラー】


 一仕事を終えて眠りに付くのは何処の世界だろうと共通の誰にも訪れる安らぎの時だろう。だが、そうもゆかない事情を抱えた人々もまた存在する。暗がりの中で闇が蠢けば、明星の中で光もまた立ち上がるからだ。悍しき奈落の号砲より人々の夜を守る為、新たな守護者ガーディアン達の物語が始まる。


 はがねかいなで闇を砕け!!




【ハンドアウト】


『PC1』


 君はイヅモ特別区の鳳市に住む普通の住人だ。その過去にどんな事があったのかを誰も詮索したりしないし、君がどんな生活を送っているのかに興味を持つ輩も今のところ存在しない。だが、君には守りたいものがあり、それを成せるだけの力がある。だから、今日も君はサイレンの絶えない都市の喧騒に紛れて、自分に出来る事をする為、夜明けに向かって進むのだ。巷では君の事を正義の味方や夜の番人と主張する輩もいるが、君は買い被りもいいところだと苦笑気味だろう。




『PC2』


 君は世間一般で言う企業戦士のように仕事へ忠実な傭兵だ。それが一体どうしてイヅモに流れ付いたのかは別に語る程の事でも無い。毎日の戦場に疲れていたのかもしれないし、あるいは単なるバカンスのつもりで平和な国に来たのかもしれない。だとすれば、然して特別な理由には成りえない。だが、そんな疲れ気味の風来坊にも守らなければならないと感じるものはある。それが今は自らの滞在する鳳市というだけなのだが、君を知る多くの人々は君を悪事の捨て置けない正義漢と勘違いしているようだ。彼らの誤解に報いる……君が戦う理由はそれだけで十分なのかもしれない。




*注意事項


 基本的にハンドアウトに忠実である必要は無い。彼もしくは彼女がPCとして別のハンドアウトが相応しいと思うなら変更を加えてしまうのに何ら問題は無い。ただ、このシナリオでは夜に行動する事、夜に事件が起こる事となるので夜に出歩いて問題ないPCの作成が望ましいと留意し、PCに伝達する事。また、これは少人数、最小一人からGMと共に入門する事を想定して創られたシナリオであり、敵があまり強いと途中でシナリオ崩壊やPCが死亡する可能性が高い為、敵の数とボスの強さは要調整。参加人数が一人の場合は一部のダイスが乗り易いクラスかストライカーでPCを作成する事が望ましい。二人の場合でもどちらかはストライカー推奨である事を伝える。本シナリオの性質上、多数のエネミーの登場は想定していない為、相対的にスイーパーのクラスは割りを喰う可能性もある。PC作成時、PC同士が知り合いであると導入がし易い。無論、改編する場合はその限りではない。




【オープニング・フェイズ】


『マスターシーン』


登場者???/オリジナル・エキストラ3人

場所/鳳市繁華街路地裏


 蒸し暑いはずの夜に身の毛も弥立つ冷や汗を掻いて、数人の若者達が狭く暗い通路を直走っていた。


 その形相はもはや必死というよりは死相にも近い恐怖に凍り付いている。


青年A「は、早くしろ!?! 置いていかれたいのか!!?」


青年B「あ、足が、震えて!!?」


青年C「クッソ?! ッッッ?!! き、来た!? お、お前が悪いんだからな!! お、オレは悪くねぇ!!」


青年B「お、置いていかないでくれぇええええええ!!?」


 一人のカラーギャング風の青年が足を縺れさせて倒れ込み。


 仲間達は一瞬助けるかどうか迷ったものの、すぐに通路の先に消えていく。


青年B「く、クソ!! 動けッ!! 動けよぉ!?」


 必死に起き上がって逃げようとするものの。


 青年は気付いてしまう。


 自分の数m後ろの気配に。


 もう追いつかれているのだと言う事実が彼の全身を硬直させた。


青年B「た、助け、助けてくれ!? な、何でもする!? な、何でも―――」


 しかし、その懇願はすぐ途切れた。


 彼の背後にカチャカチャと歩み寄るソレが放つ黒い光。


 輝く燐光が彼を覆い始めたからだ。


 「―――ッッッ?!!!?!」


 声無き絶叫が夜空に響き。


 翌日、彼は無残な姿で発見される事となる………。




『オープニング・フェイズPC1の場合』

登場者PC1/オリジナル・エキストラ3人/NPC1人

場所/鳳市繁華街路地裏

シナリオ・ミッション/事件の解明に協力する


風景描写


 鳳市の中央に広がる繁華街は今日も盛況で周囲は喧騒に満ちている。しかし、どうやら近頃夜間に発生する行方不明事件や連続殺人事件の話題のせいか。その喧騒には活気が乏しい。路地裏に届く程の熱気は事件が起こり始めてから失われしまっていた。君は早足になって家路に着く若者達が通り過ぎていくのを見つめている。


