本日18:02を持ちまして我が代表作【散り際の月光】の第一章を完結とさせて頂きます。
【散り際の月光】が辿った軌跡を少しお話させてください。
COVID-19(新型コロナ)の蔓延で自宅待機を余儀無くされた時期があったのは、皆さん記憶に新しいと思います。私も小学校を卒業して半年近くその影響を喰らっていました。
そんな憂鬱な時間を何とか有意義に使おうと、当時の私は漫画を描こうと思い立ちました――が、根性が足らずに断念。
小説という形に妥協して【Last word】という作品の執筆を始めました。
これが後の【散り際の月光】です。
それからというもの、毎日のように書き、消し、また書きを繰り返したものです。
他の作品から学び、己が愚かを知り、書き直し、少し進んではまた書き直し……
正直、苦しかったです。先も全然見えなくて。
けれど、自分の中にある創作意欲の"種"が疼いて仕方無くて、取り憑かれたように続けてしまいました。
泳いでいないと死んでしまうマグロみたいにね(笑)
気付けば人生のおよそ1/3を、青春の殆どを捧げていました。
6年間の最終的な成果がたった25万字と言われればそれまでですが、そこに至るまでの数百万字も含めて私の宝物です。
流行とは程遠い作風が故、例え評価されなくても良いと思ってはいましたが、
ここまで来られたのはやはり皆さんの応援や評価があったからこそでしょう。
この上無い感謝を!
また、これで高校卒業までの目標を達成したので、しばらく実質的活動休止に入ります……私も進学しなきゃいけませんからね(^_^;)
当分の間、続編や新作は無いとお思いください。
(応援コメントへの返信や【去り際の月光】の予約投稿はするつもりです)
長らくお付き合い頂き、ありがとうございました。
