二十 思惑

 宴がようやくお開きになったのは、子の刻*もとうに過ぎた頃だった。

 逸子や父たちとともに里邸を辞し、牛車くるまに乗り込んだ結子は、疲れ切った身体と心を揺れに任せ、静かに目を閉じた。

 深い息をつき、つい今しがたまでの出来事を思い返す。じんとした指の疲れは、女御の御前で箏の琴を奏でたという、夢のようなひとときが現実であったことを教えてくれる。宴の華やいだざわめきの中に身を置いたことも、思い返せばずいぶんと久しぶりのことだった。

 そのざわめきの中で、くるりと背を向け立ち去っていく雅嗣の後ろ姿が、結子の脳裏に繰り返し浮かんでは消えていく。結子は切なく胸を震わせて、薄く目を開いた。

 彼の突き放したような態度は、結子にとって決して嬉しいものではなかったけれど、不思議と、これまでのようなやるせない悲しみを感じているわけでもない。あの雅嗣の態度はあまりに唐突で、どこか腑に落ちぬものだった。だから、そのようなうわべの態度よりもっと信じるべきものがあるのではと、どうしても思ってしまうのだ。


 ──あれほど素晴らしいひとを想っていた男が、その想いを忘れて立ち直るなど、できるとは思えません。いや……立ち直れるわけがない。


 亨の立場を借りて感情的に告げられた言葉。あれは、誰に向けたものであったか。

 元亘が現れるや、そそくさと席を立ったその横顔。軟障ぜじょうの陰での出来事から逃げ出した御簾のうちの結子を、かすかに揺らめく灯籠の光だけでそれと認めてくれたこと。八年ぶりに中の君と呼んだ、その声。

 めまぐるしくそれらのことを思い返しながら、また、幾度も幾度も遠くなる雅嗣の背の残影を追いかける。これほど去り行く背に囚われるくらいなら、なぜ一言声をかけなかったかと悔やまれて仕方がなかった。

 そう、雅嗣が元亘に対して不快感を抱いているのは、もはや疑いようがない。

 それはもしや……もしかして。結子は我慢できず心に呟く。

 もしや、あの方は本当に、昔の気持ちを思い出してくださったのでは? そして、元亘さまの存在に嫉妬しておられるのでは?

 言葉として認識したその考えは、圧倒的な力になって心に押し寄せてくる。結子は思わず息を呑んで両の手で口を押さえ、それから小さくかぶりを振って、よこしまな考えを追い払おうとした。

 要らぬ期待はよした方がいい。真夜中に考え込むとろくなことはない、あやかしの類いにつけこまれもしよう。

 外から牛飼童のひそめた声と鞭打つ音が聞こえ、ぎぎ、と車が軋んでどこかの角を曲がった。闇の中視線を移せば、隣にはじっと目を瞑っている逸子がいる。その静かな息遣いを感じながら、結子は小さく息をついた。

 僅かに吹き込む風が冷たい。結子は大仰なきぬを纏った肩をそびやかし、ふと、ちらつく光に気づいた。物見の隙から、一条の月の光が射し込んでいるのだった。

 あ……という吐息のような感嘆の声を零し、結子は車の揺れに合わせて震えるその光を見つめる。

 その月明かりは溢れんばかりの雅嗣への想いにも似て、暗く沈み続けてきた結子の心に仄かなぬくもりをもたらしてくれるようだ。

 もちろん、正直にいえば、あの方のまことの心を知りたいと思う。愚かな欲には際限がないものだから。それでも己の中に、一途に雅嗣を想っていたあの頃と変わらぬ恋心を見るだけで、結子は充分に幸せな気持ちになれる気もする。

 母の形見である、濃蘇芳の唐衣の上を滑るその光を指で辿りながら、結子はまた、くちびるに穏やかな笑みを浮かべた。




 深い眠りから目覚めた翌朝、先ほどから殿がお待ちです、と女房の茅野から伝えられた結子は、身支度を終えると、仕方なく母屋もやの父たちの許へと向かった。

 逸子はおらず、代わりに亮の姫君が几帳越しに義照と何やら話していて、結子は渡殿でふと足を止める。


「──しかし、あの頭中将はなかなかの好男子であったな」


 父の言葉に、結子の心の臓が飛び上がるように弾んだ。


「ええ、美々しい方でございました」

「我が二条堀川邸の借り手があのような者たちであれば、我が一族としても文句はあるまい」


 父が、あの方のことを話している。目の前に紗が下りてきたかのように、一瞬視界が暗くなった。

 かつて、六位の若造よ、家格の低い者よと見下し傷つけたあの方のことを、なんの躊躇いもなく好男子と仰るか、ご存じないわけでもあるまいに──


「……姫さま?」


 茅野に声をかけられて、結子はまたびくりと揺れる。思わず、ぎゅっと目を瞑った。さまざまな思いが結子の身体を駆け巡る。

 あの時、お父さまが今のように思うてくださったなら……もしそうならば、あの方とわたくしは今頃どのように生きていたのだろうか?