台詞

女子高生A「そろそろ帰らなきゃ。家、門限厳しくなったんだよね」

女子高生B「やっぱ、あの事件のせいだよね?」

女子高生C「うん。怖いし。そろそろ帰ろ」

女子高生A「そう言えば、テレビでも犯人は夜に出歩く若者を狙ってるんじゃないかって言ってた」


峯風アヤ(MGR165P)

「しばらくぶりね。PC1……探したわ。今日もいつもみたいに夜回りしているの?」

「今日は貴方に話があって来たの」

「実はフォーチュン鳳支部が貴方に仕事を頼みたいらしいわ」

「……近頃世間を賑わせている殺人事件の事よ」

「どうやら通常の警察では対処出来ないような事態になっているようで……でも、明らかにフォーチュンが出動したり、関わっていくには根拠が乏しい物証しかない。だから、貴方にお鉢が回ってきた……引き受けてくれる?」

「そう……なら、口座に幾らか振り込まれると思うから……後は貴方の仕事よ……」


結末

PCがNPCからの依頼で事件を捜査し始めたら終了。




『オープニング・フェイズPC2の場合』

登場者PC2/オリジナル・エキストラ3人/NPC1人

場所/鳳市繁華街路地裏

シナリオ・ミッション/事件の解明に協力する


風景描写


 路地裏にはいつものように立派なゴロツキになりそうな若者達が屯して、近頃話題となっている連続殺人事件に付いて話している。虚勢を張っているわけでもない彼らの話の能天気さに呆れる様子の者もあるが、溜り場から家に帰っていくような輩は今のところいない。


台詞

チーマーD「ったく、たりーぜ!! 何でオレ達がびびらなきゃいけねぇんだよ!!」

チーマーE「はは、異常者だか何だか知らねぇが、オレ達がぼこってやればいいじゃん」

チーマーF「実はオレ、昔カラテ習ってたんだよね。アチョォオオオオ」

チーマーD/E「「おいおい!! んなので相手を殺れんのかよ♪」」


ロドニー・チャン(MGR162P)

「お? 見つけたぞ。PC2……やっぱ、此処に居やがったのか。探したぜ」

「実はお前に頼みたい事があってな。近頃は話題に昇る事もあるだろ。此処ら辺で起きてる事件の事さ」

「とりあえず、もし引き受けてくれるなら、ウチの方から前金が出る。もし、解決に貢献すれば、幾らか色を付けてやれるかもな」

「じゃあ、頼んだぜ。オレはこれから机仕事なんでな。今度一杯呑もうや!!」


結末

PCがNPCからの依頼で事件を捜査し始めたら終了。




『合流・情報収集』

登場者PC1/PC2/ヴァレットもしくはNPC/エキストラ1人


風景描写


 顔見知りの二人はバッタリと繁華街の隅にある路地裏の自販機前で出くわした。世間話をしているとどうやら尾同じ以来をフォーチュンから受けてしまったらしい。彼らはならば一緒に探すかと肩を並べて歩き出した。(参加人数2人の場合を想定。1人の場合は描写しないか、自作してもよい)


調査内容

1被害者達の年齢

【理知7】

2事件発生現場の位置

【理知8】

3目撃者の捜索

【体力or知覚9】

4被害者の共通点

【理知10】

5被害者達の足取り

【幸運11】


調査方法


 PCには2D6で振ってもらう。人数が1人ならば五回1人で振って貰い、2人ならば調査内容4までを二人で分けて、5を二人で振ってもらう。尚、さっそくフォーチュンから振り込まれた財産点が3点追加される。


調査結果


1被害者達の年齢は全員が十代から二十代前半の若者。


2事件は繁華街の路地裏を中心に人気の無い場所で発生している。


3目撃者は何か黒い光を発する人型のようなものを見ており、犯人はいきなり襲い掛かって来る。


4被害者達はその多くがレムリア・ストリート界隈の出身者。


5被害者達はレムリアストリートのとある店に通っており、その後に繁華街へ足を伸ばしていた。


クリティカル情報


全員がレムリア大陸出身者で実はイヅモで生まれた者は一人もいない。


 5つの調査結果でクリティカルが一つでも出た場合、5つ目の調査が終った後。幸運にも被害者達の事に詳しい青年に出くわして情報を得る事が出来る。また、レムリアが関連している事を理解した事でバトル時に敵への理解が深まり、敵の弱点を突く事に成功し、クライマックス・フェイズにおいてイベントが起きる。


