第8話

「逃げろアラヤ!」

 張り詰めたスキーグの声が広間に響き渡る。

 だが、肝心のアラヤの耳に魔術師の声は入って来なかった。

 ベルトの留め金が音を発てて弾け飛び、鉄の鱗板が剥がれ、皮鎧が引きちぎれる。

 むき出しになった傭兵の上半身はおびただしい亀裂に覆われ、それまでの倍以上に膨張していた。

「これがスウィッガー……なのか?」

 初めて目の当たりにする化物スウィッガーの異形なる姿のために、アラヤはその場に釘付けとなっていた。先刻まで剣を振るっていた男と同一人物だったとはとても思えない変貌ぶりだった。

 傭兵の双眸そうぼうは、今や真っ暗な洞穴のように深く穿うがたれ、その二つの深淵がアラヤへと向けられている。

 ――ぎ……じゅ……。

 喉が動き、濁った音が鳴る。

 と、同時にスウィッガーがゆらりと身動みじろぎをする。

 ずいぶん緩慢な動作だな、とアラヤは意外に思った。

 ぎじゅ……じゅ。

 ふたたびスウィッガーの喉が動く。そして苦しげに上体をよじった直後、亀裂に覆われた怪物の胸部が、バリバリと音を発てて真っ二つに割れた。

「ひぃぃ……」

 アラヤは自分が悲鳴を漏らしたことに気付かない。

 怪物の胸部が大きく裂かれて出来た隙間からは、ドロリとした黒い水が覗いていた。それが粘性を帯びたようにぶよぶよと細かく動いている。

 中心部から左右へとそれぞれ裂かれたスウィッガーの胸部は、元あった場所からそれぞれの二の腕に向かってべりべりという嫌な音を発てながら剥がれてゆく。先に剥げ落ちた肋骨部の先端が、またたく間に五本の指をそなえた巨大な手の形に変異する。そして、元の人間だった際には手首であった部分が、胸から半分に裂けたことで肘へと変わっていた。

 大きく肉が開けたことでさらけ出された胸部と腕部には、光沢のある黒い水がたゆたっていた。重力に逆らうように化け物の体内にしがみついているその水を、危険な状況に身を置いているにも関わらずアラヤは不思議だと感じた。切り開かれた体からは血の一滴も流れ出ていない、それもまた奇妙だった。

 ――だが暢気のんきに関心して見入っている場合ではない。

 スウィッガーは、それまでの何倍にも伸びた右の腕を、力でも蓄えるかのように懐へと巻き込んでゆく。その異様さをようやく悟ったアラヤがぶように後退する。

 それとほぼ同時に風を切ってスウィッガーの右腕が『飛んできた』。先ほどの緩慢な動作からは予想しがたい、すさまじい速さだった。

 アラヤが退いた速さを遥かに上回るそれで追ってきた化け物の手を前に、思わずラヤは目をつむってしまった。自分の好奇心が墓穴を掘ったのだと彼は戦慄せんりつした。

 『手』が襲いかかる。

 だが次の瞬間に起こった激突音はアラヤの体が引き裂かれたものではなかった。

 じゅ……じゅ……。

 スウィッガーの鳴らす雑音を耳にしたアラヤはゆっくりと小さな瞳を見開いた。

 アラヤへと繰り出された化け物の右手は、その甲から細身の槍の穂先によって石床へ縫い付けられている。その槍の石突を握る沙色の髪の少女が、気遣うようにちらりとアラヤへ振り返った。

 ケドバの表情にはコボルド達を蹴散らした時のような余裕は見られない。

「助かった……」

 その場にうずくまりそうになるアラヤにむかって『後ろへ下がれ』と言わんばかりに少女が細い顎をしゃくった。直後にスウィッガーの逆の手が横薙よこなぎにケドバを襲う。少女は躊躇ためらいなく怪物の右手から槍を引き抜くと、砂を蹴立てて後方へ跳躍し、スウィッガーの攻撃をかわす。ここで見せたケドバの敏捷さは並大抵のものではない。

 だが、初撃を外したはずのスウィッガーの腕は鞭のようにしなり、すぐさまケドバへと殴りかかってくる。今度は跳んで避けるような余裕はなく、ケドバはその場で槍を縦に構え、そので激しい殴打を受け止めた。

 衝突の瞬間、槍を弾き飛ばされそうになるのを辛うじてこらえ、「ふっ」と息を漏らし槍の穂先をスウィッガーへと向ける。姿勢を低くした姿は猫科の動物のようだった。

 ――でも、長くは持ちこたえられない。

 わずか先の未来を想像したアラヤは狼狽ろうばいした。

 もし、ケドバが一気に決着をつけようとして化け物の懐深くへ飛び込んだとして、槍の長さが邪魔して化物の長い腕からは十分に身を守れない。

 だが、距離を保ったまま攻撃をかわしているだけでは一方的に疲労が蓄積されるだけだ。やがては槍を奪われる。槍を失ってしまえば、ケドバが自分の身を守る手立てはなくなる。鞭のようにしなる腕を持つあの化け物を相手に、持ち前の身軽さのみでしのぎ切れるとはアラヤには思えなかった。

 それなのに――。

 アラヤは立ち姿を崩そうとしない魔術師を睨んだ。

 スキーグはスウィッガーの攻撃を耐え続けるケドバをよそに、通路への出口を睨んだまま動こうともしない。

 ぎじゅ……じゅ。

 化け物が更に動いた。二本の奇怪な腕が顔の前で交差し、今度は妙にゆっくりとした速度でケドバへと差し向けられる。

 スウィッガーは戦法を変えて来ている。

 それを察したアラヤの危機感は更に高まった。

 ――だが、一方のケドバは落ち着いており、石床に胸が触れるほど落としていた上体を元に戻し、一度棒立ちになって呼吸を整えると再度スウィッガーへ向け槍を構えた。

 緩やかに、ケドバを包むように、左右へと化け物は腕を広げてゆく。

 じゅい……。

 また濁った雑音が立った。

 一瞬、アラヤにはその音が、スウィッガーの笑った声のように思われた。水で組成されたはずの全身が粟立あわだつ。

 何か仕掛けてくる気だ!

 アラヤは槍を構える少女に注意を訴えようとした。だが、その声がケドバの耳に届くよりも早くスウィッガーが動いた。

 それまで緩慢であった二本の長い腕が急激に加速する。右腕がケドバの左脇を狙い、鋭い弧を描く。ケドバが体勢を落とし、左手が槍の石突に触れるほど長く柄を持ち、振りかぶる。そして間髪入れず、ひるがえった細身の槍が抉り込むように襲い掛かる怪物の右腕を引っぱたいた。衝撃音とともにスウィッガーの腕が石床へと落ちる。

 ――ではもう一方は? 

 アラヤの視線がすぐさま左腕の動きを追った。

 それはを正確に狙い、直進していた。

(つまり、僕にか!)

 アラヤをめぐる全神経が毛羽立けばだった。

 スウィッガーの右腕は波のようなうねりを起こしつつアラヤへと殺到する。ケドバは左腕を叩き落としたばかりでアラヤの立ちすくむ後方へは転身できない。

 怪物の腕が更に布のように引き裂かれ、展開し、伸びる。新たに先端となった部分が再び指へと変異し、その狂気を示すかのようにわしゃわしゃと空をく。

 今度こそ駄目か、と小さな獣は覚悟した。

 この遺跡に入ってからずっとスキーグやケドバの足手まといだった自分の姿を思い返せば妥当な死か、とも思う。

 だが、明確な死を目前に迎えながら、未だアラヤの意識はその片隅に光を残していた。一縷いちるの希望、と形容するには強靭に過ぎる光だ。アラヤの記憶の一欠片だった。

『すげェぜ、お前は! まるで可能性のかたまりだ!』

 それは、ありありと喜びのもった声だった。

 声音と口調からしてその声の主はスキーグではない。いったい誰が放った言葉だったのか、アラヤには判然としない。

 その一言を意識の底から蘇らせたことで、アラヤ自身でも驚くほど力が湧き上がるのを感じた。怪物の右腕がアラヤを目掛けて肉迫する。

 握りつぶされる、その一瞬の隙間をうようにしてアラヤの小さな体躯たいくが跳んだ。

 小さな獣に肉迫したスウィッガーの手指は、虚空をつかんでいた。そして、それのみに留まらず、新たに出来たはずの肘から下を綺麗な螺旋状の傷が覆っていた。

 小さな獣の姿は化け物の背後、砂の敷かれた石床の上にある。

 ――じゅっ!

 化け物の悲鳴のようなものをアラヤは聴いた。

 だが、それについて何かを思考する以上に、彼は水で組成された自分の体内に大きな気泡が沸き立つ奇妙な感触に困惑していた。束の間、自分が何をしたのか分からなかった。

 螺旋状の傷を付けられたスウィッガーの左腕が果実の皮をいたように、小気味よいほどするするとほどけてゆく。分裂を繰り返したことで細くなった右下腕は、あたかももつれをといた麻紐あさひもだった。

 力なく石床に垂れ落ちたそれに、怪物の切なげな濁声がかぶさる。

 アラヤは驚愕に打ち震えていた。

 首をめぐらせ見上げた先、アラヤの背中の上に小さな剃刀かみそり状の刃が発生している。それがスウィッガーの腕に傷を与えたのだ。

 ――魔法を使ったのか? 僕が?

