Episode 2 何気ない日常

我が家は三人暮らし。今朝も意味不明な夢をうとうと見ながら2度寝、3度寝しながら起床した。夢などそんなものか・・・。


今朝見た夢は中国の死者に着せるような翡翠色の鎧がアニメの変形シーンさながらにガシガシと身体に嵌まっていくというもの。フロイトに精神分析をされたらどんな性欲だろうか。フロイトのことはよく知らないがユングの方が好きだ。


その夢の終わりはお札のようなものがうなじからシャツの間に入り空に運ばれていくというもの。もう少し続きが見たかったのだがそこで目覚めた。


「hepicat!」


どこからかそんな声が聞こえた。私には数年前から誰かの声が聞こえる。一体それがどこの誰で何人でどんな素性の人物なのかは全くわからないのだがまるでテレパシーのように聞こえるのだ。


私はMVをまるで病気のようにいくつも観てしまう癖がある。その為少し人よりも情報通だと自負している。ある日数百ものビデオを見るうちに気づいたことがある。△が◯や□よりも多く目に付くのだ。丸や四角ではなく三角なのだ。


ヒエラルキーでも表しているのだろうか?それともオカルトな秘密結社を顕しているのだろうかは確証は無いが考えられるのはそのあたりであろう。


ファストファッションを身に纏う私だがヴォーグをインターネット百科事典で調べていると我々が恐らく三位一体が今日の消費者文化を支配することを当然と思う間、優位にその台頭を起こしている『ヴォーグ』の役割を過小評価できない。

とのNYタイムズの記事が気になった。


三位一体の支配とは一体なんなのだろうか?ペルソナ三位一体は父なる神とその子イエスと精霊だと昔どこかのウェブサイトで目にしたことがある。確かユング心理学でも仮面という意味でこの言葉が使用されているのを教育・学習向けのコンテンツ配信サービスの動画で見かけた。


心の奥深くでは我々は共有されているというのだ。それを集合的無意識と呼ぶ。

もしかしたら私達の歴史が明日の神話になるのかもしれない。

芸術はきっと激しい勢いで表に現れる。五百羅漢図をすごく見たかったのだがどうやら見ることができそうにない。


サンチャイルドを見ることが出来ただけでも半分引き篭もり状態の私にとっては十分満足だった。心の中に太陽を見つけたそんな気分だった。


いつからか私の身の回りで起こるこの不可解な現象を記録しようと、タブレット型のコンピュータで記録し始めた。最初は何気ない日常をただ記録しようと始めたのだが、撮影し始めるとそうはいかない。


毎日ネタを考え撮影し、編集をするという作業を続けた。誰にも公開することもなく・・・。ただ誰かが私を見ているという確信があった為それを続けた。どのくらい続けたかというと365日毎日だ。


撮り続けているとある日小鳥のさえずりがまた聞こえてきた。やはり私が見えているようだ。一体どのように見えているのか考えたのだが皆目見当が付かない。

またいつものようにつぶやいた。


「あなたには私がどのように見えているのですか?wwwwww」


すると小鳥のさえずりが含みを持たせて聞こえてきた。あくまでも暗喩としてだ。今朝食べた朝食について書かれていた。


朝食はいつもこんな感じだ。食パンを取り出し、ケチャップを塗りサラミと切ってあったピーマンをのせその上にチーズを乗せ焼く3分もするとこんがりと焼けたピザトーストの出来上がりだ。10年くらい前にもよく食べていたのだが最近また食べ始めた。


その待っていた3分間、馬鹿みたいにじっとトースターを見つめていたことについて書かれていたのだ。なんとも腹立たしいのだが激怒するほどのことでもない。


このようなことが数年続いた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

応援した人

応援すると応援コメントも書けます

ビューワー設定

文字サイズ

背景色

フォント

一部のAndroid端末では
フォント設定が反映されません。

応援の気持ちを届けよう

カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。

アカウントをお持ちの方はログイン

フォロー機能を活用しよう

カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック!

アカウントをお持ちの方はログイン

フォロー機能を活用しよう

カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう!