あとがきにはまじめなことを書きましたが基本的に私の萌えポインツは
1 ロングコート(黒またはカーキが望ましい+ほぼ全作品に出てくる)
2 銀髪(ほぼ全作品に出てくるといっても過言ではない)
3 ごついブーツ(ほぼ全作品に以下同文)
4 ごついブーツで顔を泥まみれにして踏みにじるor踏みにじられる(ほぼ以下同文)
5 めがねっこ()
6 ラストで(ほぼ全作品)
キャラのパターンは、ほぼこれしかない。
今回は全部入りレイス先生について語りたいと思う。語りたいと思う。絶対に語りたいと思う。そりゃあ書いてないけどさあやっぱ女子としては無条件で美形であってほしいわけですよね。美形。先生は美形だったんだろうか。主人公のハダシュから見るとなさけないお医者さんキャラなので顔についてはまったく書いてないわけで、普段は首の後ろできゅって結んでるわけで、銀髪ロングの癖に実に地味なんですよね。だから顔がどうこうなんて描写が作中にあったらおかしいわけですよね。だから書いてないわけなんですけど、その点ハダシュくんは女子の衣装についてけっこうまじめに観察をしていてラトゥースのドレスについてはとくに興味しんしんでながめていて、胸元なんてこれっぽちも開いてないせいで胸の描写がまったくないのはもちろんラトゥースが比較対象であるところのヴェンデッタさんとくらべて半分以下の直径しかなさそうなイメージだからです。負けた。(といいつつちゃんと確かめている※犯罪です)
先生というからには当然、つるのほそい銀縁の丸めがねでなければならない。医者なら丸めがねですよね。んでもって普段からよれよれした革の黒いかばんを下げてるわけです。そんなかにいろいろ入ってる。メスとか包帯とかアルコールとか謎の塗り薬とかです。でもあんまり重いと持てないキャラなのでかばんはでかいけど中身はすかすか。酒は一滴も飲まない。飲めない。そのくせに酒場やら阿片窟やらをうろうろして娼婦の堕胎を手伝ったりマフィアどうしの喧嘩の治療に呼ばれたりしている。まるで昔からずっといるような顔をして、隣町のアパートを、しばらく留守にしてる間に別の借り手が来て追い出されたんだアハハハハ、とありきたりな下宿の2階を借りて住み始める。一階には大家の未亡人と娘が住んでいる。金払いはいいし、物腰もやさしい、人当たりもいい。だけどときどき一週間ぐらいいなくなって、その間、どこに行ってるかは決して言わない。未亡人は最初はちょっとドキドキしてたけど先生があまりにも人当たりがいいので逆にぴんときて先生の個人的なことには触れないほうがいいということになんとなく気づいている。娘のほうはまだようじょなので一見先生になついているように見えるけど、ある日だっこーと寄っていって、先生が抱っこしようとしてぎゃん泣き、その日以来先生には近づかない。先生も困った顔だけど別に困らない。それから先生は犬がとても嫌いです。犬は嫌いだよ。鼻がいいからね。
部屋はとてもシンプル。独身の男の部屋というより、住所のための部屋。極力ものは少なく。荷物は医療道具と着替えのみ。部屋を二つに分けて、ベッドのみの部屋と、それ以外。食事用のテーブルはなし。勉強用のデスクならある。掃除は大家の未亡人にまかせっきり。つまり、身元をあらわすものはなにひとつおいていない。
こんな感じかな。つかレイス先生には私生活がないからこんなこと考えなくてもいいんだよなあ。めがね男子であるだけでよい。