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『宇宙海賊☠キャプテン・モーモー』を連載しています。

 先日から『宇宙海賊キャプテン・モーモー』を連載開始しています。
 これは「つばさ文庫小説賞」用に書いた長編でございます。

 おかげさまで、初日からたくさんのフォローをいただき、ちょいとビビっております。またすでにレビューを書いてくださった方もいらっしゃり、そちらも大変感謝しております。といっても、「まだ書いてない人、早く書けや」という意味ではございませんのでご評価の方はどうぞお気遣いなく。

 つばさ文庫用ですから、読者選考もありませんので、適当な感じで、どうぞお付き合いください。

 つばさ文庫に応募する作品として、「子供向け」に対するぼくの解答が、この『キャプテン・モーモー』です。
 はちゃめちゃで突飛で、冒険やアクション多め、解説と描写は少なめ。でも、子供が笑って楽しめるような小説。そんなものを模索しました。
 極力一話の文字数も少なくしてあります。


 さて、すこし作品の裏話をしましょう。

 まず、登場人物ですが、ショッキング・ピンクのキツネと、このあと出てくるガンマン。この二人のキャラはもともとは、ぼくが子供のころ、我が家にいたぬいぐるみです。
 で、そいつらが出てくる漫画を小学生のころに書いて、さらに中学生になると彼らが出てくるSF小説を書きました。
 深紅の羽織袴とかは、そのとき付け加えられた設定です。ぬいぐるみは着ていませんでした。

 この漫画と小説のあいだあたりで、だいたいのキャラクターが作られていまして、残りのモーモー団は小説化のときに作られました。

 またパップン王子やオンギャー王子の名前もこの前後に作られています。
 大人になった今では、ちょっと考え付けないネーミングです。しょうもないダジャレなんですけど、こんなの今は出てこないなーと、キャラの名前をみて思っています。

 そして大人になり、二十歳前後だと思います。
『窓拭童子』という題名の長編小説を書きました。このときのプロットは、いま書いている『キャプテン・モーモー』とはまったく違います。モーモー団(当時はちがう名前でした)のメンバーも九人くらいいたんじゃないでしょうか? そこを、人数多いと話がもたつくとして、四人まで絞ったのが現在の状態です。

 現段階で最終話まで書いてありまして、全五十六話。
 目標は、「つばさ文庫小説賞」です。

 『モーモー』が選ばれるかどうかは分かりませんが、ぼくが考えた子供向けはこれであり、そして、この手の話を書かせれば、自分の右に出る者はいないだろうと自負しております。

 毎日二話ずつ更新。文字数少な目。子供でも読める(はずの)内容。暇な方はどうぞ。また、お暇そうなお子様がいたら、そちらにもどうぞ!



2件のコメント

  • この度は熱いレビューありがとうございます。
    雲江さんのレビューを拝見して、僕が思わず読んでみたくなるような内容でした!(めっちゃ面白そう)
    というか、雲江さんはレビューも非常に能文でいらっしゃる。

    著者にとって応援コメントやレビューは励みになりますね。ほんとありがとうございます。

    話は変わりまして。
    当ノートの裏話、子供心が詰まってていいですね。
    実は『漸太が斬る』をちょくちょく読んでいたりして、『バイト軍師シボーさん』で、雲江さんの味がなんか好きになりまして。陰ながらのファンでございます。

    ファンの一人として、『キャプテン・モーモー』が天に通じんことを祈ってます。
  •  おお、これはこれは、碧咲さん、わざわざありがとうございます。

     旧レビューを消すことになるので、どうしようかと思ったんですが、作品自体がかなりの部分改稿されているので、完全に書き直しました。

     そして、レビューをお褒め頂きありがとうございます。小説よりもレビューの方が上手なんじゃないかという危惧を抱きつつも(笑)

     今回は『キャプテン・モーモー』でつばさ文庫に挑戦しているのですが、果たしてこの選択が吉と出るか凶と出るか。

     そして、『バイト軍師シボーさん』。あれを長く書き続けられれば、かなりの戦力になってくれたのでしょうが、いかんせん、あの先が思いつかないんですよね。ま、ほぼ実話ですし。

     ということで、機会がありましたら、ちらちら読みに来てください。もう死ぬまで書き続ける覚悟でしますので。
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