 恨みでもない、悔いでもない。ただ、言い表し難い虚しさが結子の心に溢れる。


「あら……」


 渡殿の結子に気づいた晴子の、これ以上ないほどに刺々しい声が知らせとなり、義照はゆっくりと振り返った。結子は凍りついたような足を引き剥がすように一歩、一歩と進み母屋へと入る。袴を捌く、しゅっ、という音が決然と響いた。


「おお、昨日はご苦労であったな」

「……ご機嫌よろしゅう、お父さま、お姉さま。……亮の姫君もいらしてたのですね」


 結子は、父や姉の機嫌を損ねぬよう注意深く言葉を選び、心の動揺を気取られぬよう小さく微笑んだ。そんな娘に、まあここに座れ、と義照が手招きをする。

 結子は、拒もうとする心に鞭打って、そちらにいざり寄った。


「お父さま?」


 首を傾げて尋ねた結子に、さして愛おしいとも思っておらぬ娘が得た誉れを重ね見ているのか、義照は機嫌よく言った。


「いや、見事であった。そなたの箏があれほど美事だとは、思うておらなんだぞ」

「ありがとう存じます」

「もうじき葛野かずらのへ戻らねばならん。その前に、そなたの父として麗景殿さまにお目通り叶うたことは幸いであったわ」


 昨夜の箏の出来栄えも、実際のところは何も分かっておられぬのかもしれない、結子は父の顔を見ながらそう思った。どこまでもご自身の名誉のためにだけ、心を砕いておられるのだ。


「……それは、ようございました」


 結子は、淡々と答えた。


「して中の君、そなたも葛野へ参るか? 日取りもじき決まるゆえに」


 珍しく、義照が顔を覗き込むようにして尋ねてきたので、結子は驚いて視線を上げた。

 以前、結子の代わりに亮の姫君を連れて行くと言い放った時のように、いつだって結子の考えなどお構いなしだったというのに。

 今度こそ、葛野へ──そう考えた瞬間、結子の心は、かつてなく強く、否と叫びをあげた。

 あの方から離れてしまう。もう、お姿を見ることも叶わぬようになってしまう。

 もちろん、いつまでも逸子の邸に世話になっているわけにはいかない。紀井守きいのかみの邸へだって、妹の任子のためを思えば行かない方がいいに決まっている。

 結局、結子には葛野へ行くことしか残されてはいないのだ。たとえ、望まぬことであったとしても。そう、なのに。


「ええ……いえ、お父さま。少しだけ、考えさせてはいただけませぬか」


 他に行く場所などないというのに、結子は思わずそう答えていた。

 ところがその言葉をどう受け取ったのか、おおそうじゃ、と何か思い出したかのような声をあげた義照は、すっと結子に身体を寄せ、蝙蝠かわほりで口許を隠しながらも、その場の誰もに聞こえるような声で言った。


「もうすぐ、元亘がやって来るぞ」


 結子は思わず姉の方へ視線を向けた。晴子ははらりと衵扇あこめおうぎを開き翳し、無言のまま、あからさまに拒絶の態度を示す。

 元亘が晴子を差し置いて、逢いたかったと結子に声をかけた昨夜の出来事は、今さら好意を持たれても困るなどと思い上がっていた晴子の鼻を思いきりへし折ったらしく、今や結子に対する敵意には凄まじいものを感じる。その気もない結子にとっては、迷惑この上ない話だ。

 しかし、どうやら義照にとっては悪くない話だったようで、結子に対して妙に機嫌よく声をかけてくるのはそのせいでもあろう。元亘の財力でもってすれば、邸を取り戻せるだけでなく、借金をも返せるやもしれぬ。そのためならば、かつて自身と晴子に恥をかかせ、ひどく怒らせたあの過去をすら、義照には帳消しにできるのかもしれない。

 元亘に、再び親しく付き合うことを許した父の魂胆は、伊予で得たという元亘の財──恐らくは結局、そういうことなのだ。金銭的に助けてもらえるならば、元亘の相手が晴子であろうと結子であろうと、義照にとってはあまり大きな問題ではないのだろう。娘がどういう気持ちでいるかなど、元々理解できる人間ではないのだから。

