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カクヨムコン11が始まりましたねっ。今回は運営からAIに関しての注意事項があったようで。

 11回目ですか。つまりカクヨムのサービス開始から11年目。
 私自身、サービス開始時に登録しているので、もうそんなに経つのかと感慨深いです。当時は読者選考という選考方法に懐疑的でしたが、今ではこれも一つの方法だと受けいれていますね。


 趣味嗜好の合わないたった一人の下読みに「糞つまんね」と落とされるリスクを考えれば、読者選考のほうが理不尽さが少ないような気もしますが、そこも考え方次第でしょうか。ここに言及すると、それだけで文字数は二千とか行きそうなので止めておきます。


 読者選考という方法が合わないなら参加しない。
 これが全てだと思います。

 ちなみに私は全てのカクヨムコンに参加しているというわけではなく、第1回目から第4回? くらいまでと、第9回目から今回の第11回目でしょうか。第9回目からは大好きなホラーで参戦していまして、第9回、10回はありがたいことに読者選考を通過させていただきました(現在、非公開)。受賞はできなかったのですが(泣

 今回こそはと意気込んで書いたのがこちらとなっております。
 タイトルは「私が受賞するためのたった一つのこと。」

 https://kakuyomu.jp/works/16818093091455485571


 モキュメンタリーホラー全盛期の今、敢えて王道の怨霊系で攻めてみました。「リング」的な、怨霊に対する純粋な恐怖を表現したつもりですが、さて反応やいかに……。

 マジでめちゃんこおもろいから読んでっ!!!(心の叫び)


 さて、今回、運営からAI使用に関する注意事項がありました。「生成AIを使用した作品には必ずタグを入れてください」というものですね。使用状況によってタグ付けしなければいけないのですが、以下に表記します。



①タグ【AI使用】
「本文の大半(目安50%以上)がAIによって生成された文章。またはそれらの文章に作者が軽微な修正を加えたもの」


②タグ【AI本文一部使用】
「本文の一部(目安50%未満)がAIによって生成された文章。またはそれらの文章に作者が軽微な修正を加えたもの」


③タグ【AI補助利用】
「AIのアイデアや資料をもとに、作者自身が本文を書いたもの。または作者自身が書いた文章の校正をAIに行わせるなど、創作の補助的に利用したもの」



 昨今のAI事情を考えれば、当然の流れですよね。とはいえ、小説を書く人間として①はどうなんだろうという気はしますが。実は一度、①を試したことがありますが、端的にいって違和感がすごかった。まず、自分の文体ではない。そこの修正に多大な労力を要するんですよね。それでいて、「矛盾していないか?」「この表現は違うだろ」「いや、そうじゃないっ!」みたいなのもあって、とてもじゃないけど公開できるレベルには達しませんでした。


 ②も同様ですね。軽微な修正では済みませんですから。なので私は今回、③のタグを付けています。文章の正しさの判断や相応しい言い回しの助言、そして時代考証など多岐にわたって優秀なアシスタントとしてAIを利用しています。ただ、3割間違っているとの認識でいるので(いや、優秀じゃなくね?)、そのあとググってAIの言っていることは正しいのか、自分での確認作業が発生しますけどね。これがすごく大事で、AIの言ったことを鵜のみにしていたらヤバかった箇所がいくつかありました。

 
 おそらく大半の参加者が何らかの用途でAIを使用していると思います。だからこその、運営のお知らせなのでしょう。その運営が「タグがあることによって、ランキング等で不利になることはありません。」と言っていますが、実際どうなんでしょうね。私が編集者だったら①は引っかかるものがありますが……。

 
 最後に私から、初めてカクヨムコンに参加するユーザーに注意喚起。AIとは関係ないのですが、★の投げすぎは非常に危険です。例え読んで面白かったからといっても、投げすぎると「読まずにお返し目当てで★を投げている」と判断されて、垢BANされます。これがけっこう問答無用で毎年、何人ものユーザーが消えています。皆様、お気をつけて!

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