登り坂

僕は歩く。

ひたすらに歩く。


何処まで行けるのかはわからない。

とにかく、歩く。


自分の限界を知りたい。

だから、歩く。


じっとはしていられないんだ。

歩いていないと息が詰まりそう。


そして、歩く。

必死に歩く。


本当は今すぐにでも休みたい。

しかし、歩く。


もう、何も考えたくない。

ただただ、歩く。


歩く事こそ、生きる事の様に感じる。

歩いていないと死んでしまいそう。


それにしても、

いつになったら終わるのだろう。

この登り坂は。


歩いても歩いても、

ずっと登り坂。

見渡す限り登り坂。


本当に苦しい。

下り坂になれば、

少しは楽になれるのかも。


そんな風に思ったりもするが、

下り坂には下り坂の苦痛はあるのかもしれない。


ただ、登り坂の苦痛から逃げたくて、

下り坂に対する都合のいい幻想を

抱いてしまうのかもしれない。


そして、僕は歩く。

様々な事を考えながら。


歩く事も考える事も、

もう勘弁して欲しい、と思ったりもする。


それでも、歩く。

それでも、考える。


転んでも立ち上がる。

そして、再び歩く。

そして、再び考える。


息切れしながらも歩く。

足を引きずりながらも考える。


登り坂であろうと何であろうと。

目の前に道がある限り。

いや、例え道が無かろうとも。


I'm Walking & Thinking...

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