青年Q「もしかして、あんたがあいつらの事を調べてる人か?」

青年Q「オレ、あいつらのダチだったんだけど……その、話を聞いてくれないか?」

青年Q「あいつら、いいやつだったんだよ!! だ、だから、もし何か分かったら……いや、何でもない。時間取らせて悪かったよ……」


結末

調査を終えたPCが一旦落ち着いて情報を整理しようとしているところに早くも次の犠牲者が出た事を伝える警察のサイレンが鳴り響き、事件現場にPCが掛け付ける事となって終了。




*注意事項


 PCが1人の場合、情報収集フェイズ中にヴァレットや既存のNPC、サプリメントや基本ルルブに乗っている人間などを出して情報収集の手助けをさせるといい。また、調査時にはNPCを使って受け答えするとRPの練習になるだろう。時間を取られたくない。またはサクサクと進めたい場合ならば、分かった事だけを列挙してバトルフェイズへと進める事も出来る。また、PC達の調査結果が芳しくない場合はペナルティーよりも戦闘に対して有利になる効果を消す、などの引き算ではなく足し算が無くなるという風に話を持っていくと良い。明らかなペナルティーを受ける状況以外でPCのモチベーションを下げる必要性は無い。




『クライマックス・フェイズ』

登場者PC1/PC2/モブPC1人当たり3匹/BOSS属性ゲスト一匹/エキストラ(鳳市警複数)

場所/レムリアストリート/鳳市郊外の開発中無人地帯


風景描写


 その現場へ到達した時、既に警察車両が大挙して道路を封鎖していた。しかし、その喧騒とは裏腹に衆からは人の声が消えていた。近付いていくPC達が見たのは輝く奈落色の燐光が急速に路地裏へと吸い込まれていく光景と呻き声一つ上げずに倒れ付す大量の人々だった。


エネミーゲストとの遭遇時


 リンケージの能力がその力に抗っているのか。彼らは虚脱感を感じただけで、その何かがいる場所へと到達する。しかし、その先に待ち構えていたのは人間には在り得ない悍しい姿をした人型の奈落獣だった。闇色の甲冑を待とう獣人のような姿。巨大な両手両足の爪は鋭利に尖り、その大きなアギトは彼らが来ると燐光を吸い込むのを止め、猛然と吠え掛かった。


対決ロール三回


対決描写


『意思』3+2D6

圧倒的な死の気配によってPC達は大きな重圧プレッシャーを受ける。

勝利/プレッシャーを跳ね除け自由に動ける。次の対決時の値で+2。

敗北/プレッシャーに負け、自由に身動きが取れない。次の対決時の値で-2。


『反射or知覚』3+2D6

抉り込むような鋭い爪の一線がPC達を襲う。

勝利/ダメージを負わず無傷。

敗北/HPに3のダメージを受ける。


『体力』3+2D6

生身では勝ち目が無いと後ろに下がろうとしたPC達に奈落獣が追い縋る。

勝利/無事に離脱する。

敗北/HPに3のダメージを受ける。


対決時のクリティカル及びファンブル。


意思/ガーディアンでの戦闘時に1度だけ達成値に+2しても良い/GMがガーディアンとの戦闘時エネミーの達成値に1度だけ達成値に+2しても良い。


反射or知覚/反撃に成功して相手に傷を負わせ、ガーディアンでの戦闘時BOSS属性エネミーのFPが10下がる/離脱が遅れた事で追加ダメージ3を加える。


体力/即座に離脱し、ガーディアンに搭乗した事で敵エネミーにダメージを与えられた為、戦闘時BOSS属性エネミーのFPが20下がる/離脱が遅れた事で追加ダメージ3を加える。




『イベント/巨大化』


風景描写


 その奈落獣はゆっくりと巨大化しつつ、彼等を待っていた。もはや十分に滋養は取ったとでも言うのか。その突き出した大口の端は歪に歪んでいる。警察と住民達のいるストリートも近い以上、もはや一刻の猶予も無い。その邪悪な獣を討ち滅ぼさなければ、都市の住人達は更なる妖しげな能力で何かを吸い尽くされて死ぬだろう。それが直感的に分かった彼等は拳を振り上げる時を悟る。


 今こそ、鋼の腕で敵を討て!!


