戦闘シーンを入れたがります。バトルものであるならば、個人的には緩急をつけるつもりで一話あるいは一章のうち一度以上は戦闘シーンを入れています。入っていないものもあるかもしれませんが、気持ち的には常に入れたいと思っております。
ずっと会話しているばかりでは話が進展しているのかわからず、かつ地味でつまらないと感じてしまうため、なるべくテンポよく進めたいと考えてのことです。ただ、小説で戦闘シーンを書こうとすると硬い文章になりがちで、例えば自分の頭の中でイメージできているものをいざアウトプットしようとすると、「右足を軸にして左足で回し蹴りを放ち……」といった風に、正確ではありますが読みづらい文章になります。個人的にも、自分で書いた小説ですら読むのが面倒くさく感じます。
銭湯描写を簡易的かつわかりやすくすれば良いのですが、技術が伴っていないのでしょう。どうしても冗長な文章になります。銭湯描写以外についても同様です。話の進め方もどうしても冗長になりがちです。これはもう、何度も推敲するしかないのでしょう。時間をかけて挑むしかなく、近道など無いのです。
教もまた、私は戦闘シーンを入れたがり、無駄な描写を増やすでしょう。けれど、時間をかけることでそれを意味のある充実したひと時に変えてご覧に入れましょう。そんな心意気で今日から駆け抜けてゆきます。