40G.カオティック ソーラーシステム

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 ノマド『キングダム』船団のディラン船団長が、ターミナス恒星系グループの実質的な支配者、ブルゾリア社代表取締役のブラウニングと会談を行い、1時間後の事になる。


 超大型の改造輸送船キングダムは、他230隻の宇宙船と共に惑星テールターミナスから20万キロの宇宙空間で待機中だった。

 前方には鈍い銅色の星、後方には恒星からの光を返す真っ白な衛星。真空の宇宙は、開闢以来160億年の大半がそうであったように、沈黙している。


 一方で、キングダムの船橋構造体アイランド内にある会議室では、活発なエネルギーの活動が見て取れた。

 色黒白髪の船団長をはじめとして、主な船長が揃い踏みとなっている。

 会議が紛糾しているのは、先の会談においてブラウニング代表から脅迫混じりに提案された件についてだ。


「そんな話受け入れられるワケないだろう! 相変わらずフォーサーの連中はノマドを奴隷か何かと勘違いしているんじゃないか!!?」

「そもそも攻撃を受けたのは我々だろう。共和国企業のお決まりの手だな。責任を転嫁して自分達の過失を棚上げしようとするんだ。その上利益まで得ようとする」

「もうこの星系はクローズドに指定して次に行くべきだ。エクストラテリトリー以下だこんな星系」


 反対派の語気は荒い。船団の代表を攻撃された上に、自己防衛したら船団丸ごとテロリスト扱いで武力制圧までチラつかされたのだ。

 その上で、免罪と引き換えに言う事を聞け、などと勘違いも甚だしい。

 もはやこんな星にいるメリットなど無く、早々に立ち去るべきだという意見もあった。

 この場合の『クローズド』というのは、ノマドや個人の宇宙船乗りに星系に近づかないよう警告をするという意味である。

 この悪評・・はそこそこ信頼性が認められており、名指しされた惑星や星系国家にも、それなりに痛手となる。

 ノマドの持つ数少ない権力であり、精一杯の報復行為だった。


「待ってくれ、共和国のやり方はいつもの事じゃないか。ブルゾリア社の条件は悪くない。一考に値するんじゃないか?」


「移動すると言っても、ろくに船の修理も終わっていない……。何かあった時に今のヴィジランテで対応できるのか? とにかく船団の立て直しを優先するべきだろう」


「もし提案を蹴ってターミナス政府が実力行使に出たら? 何千もいる軌道上の艦隊に対抗なんて出来ないじゃないか」


 しかし、ブラウニングの提案に乗るとまでは言わないが、検討するくらいはいいんじゃないか、という層も一定いる。

 何せ成立からして寄り合い所帯のノマドである為、一枚岩など到底望めないのだ。

 また、自由な意見があってこそのノマド。意見の統一や統制など、それこそ国家など強制者フォーサーと変わりはしないのである。

 それに、望んで放浪民になった者ばかりではない。

 やむを得ず故郷の星を捨てた者などにとって、ブラウニングのぶら下げた餌はこの上なく魅力的であった。


                ◇


 船長会議後、貨物船『パンナコッタⅡ』の船首船橋ブリッジにて。


「『娘と孫』だぁ?」


 オペレーターシートに座る少女、長い紫髪に吊り目の『フィス』が眉間にシワを寄せて言う。


 ブルゾリア社代表取締役、グルー=ブラウニングがキングダム船団に依頼したのは、1.5光年(約14兆1千9百12億km、約94,861HD)銀河中心側にあるハイスペリオン星系から自分の身内を連れ帰ってほしい、という非常に私的なものだった。

 私的であるが、その報酬は非常に大きい。


 隣の星系からブラウニングの身内を連れ帰った場合、キングダム船団の惑星での滞在と自由商取引、惑星の住民が船団に参加する自由を認めた上で、逆に船団から惑星への移住者枠も設けるという。

 ついでに、先の戦闘でキングダム船団が惑星の治安組織セキュリティーに与えた損害の件も免責すると。


 最後のは言い掛かりに過ぎないとしても、前4つの条件は破格と言って良かった。


「てか有り得ないだろ、停める許可とかはともかく、移民の受け入れとかビッグ3で申請が通ったなんて話聞いた事ねぇのに…………。また騙しじゃねーの?」


「ターミナス星系を経営している・・・・・・企業なら難しくないんでしょうけど、確かに異例ね」


 懐疑的なオペ娘、フィスに相槌を打つのは、先ほどまで会議に参加していた船長のお姉さん、マリーンだ。

 自身も共和国の最上位企業に勤めていた経歴がある。


 通常、惑星間での移住は同一国家の住民でなければ許可され難い。これが同一国家内でも、自治惑星を跨いだりすると審査で落とされる場合がある。

 別国家ともなると、申請を出してから審査を終えるまで年単位で時間がかかる上、その挙句に却下される事も有り得た。

 申請を出した時点では比較的友好な2国間が、後になって情勢が変化する事もままある。


 そして相手がノマドとなると、よほど審査の緩い惑星でなければ移住が認められる事はまず無い。ノマドとは大抵、国家権力に逆らって星を出た空気を読めない厄介者の反逆者(政府関係者談)だからだ。

