◆Climax01◆世界の外より来たる(4)

●第4ラウンド

▼行動値

ソウルイーター(みさと) 18

フジヤマ 13

菫 8

クロウ 8

フォモールB 7

ルイン 5

戦闘図版↓

http://www.fear.co.jp/kakuyomu_gazou/33C02_R04-01battle.jpg


 第4ラウンド、みさとに対する判定は成功したものの……魔族の乱入を防ぐ判定は厳しくなっていた。最強の敵であるディブロウを食い止める判定の難易度はすでに13だ。ルインは、フェイトをつぎ込んでこの判定に挑み―――かろうじて成功させる。

 だが、西に位置するハゲンティが、マッスル先輩の防衛ラインを突破していた。


GM:「……俺はここまでだ。あとは任せる」と言い残し、彼は倒れ伏した。防衛戦を突破したハゲンティが、PCの初期位置から西、3メートルの場所に出現! 【行動値】は9だ。

ルイン:いよいよ《限界突破》を使う時がきたようだ!

菫:はい、いきましょう、わたしの歌を聴け―――っ! 《限界突破》します!

フジヤマ:なんか演歌が流れ始めた―――っ!!(笑)

クロウ:(歌番組の司会者風味に)……歌は世につれ、世は歌につれ! 故郷で見ておられますか……お母さん、お父さん!(笑)


 菫の情念を込めた歌声が今、エリンの地に響き渡った。

 この歌声―――《限界突破》に勇気づけられ、PCの判定には1D、ダメージには2Dが追加される。今がチャンスと、フジヤマ、クロウはソウルイーターに集中攻撃を決行!

 それぞれ、25点と32点のダメージを与えたものの、まだ倒れる気配はなかった。

 なお、ハゲンティはグレネードを放るタイミングを見計らうために待機を宣言していた。

 そして、菫の行動が回ってきた。


菫:ムーブアクションでソウルイーターに接敵します! マイナーアクションで《スマッシュ》、メジャーアクションで《バッシュ》! そして《ボルテクスアタック》も! 《妨害》で3Dのままだけど……ええーいっ!! (ダイスを振る)やった、クリティカルしたっ!!

一同:おおおおおおおお―――っ!!

フジヤマ:まさに想いを乗せた一撃……っ!

菫:ダメージロールは10D+33! みんなの想いを剣に乗せて……お願いっ!! (ダイスを振る)ダイス目は34点、合計して……67点の魔法ダメージですっ!

GM:ぶっ!? 累計ダメージ134点、それはダメだ、耐えられない……っ!


 菫の剣がソウルイーターを貫いた瞬間、みさとを覆っていた肉塊がはじけ飛んだ。

 四散する悪しき魂の塊より、きらきらと輝く光の粒をまき散らしながら、みさとが投げ出された。ふわりと宙を舞うように降ってきたみさとを、菫が受け止める。

「……おかえり、みーちゃん」


GM:……だが安心するのはまだだ! 魔族たちが通ってくるゲートは、閉ざされたみさとの心が解放されるまで開いたままのようだ! 彼女の意識が取り戻すには、菫がメジャーアクションで判定を成功させねばならない。

菫:なんですと―――っ!?


 続くフォモールBは再びクロウに攻撃するも、やはりダメージは通らない。

 続くルインは《限界突破》が乗っているのをいいことに、クラブをぶん回してフォモールに殴りかかると宣言した。純粋支援の神官ルイン、まさかの白兵攻撃であった。


ルイン:ぐふふ……これが信仰の力(物理)……だ―――っ!(ダイスを振る)

GM:(ダイスを振る)回避成功! あぶねえな、おい! 達成値低いから回避したけど。

ルイン:くううっ! 私の信仰心はこの程度だというのか……!(一同爆笑)

GM:では、最後に待機していたハゲンティだ。「……やれやれ、ストラスは役に立ちませんでしたねえ」どこか小馬鹿にしたような言葉と共に、菫に向けてグレネードを構える。

菫:待って、その攻撃ってみーちゃんを巻き込んだりする?

GM:それはない。彼女は魔族にとって大事な素材からね。「ふふふ、“女神の戦士”よ……貴様をこのグレネードの餌食にしてくれ……いや、待てよ? これって巻き込んだら響みさとも死んじゃうんじゃなーい?」(一同爆笑) つまりマイナーで《グレネード:ダイレクト》を使い、菫のみをグレネードで攻撃だ!

菫:じゃあ、みーちゃんを盾にすれば……っ!

GM:台無しじゃねーかっ!?(一同大爆笑)

菫:(素になって)じ、冗談です! しませんしませんっ!! みーちゃんは親友です!(笑)

フジヤマ:これはひどい……(笑)。


 はたして―――ハゲンティの放ったグレネードは、菫を直撃した。しかしルインの《プロテクション》によって防がれ、与えたダメージは0に終わった。

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