第135話 年上になっちゃった

 クレヨンしんちゃんを子供と観ていたとき。

 ダイエットを決意したしんちゃんのママが宣言しました。

「野原 みさえ 29歳、やるわよ!」


 29さい?!

  ウソォ。まだそんなもん?


 もう、ウチ、みさえさんよりも年上?


 ショックでした。

 みさえさん、ピチピチ20代やないですか!


 野原家を知ったのは、私が小学生の頃。

 あの時、みさえさんはオバさんにしか思えなかったのですが(ごめんなさい、みさえさん)そんなに若かったとは! 私と同じくらいだと思ってました。

 でも、小学生から見るとアラサーはオバさんに思えたのです。今、思うとなんて失礼なことを思っていたのでしょうね。

 ほら、まだ、25歳がクリスマスケーキに例えられた時代でしたから。


 年上だった相手の年令を自分が超えてしまった時の切なさは皆さん経験がおありだと思います。


 私の場合は、憧れのお兄さんたちだった高校球児たちを超えてしまったことに始まり。


 次は、Eテレの好青年代表、忍◯◯太郎の土井先生(永遠の26歳)より年上になったときには物悲しく。


 そして、今はみさえさん。


 おそらく次にショックを受けるのは、ちび◯子ちゃんのママかしら。(40歳だそうです。往年のアニメのママは、現代から見ると外見が老けすぎですよね)


 男性も同じく、アニメのキャラクターの年齢を超えてしまったことに対してショックを受ける場合もあるようでして。


(41歳の春)バカボンのパパが自分より年下で意外に若かったことに衝撃を受けた、という記事をどこかで読んだときは笑ってしまいました。


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