女王の化粧師

作者 千花鶏

255

89人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

切なさや喜びや時に笑いがいっぱいつまった作品で、読むのをやめられませんでした。
登場人物も、それぞれ魅力的で始まりの一節はなんのことを言っているのだろう…と考えながら読むのもまた楽しかったです。
今後の展開も気になってしかたがないです。更新を楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

睡眠時間を削りに削って二日で読みました。こちらに掲載されている分だけでなく、未掲載の分までサイトにお伺いして番外編まで余すところなく拝読しました。
家事をしてても続きがきになって仕方がない。
これほどの長さがあるのに、全く気にならないほどぐいぐいと読めてしまう。
ストーリーの緻密さ、人間関係の複雑さ、惹き付けてやまないキャラクターたち。
色鮮やかで、けれど光と影を幾重にも重ねて描き出される物語は、主人公のダイが描き出す化粧ともよく似ていると思います。

というかすみません。
もう語彙力皆無で言います。
面白くて困る!!!

★★★ Excellent!!!

 物語は主人公が化粧の腕を買われ、貴族の青年に請われて花街を出て、女王候補の少女に仕えるところから始まります。
 最初の舞台は没落から逃れようと足掻く貴族の館、一国内の話です。その中での人間関係や女王選出戦で出会う人々との関わりを通して主人公たちは成長していきます。その結果、主人公たちが得たもの、そして主人公の手からすり抜けて行ってしまったものは……は、本編を読んでお確かめいただくとして。
 けれど、序幕の最後、主人公たちが勝ち得たものの背後には、大陸全土に吹き荒れる動乱の嵐がすぐそこまで迫っています。ここからが本当の始まりです。一幕から舞台は多くの国々を巻き込んだ大きなものへと移っていきます。それとともに、魅力的な登場人物たちも当然ながら増えていきます。

 読み始めたが最後引き込まれ、泣き、笑い、怒り、迷い……気付けば登場人物たちとともに激動の時代に翻弄される楽しさ。その合間に挟まれる、世界の美しさ、登場人物たちに感じ始める愛おしさ。
 単純な成り上がり物語ではありません。主人公を始めとする登場人物たちは皆、人間的な弱さから間違ったり、迷ったり、互いの育ってきた環境から来る齟齬や曲げられない信念のぶつかり合いと自身の感情の間で苦しんだりもします。その過程で傷ついたり命を落としたりする者も出てきます。
 そういった、美しいだけでも甘いだけでもないシビアな物語ではありますが、恋愛的なときめくシーンも、一癖も二癖もある人物たちによる自国の生き残りを背に負った政治的駆け引きシーンも、緊迫感迫力とも素晴らしく手に汗握る戦闘シーンも、是非全編通してお読みいただき、たっぷりと浸っていただきたい作品です。

★★★ Excellent!!!

ハマりました。本を読むように、(あとどれくらいかな…もっと読みたいな…)と思いながら読みました。まだおしまいになっていませんが、星をつけさせていただきます。なんで星みっつしかつけられないんでしょうね???それくらい好きです。

主人公の魅力、周りを固めるキャラの魅力、何よりしっかりした世界観が素晴らしいです。本当にありそうな国や地域!書き込み方がすごい。だけでなく、恋愛シーンが床のたうち回って悶えるくらいキます。呼吸困難になるくらいときめきたい方、こちらへどうぞ。

★★★ Excellent!!!

登場人物のキャラクター、予想を裏切っていく展開がとても魅力的な作品。話数が多く、文章も若干難しめなので読むのには決心が必要かもしれないが、それだけの価値がある。

各々の女王候補や国が抱える事情、国による宗教観の差異、難民の受け入れ問題など、現代社会に繋がるような問題も、世界観を壊さずに詳細に描かれており、一度読むとひきこまれる作品だ。

主人公の恋心の描き方が個人的にはこの話で一番好きな部分。ある時は情熱的である時は切なくある時はとことん甘くある時は背徳的に。癖になるくらい目が離せない展開となっている。

★★★ Excellent!!!

しつこいぐらいに甘い物語とは違います

主人公と彼や彼女ら周りの
時には胸がキュンとなるような
ワクワクするような甘さもあります

また
主人公に対して
辛く悲しい現実が多く襲いかかり
胸がザワザワしたり
胸が締め付けられるような
泣きたくなるような苦さもあります

私は読んでいてここまで喜怒哀楽
感情を揺さぶられた物語はないと思います!

甘くて苦いビターチョコのような読み飽きない物語をありがとうございます!!

★★★ Excellent!!!

はじめに言っておくが、けっしてふざけているわけではない。
大真面目だ。
私の語彙力を持ってこの物語の魅力を語るには一番的確でわかりやすかったのがダイソンだった。
もちろん、この物語における吸引力はゴミを吸い込むためのもののことではない。読み手を引き込むものだ。
読書が好きな人間ならば、体験したことがあるのではないだろうか。ふと読み始めた一冊、おもしろくて楽しくてページをめくる手が止まらなくなること。食べることも眠ることもその物語を味わう前には無力で、ひたすらラストにたどり着くまでのめりこんだこと。きっと何度もあるだろう。
この物語はまさしくそれなのだ。
読むことをやめられない。冒頭で引き込まれ、読み進めれるほどにぐんぐん世界に引き込まれる。続きを渇望している。
これはまさしく、「女王の化粧師」の物語。きっと、あなたにとってのたまらない一作になるだろう。