 ましてや、銀河先進三大国ビッグ3オブギャラクシーは文明社会における権力の権化とも言える存在。

 ノマドからの移住申請など、葉末はずえの役所の窓口ですら鼻で笑って受理すらしないだろう事請け合いだった。


 それを、今回はブラウニングの権限で1,000人近く受け入れるという。


 望まず止むを得ずノマドとして宇宙を流れている者もいる。

 例え権力により個人の権利を大きく制限されても、安全な惑星国家で行政サービスに囲まれて生活したいという者もいる。

 そういった者も船団内で発言権を持つ以上、これを「怪しい」「信じられぬ」とただ切って捨ててしまうワケにはいかないのだ。


 だが、そうそう美味しい話が無いのもまた、当然の事。


「それにしたって『ハイスペリオン』だぞ……。あんな超新星爆発みたいな宙域に誰が行きたがるっていうんだ」


 操舵手席で投げ遣りに言うのは、高身長で体格の良い姐御肌のダナだ。

 担当部署はメインメカニックなのだが、持ち回り当番で操舵手をやっている。

 どうせ待機中なので、やる事が無い。


「今あそこはいくつの艦隊が入っているんだ? ビッグ3に現地の独立政府にどこかにそそのかされた反政府軍にどさくさ紛れで侵攻した他星系の軍に火事場泥棒のPFOに……終いにはメナスまで。

 そんな所に船団なんかで入ってみろ。問答無用で攻撃されるわ」


 ハイスペリオン星系グループは、その支配を目論む複数の勢力が入り乱れての大紛争地域になっている。

 赤毛娘の知るいち地域・・・・内での複数民族による争いとは、比較にならない規模だ。


 三大国ビッグ3はそれぞれ星系艦隊規模以上の数を投入しているし、元々ハイスペリオンを統治していた政府も艦隊を増強して対抗していた。

 その政府軍も三大国ビッグ3かどこかの国の不安定化工作により分裂させられ、内輪揉めを強いられている。

 星系全域を支配する程の戦力は出せない付近の星系も、戦後に補償や権利を主張するつもりで艦隊を送り込んでいた。どさくさで宙域を掠め取ろうとするハイエナだ。

 そんな無法地帯で小銭を稼ごうと私的艦隊組織PFOも暗躍している。依頼された戦力提供の他、放置された艦艇や兵器の回収、現金価値相当キャッシュバリューの強奪、データやクリアランスといった情報資源の不正取得がメインだろうか。

 そういった様々な思惑を持つ勢力が、利害の一致を見て共闘したり裏切ったり停戦したり破ったりを繰り返している。


 堪らないのは、この宇宙規模の混沌カオスに巻き込まれる星系の住人だろう。

 三大国ビッグ3はこんな状況でも星系への入植政策を推し進め、ハイスペリオンが自国領であり自分達が管理している、という既成事実を作ろうとしている。

 全知的生命体の天敵『メナス』が現れ、派遣した艦隊に甚大な被害が出ても、その方針は変わらない。

 何故なら、政府はメナスの存在と被害を認めていないのだから。


 メカニックの姐御の言う事はもっともだ。

 キングダム船団は惑星国家の艦隊ほどではないにせよ、それでも無視出来るほど小規模の船団でもない。

 ノコノコとこんな星域に入った日には、艦隊戦力と断定されて殲滅されるのは想像に難くなかった。



 問題は、そのハイスペリオン星系にグルー=ブラウニングの娘と孫が取り残されているという事情である。



「ま、腐れフォーサーでも親って事かね。ノマドに移民権を与えてでも身内を助けたいって言うのは。条件がブラフじゃなかったらなー」


「と言うより不可能だろうが。船長会議でも結局そういう結論になったんだろ?」


「それがねぇ……無理だっていうのはみんな分かっているんだけど、諦めが付かない、みたいな?」


 はじめから分かり切っていた事だ、と鼻を鳴らすオペ娘とメカニックの姐御。

 ところが、船長のお姉さんは微妙な表情で傾いでいた。


 繰り返すが、キングダム船団230隻で乗り込んで行ったところで、地獄の釜と化したハイスペリオン星系で生き残る事は出来ない。星系艦隊の戦艦クラスがぽこぽこ落ちている最前線フロントラインなのだ。改造民間船で呑気に巡航するなど無謀に過ぎる。