 自分の身体を自由自在に変化させる魔術があるという話は随分まえに聴いたことがあった。だが自分に起こった変化について、あれこれと思念を巡らせる余裕は今の状況にない。

 スウィッガーは背後に立つアラヤの姿が眼に入らぬかのように、深手を負わせたはずの右腕を先ほどのように懐へ巻き込み始めている。

 アラヤにさらしたままの怪物の背中にさらなる亀裂が入る。

 じゅ……じゅ……じゅ……。

 苦悶めいた雑音を鳴らしながら、深々と裂かれた背中の亀裂が音を発てて開いた。

 背中の中央から左右へ切り開かれた肉が更なる二本の腕を形成してゆく。

 奇怪な光景を見てしまったアラヤの声が不気味さで揺らぐ。

「こいつ、腕を何本生やす気だ」

 その直後、石床を蹴る音を響かせアラヤの傍らへと長身の少女が駆けつけた。

 だが小さな獣はそれまでの守られる側という自分の立ち位置から逸脱を始めようとしていた。

「ケドバは下がってて! こいつとは僕が戦う!」

 背中の刃を強く意識しながらアラヤは沙色の髪の少女へ自分の後ろに下がるよう求めた。

 あの怪物の腕の傷を見ただろ? やれるさ、僕なら!

 そう自分を鼓舞こぶしながら、アラヤは小さな足を、二歩、背を向けたまま微動だにしない怪物へと進めた。

 ――だが。アラヤの進撃は、そのたった二歩で停まった。

 停まった、と言うより四本の足が石の床から完全に浮遊してしまっていた。

「なんだこれ! ケドバ?」

 必死に首を動かして背後を見上げると、下がるよう訴えたはずの少女が野良猫を扱うようにアラヤの首根っこを掴んでいる。そしてケドバはその手にアラヤをぶら下げたまま、素早く後方へ宙返りした。少女の長い褐色の脚が宙空を切る。

 その直後、スウィッガーの強烈な攻撃がそれまでアラヤの立っていた場所を切り刻んだ。四重に織り込まれ、放たれた怪物の腕はもはや斬撃と呼んでよかった。烈風によって巻き上げられた砂塵さじんが煙となって周辺の景色を隠す。

「あぁっ! ち、ちょっとォ!」

 アラヤの悲鳴が広間に響いた。だがそれはスウィッガーの恐るべき攻撃へ向けられたものではない。ケドバによってぶら下げられた状態のまま、獣は自分の身に起こった異常を呆然と見下ろしていた。

 ぽたりぽたりと音をたててアラヤの尻尾から雫が垂れ落ちていた。

 既にアラヤの真下には小さな水たまりが作られており、浸出した液体は石床の目地にまで流れ込んでいた。

「水が……なんで……」

 そう言葉にする内にアラヤは答えを探り当てていた。

 魔術の力の源は水なのだ。

 そしてアラヤの体はその魔術の源で構築されている。

 体から水が漏れ出ているのは、消費されたその水をアラヤ自身で制御できなくなっているからではないか? スウィッガーの腕を剥ぎ落とした、あの魔術を使ったために。

 このまま水が流れでてしまえば、アラヤの内で統合意識体アストラルの分散が始まる。

『――俺が探知できなくなるまで綺麗に散ってしまえば、それで全部お終いだ。誰もお前を呼び戻せない。そうなれば、幽霊にもならん残りカスになって、この世とあの世の境目を永遠にさまよってただろうな』

 ススリから逃げる最中、いけ好かない魔術師がアラヤに語った内容がアラヤの脳裏に再生された。同時にアラヤに恐慌の雲が沸き返る。

「こらァ! おい! スキーグ!」

 声を張り上げたアラヤを、それまで戦闘にも参加しなかった魔術師がちらりと肩越しに覗き見た。

「お前はそこで何をやってるんだ! 『逃げろ』って言ったきりか!」

 落ち着き払った態度がアラヤは憎たらしい。

「このまま僕たちを見殺しにするつもりか! 僕が幽霊の残りカスになっても本当にいいのか! なんとかしろ!」

 後半はほとんど泣き声に変わっていた。

 だが刺青の魔術師は水滴を垂らしたアラヤの姿をほんの少しの間、見留めるだけで、すぐに視線をケドバへと移す。

 沙色の髪を揺らしてケドバが魔術師へと振り返る。

「後のことは責任者が落とし前をつける。ケドバはそいつを連れて元来た通路を迂回して水源へ急げ」

「ちょっと待て。責任者ってひょっとして――うあぁ、ちょっとォ!」

 小さな獣の問いかけは半分までしか魔術師の耳には届かず、残りの声は無言で駆け出したケドバの手に引っ張られて小さくなっていった。

 アラヤの首を掴む長身の少女はスウィッガーの立つ場所を避けるように壁際を左回りに疾走する。

「アラヤ!」

 スキーグにしては珍しく、またしてもアラヤの名前をまともに呼んだ。

「お前を遺跡ここまで連れてきたのは理由がある。その訳は、お前が水源に近づけば必ず分かる!」

 小さな獣にその声が届いたかどうか、魔術師は気を留める様子もなく水源に直接つながる通路を一瞥(いちべつ)した。

 スウィッガーはその間も長く伸ばした四本の腕でケドバを追おうとしたが、その右肩を立て続けに飛来した七つの赤い光弾が撃ち貫いた。スキーグの解放した魔法だった。

 ――ギじっ!

