水と油

この世界を水とするならば、

僕は油なのかもしれない。


僕はずっと、この世界に、

馴染む事が出来ずにいる。

まるで、水に弾かれる油の様に。


そして、ずっとずっと、

僕と世界との間にある境界線に、

多くの疑問を感じてもきた。


何故?

どうして?

次々と、溢れてくる疑問。


周囲、全てが水の中で、

たった一滴の油の様な僕。


周囲は僕を認識しない。

する必要も無ければ、

する機会も無いのが殆どなのだろう。


しかし、僕の方からすると、

目に映るもの全てに、

疑問が生じてくる。


何故?

どうして?

絶え間無く、降り注ぐ疑問。


でも、それは僕が、

油だから、

なんだろうな。


いや、それらの疑問が、

僕を油にするのかもしれない。


どちらにしても、

油である僕だけが、

感じ取る事が出来る。


周囲の水は、

何時までも、何処までも、

水であり続けるだけだろう。


そして、僕もまた、

油であり続けるしかない。

疑問が無くならない限りは。

ね。


The Oil Have a Lot of Question...

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