 その時、どこか満足げな義照と苛立ちを隠さぬ晴子の間に置かれ困り果てていたもう一人、亮の姫君が、それまで噤んでいた口を開いた。


「……中の君さま、どうか右京大夫さまをお待ち遊ばされませ」


 何のつもりだろうか、これでは火に油を注ぐようなもの。結子はさすがに眉をひそめて亮の姫君を見る。それから、それには答えず、ただ頭を下げた。


「お父さま、申し訳ございませぬが今日は──」


 その時、ちらと結子の背後に目を遣った義照は、眉間に皺を寄せた。茅野が手にした庭の秋草を見て、何か勘づいたらしい。


「うん? そなた、どこかに参るのか?」

「ええ、あの……前々からの約束で、今日は乳母めのとを訪ねることになっております」


 義照はあからさまに顔をしかめた。


「乳母? 右京か?」

「はい。それに、乳母子の弥生も今は都に戻ってきているので──」

「なぜ、そなたの方から? 所用があるならば、あちらが参ればよいではないか」


 最後まで聞かずにそう言い放った父に、結子は困ったように息をついた。


「お父さま、右京は病に臥せっております。しかも、弥生は夫を亡くして未だ一年も経っておりませぬ。どうして呼びつけることなどできましょう?」


 義照は義照で嫌味にこぼす。


「権大納言家の姫君ともあろう者が、軽々しく身分低き者をおとなおうなどと……」


 そこにまた、亮の姫君が言葉を挟んできた。


「そういえば中の君さま、大夫さまは物忌みのため、これからしばらくはお目にかかることも叶いませぬ。今日はどうかお待ちなされませ」

「そうね、ぜひそうなさるのがよろしいわ!」


 吐き捨てるような姉の甲高い声に、結子は居たたまれず、視線を落として押し黙った。

 亮の姫君が、いやに元亘の肩を持つ。しかもなぜ、元亘のことをこうもよく知っているのか。あの元亘が漂わせた侍従の薫りのことがあってから、結子の中では亮の姫君に対する疑いが渦巻いていて、その思いはいや増すばかりだ。

 もし、亮の姫君がまこと、の思惑ゆえに跡を継ぐ男子おのこのいない義照との婚姻を望んでいるのだとすれば、義照の娘婿となって正統に跡を継ぐことを目論み現れた、甥の元亘の存在は邪魔なはずなのに、彼女は最初からずいぶんと元亘に好意的で、そこがどうしても解せぬのだ。

 結子は一度くちびるを噛み締め、それからきっぱりと顔を上げてまっすぐ父を見た。

 とにかく、昨日あのようなことがあった元亘と顔を合わすのは嫌だ、それだけははっきりしているのだ。父の思わせぶりな視線も耐えられぬ。


「こたびはどうか、お許しくださいませ、お父さま」


 結子はそう言って再び静かに頭を下げると、それ以上の言葉は聞かず、乾いた衣擦れの音を鳴らして母屋を出た。はっ、と腹立ち紛れにわらう晴子の声を、背中に聞いた。


 ***


 右京の住まう小さな家は、都のはずれにあって、すでにかなり荒れた状態だった。

 破れた透垣すいがいを分け入るようにして車を入れ、簀子すのこに降り立つと、程なくして中から鈍色にびいろの衣を身につけた女が転がるように出てきた。


「姫さま……!」


 思わず翳した扇を下げる。その懐かしい声の主は、結子の乳姉妹ちしまい弥生だった。

 十七の頃、ちょうど結子が雅嗣と出逢うより少し前に伊予介いよのすけの妻となり、やがて夫につき従い伊予に下っていった弥生は、昨年の暮れに夫を亡くし、二月ふたつきほど前に都へ戻ってきた、と聞いていた。幼い頃からともに育った弥生と会うのは、だから、およそ九年ぶりのことだ。


「弥生?」

「ええ、ええ、姫さま、まことお久しゅう……」


 そこまで言うと、あとはもう涙なみだの弥生の背に手を遣って、結子は静かにうちに入る。家の中も家財が充分に揃っているとは言い難く、丁寧に修繕してあるものの破れてしまった襖なども目について、結子はこの家に来るたび、ただ申し訳ない気持ちしか浮かばない。それもこれも、自分たちが不甲斐ないせいなのだ。


「右京の具合は?」


 弥生は鼻をすんとすすって、弱々しく微笑みながら答えた。


「母は……一進一退ですわ、姫さま。痛みがひどい時には気鬱になってしまいますが、今日はいつもより具合がよさそうです」

「そう……」


 淋しく悲しいことだ。二条堀川の邸で、乳母として愛情深く結子を守り育ててくれた右京の、弱った姿を見ねばならぬなど。

 右京はしとねの上に身を起こし、肩から袿をかけて脇息に凭れかかっていた。結子の姿を認めるや、褥を降りようとするのを慌てて止める。


「いいの、そのままで……右京、お久しぶりね」

「ああ、姫さま。お変わりのう、お元気そうで右京は嬉しゅうございます」


 そう呟くや、今にもはらはらと涙を流しそうな風情の右京の手を取って、結子はぎゅっと握りしめた。

 右京を訪ねるのは三月みつきぶりだけれど、また少しばかり痩せたようにも見える。

 後ろに控える茅野に言って、摘んできた瞿麦なでしこ竜胆りんどうなどを渡すと、右京は懐かしげに目を細めた。


「美しゅうございますこと。亡き北の方さまが、この竜胆をお好きでございましたね」


 それはお母さまが大切になさっておられた二条堀川のものではないけれど、という言葉を呑み込んで、結子もまた切なく微笑み、言葉を探す。そんな結子の様子に、右京は花を弥生に託し、そっと話を変えた。