『イベント/もしかしたら』


 PC達が調査時の項目4と5の情報を両方得ている場合、全てのPCで『理知10』の判定を行ない、それに1回でも成功すれば、敵のBOSS属性持ちエネミーから特技 《瞬発行動1》《範囲攻撃半減》《プロテクション5》を排除して戦闘が開始される。また、調査において一回でもクリティカルして青年Qから話を聞いていた場合、リンケージとしての使命が強く胸に刻まれ、BOSS属性持ちエネミーへの攻撃が激しくなった事で、更に相手のFP-10で戦闘を開始する。


【エネミーデータ】


七ノ災禍セブンヘイズ・ビースト』×PC1人に付き3体。


種族アビス・ビースト


レベル2(モブ) サイズS


移3 行7 FP28 EN14


体7+2 反7+2 知7+2


理7+2 意7+2 幸7+2


命7 回5 砲7 壁7


武装1:七爪


攻:(斬)7+/白兵(7)  C値:12


対:0 射程:1


防御:斬0/刺0/殴0


特技 《プロテクション3》《剛打2》


描写


 巨大な七つの爪を駆使する奈落獣。漆のような黒い体に七本の尾を持つ。




大口ノ禍神マナ・アブゾーバー


種族アビス・ビースト


レベル10 サイズL


移3 行4 FP150 EN44


体9+3 反9+3 知9+3


理9+3 意9+3 幸9+3


命10 回3 砲12 壁8


武装1:噛付き


攻:(殴)10+/白兵(10)  C値:11


対:単体 射程:1


武装2:奈落収束光線


攻:(闇)+18/砲撃(12)  C値:11


対:範囲2(選択) 射程:4


特技 《☆BOSS属性》《瞬発行動1》《剛打2》《シールドガード10》《プロテクション5》《範囲攻撃半減》《拒絶の壁10》 


防御:斬10/刺10/殴10


加護


《エーギル》判定値-20 クリティカルを打ち消す。

《ヘル》ダメージを神に変更。5D6複数対象も可能。

《タケミカヅチ》受けたダメージを相手に与える(自機FP分まで) 

《トール》×2 ダメージ10D6する。ダメージ移し変え不可。


描写


 黒い甲冑を着込んだ獣人のような姿の奈落獣。輝く黒い燐光を纏っており、その口からダラダラと唾液が滴っている。


戦闘描写/特技使用時


《瞬発行動1》ラウンド中に1回イニシアチブプロセスにメインプロセスを行なえる。要約PCの手番の前に一回行動出来る。(PCの人数分ではない)


 奈落の力は獣の全身に力を漲らせ、瞬きの内に行動を可能とさせた。


《剛打2》白兵攻撃+2D6


 その巨大な腕が肥大化し、大振りの横殴りを繰り出した。


《シールドガード10》ダメージ-10 ラウンド1回


 二の腕の一部が広がって硬質化し、その攻撃を弾く盾となる。


《プロテクション5》ダメージ-5 ラウンド1回


 纏った燐光がALの力を防ぐ障壁となった。


《範囲攻撃半減》常時 加護、攻撃の範囲攻撃ダメージ半分。


 そのからだが身を縮めるようにして広範囲を殲滅せんとする全ての火力を凌ぎ切る。


《拒絶の壁10》常時 10以下のダメージを無効化


 その肉体の周囲の光景が歪み、まるで時空間すらも味方だと言わんばかりに奈落の獣が雄叫びを上げる。




戦闘終了描写


 その圧倒的な力を誇った肉体も今は崩落しつつある奈落獣はしかしそれでも不敵な笑みで炎を上げて朽ちていく。誰もその意味を知らず……しかし、確かに彼等はその都市を守る事が出来たと言えるだろう。


結末


 奈落獣を倒し、戦闘が終了した時点でエンディングフェイズへ。


『エンディング・フェイズ』

登場者/PC1/PC2/任意

場所/任意


シナリオ終了描写


 いつものように白み始めた空には夜明けが迫っている。誰もがそろそろ起き出す頃合。しかし、夜の住人にとってはそろそろ眠る頃合。明るい世界にはそれに相応しい守護者達がいる。依頼は一夜の内に片付けられ、最大の功労者達は静かに一枚のブランケットを求めて家路に着いた。また、始まるだろう闇の中の暗闘を制し、人々の夜を守る為に………。


【総括】


 入門用のキャンペーン・シナリオの導入として書き下ろしている為、随所に最低限シナリオに必要な要素を取り入れた。このシナリオではサスペンス、調査(謎解き)、生身での対決ロール、ガーディアン戦闘、イベントを盛り込んだが、物足りないならもっと描写を自分で増やしてもいい。また、欠けている要素もある。それはヒロインの不在だ。しかし、このような少し短いセッションではヒロインを設定する事が難しく(感情移入させ難い)PC達の守るべきものは日常や都市の人々という事でお茶を濁している。セッションが進めば、そのようなものを独自に設定してもいいだろう。


         シナリオ【ブランケット・デイズ~一夜の始まり~】了

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