綱渡り

世界がそっぽを向いている。


でも、僕もそっぽを向いている。


お互い様なのかな。

可愛いげがないよね。


でも、それが僕なんだ。

変えたくないし、変えようがない。


それに、

世界中に一人くらいは、

そっぽを向かれている人がいてもいいじゃないか。


世界中に一人くらいは、

そっぽを向いている人がいてもいいじゃないか。


でも、これって、

本当に危うい。


一歩間違えたら、真っ逆さまなのだ。


そんな微妙なバランスが、

心地好かったりもする。


そりゃ、そっぽも向かれるはず。


世界が間違っているわけではない。


でも、僕だって間違っちゃいない。


僕からしか見えない景色を、

この世界は必要としている。


もし、必要としていないのであれば、

早々に削除してくれればいいのである。


そうすれば、もう誰も、

傷付かなくて済む。

僕だって傷付かなくて済む。


だから僕はそっぽを向いてしまう。

だから僕はそっぽを向かれてしまう。


そして、 

傷付きながらも、傷付けながらも、

謳い続ける。


僕からしか見えない景色を、

ただ、ひたすらに。


そうする事で、

こんなにも不安定なところで、

僕はバランスを保っていられる。


一歩間違えたら、真っ逆さま。

そんな危うさを楽しみながら。


やっぱり、世界は間違っちゃいない。


On the Tightrope...

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