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浮世風呂 前編 男湯の巻(上) 挿絵①

銭湯の番台さんの図

『明日休』と『ぬか四文』の札が貼られている。

ぬかとは「米糠」のことで、江戸時代は米糠を袋に入れて石鹸がわりに体を洗っていたそうです。

4文は、1両を10万円として換算すると、100円に相当します。
石鹸1個100円だと考えるとわかりやすいと思います。

当時の銭湯には傷薬を求めてくる客も多かったようで、番台が膏薬を火鉢で温めて柔らかくしている様子が描かれています。
当時の膏薬は軟膏ではなく、油や松脂などで薬を固めたもので使う前に温めて柔らかくする必要があったそうです。

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