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『蟲狩り』の幸

今回は完全なる雑談ノートで〜す。


私の学校は山の上にあって、通学路や校庭を歩くだけでも色んな虫と出会います。
普通の人なら「キモッ!」「怖っ!」って反応になるような生き物も割と日常です。

そして今日、体育の授業でテニスをしていたら一匹の虫が私の方に飛んで来たんです。
スズメバチでした。
こう見えて昆虫には詳しいので、ぱっと見で

「あ、キイロスズメだ」

って分かりました。
かの有名なオオスズメバチより小さいですが、気性が荒い傾向にあります。
実際、そのときも私の黒いズボンに反応して攻撃しようとしていました。
だから、気付いたら手が動いてたんです。


パキャッ


そう、テニスラケットで叩き落としてしまったんですね。
ブッ飛ばしたハチは少し離れたところにポトッと落ちてました。
原型は留めていて、ピクピク動いてました。
また、生命力が凄い昆虫のことだから、放っておいたら起き上がって復讐して来る可能性があると思い、可哀想だけどゴリゴリ踏み躙ってしっかり殺しました。
一部始終を見ていた友達は

「お前、仕事人っていうかサイコパスっていうか……」

尊敬とドン引きの狭間にある表情をしていました(笑)



虫に関する災難はまだ続きます。
今度は昼食の時間……皆の弁当に寄り付くコバエってときどき現れますよね。
うっとおしさに耐え兼ねた私は思わず、ハエが弁当箱の縁に座ったのを認めるや否や、右手に持った割り箸で払い除けようとしました。

――いや、今日の私はちょっと手癖が悪かっただけで、本当に偶然なんです。

そう、箸と箸の間にゴマ粒大のハエが挟まっていたんです。
またしても一部始終を見ていた友達は

「漫画の強キャラかよ……」

唖然とし、唐揚げを取り落としてました(笑)




⇩帰り道に遭遇したアシダカグモ。写真で見ると迫力が半減しているのですが、広げた掌くらいデカかったです。実物は初めて見たので恐怖よりも興奮が勝ちました。
この子は別に危害を加えて来ませんでしたので、ハチやハエのような目には遭っていません(笑)

2件のコメント

  • あんたそんな強キャラだったのか…
  • 虫……私は、怖いです……。
    小さなころは、カブトムシやクワガタムシなどの人気虫(兄弟で飼っていました。流石に兄弟が虫同士を格闘させて楽しんでいる神経は理解不能でしたが)、テントウムシ、虫ではないのですがトカゲなどは触れたのですが……年齢重ねるにつれて、全て無理に。

    今は、蜘蛛のみ、家庭内害虫はじめ他の虫を食べてくれるので、近づかなければ部屋に居ても平気です。
    (それでも近づいてきたら、パニクります)

    スズメバチを叩き落とすとは……!!
    そして、割り箸でコバエ掴む!!

    すごいです!!

    見てすぐにキイロスズメバチと分かる動体視力がある時点で、物凄いです!!(語彙……)

    キイロスズメバチ、近くに巣がないことを願います。
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