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権力を持つと不利に働く


「弱いってことは、強いってこと」
昔、宮部みゆきの小説に書かれていたフレーズである。
これ、最近痛感する。
パワハラ、モラハラ・・・。する側は悪気はないし、ただ注意しただけ、こうした方がいいよ、と助言しただけだったかもしれない。
なまじ権力、上司と言う肩書があるから、立場の低い人が、注意や叱責を受けた場合、
「いじめを受けた、嫌がらせを受けた・・・」
など負の感情を抱きやすいのかな、と職場で見ていて感じることがあった。
もちろん、注意する場所などの配慮は最低限必要。後、叱った後のフォローも必要。部下がボイスレコーダーなんか持っていたら、たまったもんじゃない。
下に付く者の方がいろんな意味で強い時代ですよね。
上は怒るときも注意を入れるときも、指摘するときも細心の注意を払わなければならない。気を遣う。
このような光景を見ているから、なおのこと責任ある立場にいきたくないわ、と思う若手が増えてきているのかなとも考える。
管理職試験を受験しない若者が増えてきているという話もよく聞く。
面倒な時代になったという声もあるが、前が異常だったという声もある。
皆さんの会社ではどうですか?

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