次回予告

 やあみんな。

 轟雷牙です。

 今回の僕の活躍は見てくれたかな?


 「むかし、その地には龍が棲んでいた」という伝説の残るN県の水神山みなかみやま

 県境をふたつばかし越えた先にあるその場所に、この日、僕とシーラさんはやって来ていた。

 それは、山の麓に建つ古い教会の中庭に、彼女のご両親が眠る小さなお墓があったからだ。

 海外旅行中、突然の事故で亡くなられたシーラさんのご両親。

 まだ小さかった彼女を残し、この世を去らねばならなかったシーラさんのご両親。

 原因は、乗っていた飛行機の墜落だってことにされていた。

 それが、表立っての理由だってことにされていた。


 でも僕は、本当のことを知っていた。

 そう……あの日、あの時、あの場所でいったい何が起こったのか。

 その真実を、僕はほかの誰よりもよく知っていたんだ!


 隊長……僕もいま、あなたと同じ道を歩き出そうとしています──…


 次回「翔龍機神ゴーライガー」

 「墓前の花は、獣の臭い」

 で、また会おうなッ!

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