第一章のあらすじ・登場人物
【「第一章 真実の名」のあらすじ】
前人未踏の「人界統一」を目指す大帝国「
劣勢に立たされた聖安は、「第一」公主
停戦から九年後、孤児として「
彼女の出生には女帝が関わる重大な秘密があり、風友の口からは明かせない程のものだという。謎に包まれた自分の出自を知るため、麗蘭は帝都
紫瑤に到着し皇宮に向かう途中、属国の反乱を鎮圧して帰国した若き上校
恵帝は、麗蘭が自分の産んだ一番目の公主であることを明かし、彼女が神巫女「
戸惑いながらも自分が公主であることを受け入れ始めた麗蘭は、恵帝に依頼され蘢と共に蘭麗姫救出の旅に出ることを決意する。
一方茗の女帝珠玉も、聖安の第一公主が別におり、光龍であるという情報を、何らかの方法で手に入れていた。
【「第一章 真実の名」の主な登場人物】
◇
此の世界<
元将軍である風友に育てられ、光龍としての使命を強く意識しながら成長する。
十六歳になり、自分が女帝となるべき公主であることを知らされる。
◇
天才と名高い青年将校。禁軍属で、位は
若くして上将軍
麗蘭と共に蘭麗姫救出を命じられる。
※上校……大佐のこと。
◇
かつて禁軍上将軍を務めた、高名な元女将軍。
公主である麗蘭を託されたため将軍職を辞し、阿宋山に孤校を開いた。
◇
麗蘭とは同門であり、唯一無二の親友。
◇
聖安の第二公主。麗蘭を隠すために第一公主として育てられた。
停戦のため人質として、茗の恭月塔で九年もの間幽閉されている。
夢見の異能を持つ。
◇
聖安の女帝で、麗蘭と蘭麗の母。先帝である
麗蘭を隠し
◇
◆
茗の女帝。他の君主を圧倒する女傑と懼れられている。
人ならざる者と組み、聖安の侵略と「光龍」を狙っている。
◆白虎(
珠帝の忠実なる臣下、四神の一。
蘭麗を監視している。
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