「姫さま、昨日の宴はいかがでございましたか? 右京はお話を伺わせていただくことを、それは楽しみにしておりましたのですよ」


 どのような宴であったのか、女御さまはどのようなお方であられたか、演奏はうまくいったのか、そのようなことを右京に問われるまま答えた。右京は結子の話を聞いては満足げに頷き、大いに喜んだ。

 こたびの宴に結子を招いたのが雅嗣の姉である内大臣の北の方であることも、右京は分かっているはずだったけれど、そのことには決して触れようとはしてこなかった。そうして、包み込むような笑顔で結子の話を聞き続けていた右京は、ふと真顔に戻って結子にこう尋ねた。


「宴は素晴らしいものだったようでございますけれど、姫さまには、もっといいことがおありだったのではございませぬか?」


 不意にそう問われて、結子は、もっといいこと? と訊き返す。


「ええ、姫さまの目を見れば分かりますよ。嬉しいことがおありだったのでしょう?」

「わたくしの、目?」

「姫さまのお顔に書いてあります、なんぞ、素晴らしい公達とお心を通わせられたのでは?」


 結子は、突然の右京の言葉に、ぱあっと顔に血が上ってくるのを感じた。この乳母の前では、どんな隠し事もできぬのであろうか。心に浮かんだ雅嗣の面影を追い払うのに躍起になり、結子は頬を染めるばかりで返事することもできない。

 そんな結子の様子をじっと見ていた右京は、ふう、と小さな吐息をついた。


「やはりまことだったのですね。姫さまが、右京大夫 元亘さまとお心を通わせておられる、という噂は」

「……え?」


 元亘さまと? 途端に結子の顔が曇る。そのような噂が、このような都のはずれにまで聞こえてくるほど広まっているというのか。

 言葉を失ったままの結子に、右京はこう続けた。


「姫さま、この右京に隠し事はなしでございますよ」


 しばらく右京を見つめていた結子は、ああ、と思わず声をあげ、それから小さく笑った。いつだったか、同じような言葉を聞いた覚えがある。

 右京は、なおも食い下がるかのように結子に問うた。


「元亘さまのことは、ある程度のことしか存じ上げませぬが……きっと、姫さまを大事にしてくださるのでしょう?」

「え? ええ、そう……ね、とても冷静な、落ち着いた方よ。ひどいことをなさるような方ではないわ……きっと」


 脳裏に昨夜の元亘の態度が蘇り、思わず眉を寄せた。妻になっていただきたい、というあの言葉は本気だったのだろうか。


「さようでございますか……。では、姫さまはやはり、元亘さまを婿君にお迎えになられるのでございますね」


 探るようなその言葉の裏にどこか必死な響きがあって、結子は戸惑いながらも首を横に振った。


「そのようなこと、右京はいったいどこから聞いたの?」

「違うのでございますか? でも、姫さまは……」


 どなたかと楽しい時をお過ごしになられたと、お顔を赤くなさっておられたではないですか、という右京の視線に、結子はまたふるふると首を振り、それから少しうつむいた。


「……元亘さまではないわ。元亘さまではなく──」


 そこまで言いかけて、結子ははっと口を噤んだ。いったい、何を言おうとしたのだろう。

 右京は、結子の顔色を窺うかのようにしばらくじっと見ていたが、やがて結子が視線を上げ、右京の目を見てもう一度首を振ると、はあ、大きな息をついて胸に手を置いた。


「ああ……姫さま、ほんの少しでも姫さまを疑った右京をお許しくださいませ。そうです、わたしのお育て申し上げた中の君さまは、そのようなまがいものに惑わされるようなお方ではないと、分かっておりましたのに」

「右京?」


 訳が分からず、結子は訝しげに右京を見る。そんな結子に右京はにじり寄り、しっかりとその両手を包み込むように握ると、懇願するような眼差しを結子に向けた。


「右京、いったい──」

「姫さま、よろしゅうございますか?」


 病ゆえに輝きを失ったその瞳に渾身の力を込めて、右京は必死に訴えた。


「あの方だけはなりませぬ。よろしゅうございますね? 元亘さまを受け入れることだけは、決して、決してなりませぬ」



──────────


子の刻

現在の午前一時の前後二時間。

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