 だが、前述の通り報酬は大変魅力的だ。この機会を無視するなど、船団内の移住希望者層が暴動を起こす。

 誰もがノマドとしての生き方を望んでいるワケではないが、それでもノマドを構成する一員なのだ。

 理不尽な話だが、依頼を引き受ける事が惑星の治安部隊セキュリティーを撃墜した件の免責にも繋がる。

 船団長はブラウニングの勝手な主張など断固認めないつもりだと言ったが、テールターミナスでの会談に同席していた船団事務局長(生活全般のトップ)などは、星系艦隊と戦闘になるかもと青ざめていた。

 『そんな事にはならないと確信していた』と船団長は言うが、この件では船団を危険に晒したという事で、多少非難の意見も出ている。


 ノマド原理主義者は、前述のメリットやリスクなど関係無しに強権者フォーサーの命令など撥ね退けるべし、と強固に主張していた。

 ここで権力の走狗となった悪しき前例を作るのは、今後のキングダム船団の自主性と独立性に関わると、こういうワケだ。

 脅せば言う事を聞く、などと思われるのは反権力のノマドの沽券に関わるだろう。今後も行く先々で似たような交換条件を出されかねない。


 以上のような意見がぶつかり、最終的な結論は出なかったのである。


「移住希望のヤツらは……なにか成算があるのか? 気持ちは分からんでもないが」


「話に乗りたい奴だけでハイスペリオンに行けばいいんじゃね? オレは御免だけど」


「そういうワケにもいかないでしょう…………。同じ船団の仲間を見捨てたとなれば、それこそ船団の評判的には大ダメージよ」


 ノマドは強権的な星系国家とは違う。多様な意見を持つ事を許されているからこその放浪民の船団だ。

 だからこそ、意志を統一するのは最も難しい事だった。

 分裂するのは容易い。少なくともキングダム船団は、去る者を止めない。

 しかし、惑星に移住したい者達も、それが分かっているからこそ船団を離れられないのだ。なんとしても船団の総意として、ブラウニングの提案に乗りたいところ。

 また、相互補助を信条とする船団としても、主義主張の異なる者を追い出したりは出来ない。

 ノマドはその存在意義からして、大きな矛盾を孕んでいるとも言えた。


「で、ハイスペリオンの……というか例の母娘の状況は、具体的にどんな感じ?」


「んあ? 『どんな』ってそりゃぁ…………何でそんな事訊くのよ?」


 パンナコッタの船橋ブリッジに行き詰まり感が漂う中、ややあって赤毛の美少女が口を開いた。

 何やら嫌な予感がするオペ娘だが、情報に関しては自身の仕事でもあるので、素直に説明する。


「概ねダナがさっき言った通りだな。ハイスペリオン星系の戦況は完全にカオスだ。流動的過ぎて先がさっぱり読めねー。

 問題の娘と孫ってのは本星でいいんだっけ? マリーン姉さん」


「正確には本星の衛星のひとつ、『ベルオル』ね。ハイスペリオンの共和国勢力の本拠地になっているの」


 フィスが床面のディスプレイに星系図を大写しにし、マリーンがそれに補足と解説を入れる。


 ハイスペリオンは恒星を中心に16の惑星で構成される星系だ。

 うち惑星改良テラフォームが行われ人類の生存可能圏ハピタブルゾーンにある惑星が5つ、コロニー化などで居住可能になった衛星が3つ、完全にいちから建造したコロニー構造体ストラクチャが18基あった・・・が、半数が戦闘により廃墟化していた。

 同星系内には有人惑星至近に小惑星帯が豊富であり、足下の惑星を喰い潰さなくても安定した資源供給が望める。

 また、他の星の大河を並行して貫く『スポークポイント』に位置している為、ワープゲートが設置され交通の要衝としても期待されていたが、こちらは紛争により開店休業状態だった。


 ブラウニングの娘は、共和国系企業の事業部長である夫に付いてハイスペリオンに入植した。夫はというと、共和国の星系支配政策である入植事業の責任者でもある。

 現住所は星系本星である『フィルモアス』、その3つある衛星のひとつだ。

 そこは、共和国がハイスペリオンの実効支配を既成事実化する、戦略拠点のコロニーとなっている。

 中央本星の至近で、共和国艦隊が防衛体制を固めている衛星。最前線でありながら、最も戦闘の起こりにくい場所だった。

 何故なら、そんなところで派手に戦闘を行えば、足元の本星や周辺の惑星にも飛び火し甚大な被害を出しかねないからだ。星系の中心に銃口を突き付け、人質に取ったようなものだ。

