新章はまさかの都?。
26話は、『平家物語ではお馴染み、あの事件からの27話、七夕の宴。
邸の主は二条院讃岐の父。ということは……鵺退治のあのお方です。
しかも宮菊がいる!?
とまあ、ここまででも、わかる人には余裕でわかっちゃいますね。

ちなみに讃岐の詠んだ和歌は、讃岐作として残っているものです。
もう少し後の時代の文献だか和歌集だかに書かれていたはずです。
どうしても讃岐が詠んだ七夕の歌を入れたくて、唯一見つけたそれを使いました。実在の有名歌人なので、和歌の創作はしたくなかったんです。

調べたのはかなり前なので記憶が曖昧ですが、実在の文献については、昔詠んだ歌をまとめたとかいう解釈もありかなと。

信濃ちゃん(正体バレバレ)の歌は、頑張って考えました!
自分で考えた歌の良し悪しは何とも言えないので、枕詞と掛詞入れて、技巧使ってるということを客観的に評価するならセーフかなと。

ところでよく考えたらこの27話、百人一首にも撰ばれてる超有名歌人の二条院讃岐 さんと、自分が考えた歌で歌合わせしてる!!
何か、めちゃくちゃ畏れ多いことしてるじゃん、自分!!!!!ヤバいw

でも信濃ちゃんはともかく、讃岐さんの歌は勝手に作れないんですよね。
これも歴史物のジレンマですかね。


そして、28話。何のひねりも無く、信濃=巴でした。
都に来たついでに、信救さんにも登場してもらいました。
巴と山吹、実際には一年くらい誕生日が離れているという設定です。
(今でいうと、同じ学年だけど4月生まれと3月生まれ。)

しかも当時は数え年なので、いわゆる予定日通り生まれていたら、2歳差だったかも知れない二人なのです。

当時の出産予定日は、今ほどの精度は無いと思いますが、経験則からある程度はわかってただろうなと。

あと、当時数え年が当たり前なら、そもそも「満年齢」に対する「数え年」という言葉や概念は無かったのかな?と思いまして、「数え年で○歳」という表現は使いたくありませんでした。
なので、3話辺りで「○歳を数える」という表現を入れています。はっきり数え年とはわかりにくいのですが、察してください、という感じです。
(※今さらですが、14話の年賀で、みんなの年齢が上がる描写を入れればよかったなと。)