 おぞましい声に似た音がしたあとに四本の奇怪な腕が一斉に落ち、膨張した化け物の上半身が揺れ動く。

 その隙を見たケドバは脚を速めてスウィッガーの腕を跳び越え、元来た通路へと走り出てゆく。

 ケドバとアラヤの脱出を見届けた魔術師は、掲げたスキットルからこぼれた雫を舌の上へと落とした。

 そして喉を動かすと僅かな魔力の源を体内へと送り込む。

「……そんな所で一人でたのしんでないで、そろそろこっちへ入って来たらどうだ?」

 独り言のような、抑えられた声だった。それは当然、スウィッガーに向けた言葉ではない。

 スキーグの呼びかけに応えたように、石造りの柱から人影が現れる。水読みの巫女のススリだった。

「最初から戦うつもりなのは分かってたが、スウィッガーにまで変えてしまうとは。」

 魔術師はいったんスウィッガーへ視線をやると、すぐさまベールを覆った赤い髪の巫女を睨んだ。

「やってくれたな」

「――やってしまいました」

 ススリは石柱に寄り添うように肩を預けた。そこには悪びれた様子などみじんもなく、小さな微笑みさえ浮かべている。スキーグが、その整った顔へ小さな銀色の容器を投げつけた。

 それがぶつかる寸前にススリは右手を上げ容器を軽く受け止める。

 巫女の右手が掴んだものは、スウィッガーに変異する前のコンロイに試せと投げ渡した『化物発見装置』だった。

 ぎじゅ! ぎじゅっ!

 スウィッガーが崩れた体勢を元に戻し、今度はスキーグへと狙いを定めたかのように向かってくる。

「……私を甘くみた魔術師どのがいけないのですよ?」

 二人の立つ方向へ迫るスウィッガーをよそに、ススリの右手に力が籠められた。

 途端に、銀色の容器が音を発てて潰れてゆく。およそ常人離れした力だった。

 石柱から身体を離し、水読み巫女が歩を進める。スキーグが左右色の違う刺青に覆われた眼を細めた。

「たとえいだとしても、あんな一息に変異するわけがない。仕込んだんだな?」

「はい。もちろん」

 スキーグの問いに当然のこと、とばかりにススリは即答した。

「あの筒にはかすかな水源の匂いだけで何も入ってませんでしたから、私がちょっぴりを」

 そう語りつつ、ススリは静かな歩調で広間へと進み、スウィッガーの側近くへ歩み寄ってゆく。

「――たった一嗅ぎでスウィッガーへと変えられるよう、体内の奥深くと直接水を送り込みました」

 惚れれとした表情を浮かべ、ススリは化け物を見上げた。

「そんなことが――」

「できますとも」スキーグの言葉をススリが繋いだ。「これを見てご覧なさい」

 ススリが人を喰った笑いを見せると、魔術師の持つスキットルから数滴の水が風にでも舞うようにと浮き上がった。

 スキットルを手にする魔術師の眼がにわかに開かれる。

「水に関することなら、水読みの右に出るものはいませんから」

 勝ち誇ったように口端を上げて微笑むとススリはスキーグの脇を通り抜け、スウィッガーの前に自分の身をさらした。スキットルの上を浮遊した水滴が、夢からでも覚めたように重力を思い出し、音を発てて元の器へと戻った。 

 巫女の背中を凝視していたスキーグの視線が、舌打ちとともに落ちた。

「……この始末、つけてくれるんだろうな?」

「当然」

 巫女の笑い声が広間に響いた。ススリの手のひらからこぼれ落ちた銀の容器の残骸が、スキーグの足元近くへ転がった。

 ギじゅ……ジュ……じゅ!

 二人へ近付きながら四本の長い腕をそれぞれ懐へと巻き込んでゆくスウィッガーに向かってススリは昂然こうぜんと胸を張り、両手を広げた。

「なぜなら、私はこの瞬間のために――」

 それから後はまともな言葉になっていなかった。

 嬌声きょうせいにも似た叫びを上げながら巫女が石床を蹴った。

 小さな肢体が高く跳躍する。

 ススリは喜色を露わにしてスウィッガーへと



つづく

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滴下の城塞 シタタリノシタデル 雨之森散策 @samenomori2016

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