 狡猾で悪辣な共和国の浸透作戦は、上手く行っていたと言えよう。


 つい最近までは。


 星系内の戦闘はダラダラと続いていたが、同時に中央付近の戦況は硬直化していた。大規模な戦闘は起こらず、断続的に発生する小競り合いと睨み合いが恒常化しつつあった。

 しかし、ここに知的生命体の天敵『メナス』が雪崩れ込んだ事により、各勢力が半ばパニック状態に陥る。

 メナスは深刻な脅威である上に、動きが読めない。強いて言えば、知的生命体を優先して襲って来る事が予測できたが。


 戦術も戦略も無視し、ただひたすら圧倒的な物量と攻撃能力で攻めて来るメナス自律戦闘兵器群。

 星系内では比較的優勢であったはずの共和国も、小さくない損害を被り艦隊を後退させている。

 この戦略上の撤退により、入植事業で率先して送り込まれた共和国企業の社員と家族は、衛星『ベルオル』のコロニーに取り残される事になった。

 他の勢力はメナスに襲われ混乱し、またメナスも今のところベルオルのコロニーに興味を示さず、艦隊戦力ばかりを狙って攻撃している。

 つまり、攻撃こそされていないが、ベルオルの入植者達はいつ全滅するか分からない非常に危険な状況にあるというワケだ。


「一応自動防衛システムあるけどな。艦隊だって凌げる代物だけど、メナスはなー……。正直時間の問題じゃね?

 てかこんなのノマドにどうしろってんだよ。テメェのトコの艦隊で行けや」


「もう2個艦隊から3個艦隊の規模で投入しているものね。この上この星系の守りまで裂けないでしょう。いち支社長に星系を守る艦隊へ命令できる権限があるとも思えないし」


 以って、オペ娘さんと船長の分析結果は芳しくない。

 報酬は美味しいが、不可能であるというのが大方の見方だ。

 唯理も、フィスの解析したハイスペリオン星系の戦力分布を見てそう思う。

 共和国艦隊だけで約20万隻の艦艇が投入され、将兵は約3億人が従軍。多少は上下するが、連邦と皇国も似たようなものだ。

 これに当事国ハイスペリオンの星系艦隊約5万隻と、近隣星系の遠征艦隊がひっくるめて数万隻、有象無象の私設艦隊組織PFOは合わせても1万はいかないだろうが、もはや誤差の範囲内だろう。


 そして、メナスは確認された母艦型だけで1万体を超える。

 数こそ宙域の守備艦隊規模でしかないが、内蔵する小型タイプだけでも恐るべき脅威であり、その総戦力を考えれば三大国ビッグ3の艦隊が連携して事に当たる必要があるだろう。

 つまりそんな事はありえないので、結局はどこも自分のところだけで対処する必要があり、被害を出しながらメナスの攻撃を凌ぐしかないのだが。


 オペ娘の言う通り、こんな修羅場星系に230隻ばかりで乗り込んで何をどうしようというのか。


「こっそり行って身内だけ浚って来いとか無理に決まってんだろが。簡単に言いやがって。実はオレらをメナスに始末させるつもりじゃねーの?」


「それじゃ娘と孫の話はフェイクか?」


「いんや……そっちは連邦の情報で裏取った。艦隊がメナスに追い散らされて衛星の入植者が孤立したのは事実みてーだな」


 メカニックの姐御の相槌を、そもそもの疑問を呈したオペ娘が否定する。

 支社長の権限で共和国中央政府の管轄にある艦隊は動かせず、ブラウニングの家族は紛争ど真ん中の衛星に取り残された。

 ならば藁にも縋る思いで、先のテロ騒動で実力を見せたノマドを使おうとするのは不思議な流れでもない。縋るという態度ではなかったが。


 だが、無理な物は無理だ。

 パンナコッタⅡという船の高過ぎる性能を以ってしても、たった一隻で星系中の艦隊と戦うのは無謀である。撃沈される可能性もゼロではない。

 また、多少エイムに上手く乗れたとしても、この状況は引っ繰り返せないと唯理も判断した。

 ノマドの移住希望者の考えがどうであれ、ブラウニングが脅迫しようと頭を下げようと、どうにもならないというモノだった。


 ところが、


「ん? …………んんん???」


「どうしたフィス?」


「フィスちゃん、何か見付けた?」


 何となくレーダー範囲を広げて解析していたオペ娘が、吊り目を開いて素っ頓狂な声を上げる。

 常にない珍しい反応に、怪訝な顔をするメカニックの姐御と、小首を傾げている船長のお姉さん。


 そして何となく、赤毛の少女はこの件が面倒なモノに発展するという予感を覚えた。

 残念な事に、この手の予感は外れた事が無いように思う。


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