• エッセイ・ノンフィクション
  • 異世界ファンタジー

リョーマ!のはなし

シンエヴァ以来に映画見に行ってきました。今回はタイトル通り「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」です。これからする話は当然ネタバレしかありませんので苦手な方はブラウザバックを。



前提として、この映画には2バージョンあります。ポケットモンスターソード/シールドみたいな感じで、リョーマ!Deside/Gloryとあります。

本当はGlory(詳細は後述)の方が観たかったのですが、ご飯食べる時間とか考慮するとDesideの方が良かったんでそっち観ました。

私は原作漫画のみのファンです。アニメや劇場版は観たことないし、テニミュもまーったく見てません。ニコニコで話題になった数曲しか歌えません。

じゃあ何で観に行こうと思ったかって、そりゃアレですよ。あらすじが徹頭徹尾狂ってるんですよ。


舞台は中学全国大会終了直後のアメリカ!
(おお!)

偶然アメリカへ家族旅行に行っていた桜乃がテニスギャングに攫われる!
(え?)

リョーマは金色のジャケットでラップしながらテニスするギャング達とラップ&テニス!
(テニスしろ?)

その最中、リョーマと桜乃は南次郎現役時代のアメリカへタイムスリップしてしまう!
(?????)


……よし!いつものテニプリだな!観るかあ!ってなったワケですよ。

私の持っている劇場版の知識って偏ってて、手塚ゾーンで隕石落としたり、リョーマとリョーガが竜巻起こしながら全裸で空中戦する感じのものだと思っていたんですよ。っていうかセルアニメの時代で止まってます。

それがなんとビックリ、フルCGって言うんですかあれ?何これ、ピクサーの映画?私、入るスクリーン間違えた?ってなりましたよ。

まあそんな感じで全国大会決勝の回想から入るんですが……観客がいきなり踊り出しました。テニスナメてんのか。

ついでにベンチのメンバーまで踊り出す中、踊りながらテニスをするリョーマと幸村。あ、あれ?私、LSDでも事前にキメたのかな?と思いました。

注目のテニスギャングは瞬殺でした。ほとんどラップバトルしかしてなかったけど、リョーマはテニスもラップも上手でした。皆川さんの早回しやべえな?

タイムスリップ後もちょいちょいミュージカルやりつつ話が進みます。あれ?もしかして俺、テニミュ観に来た?

ただ、一つ鼻についたのが、原作ではまるっきり空気だった桜乃がもうこれでもかと恋愛面で推してくるところでした。ああー!だから新テニはー!ってなったけど。

そこはすっ飛ばして、まあテニスはほとんどやってません。桜乃を誘拐したマフィア(テニスギャングとは別物)にボールで狙撃したり、桜乃と一緒に逃げてる中でボールじゃないものをどんどんマフィアに当てたり、車のハンドルをラケット挟んで回せなくしたり……テニスをしろお!

結局は股下がとても長いマフィアのボスの娘が脚にラケットを装着し、あらゆる脚技でリョーマと戦いますが、いつもの舐めプ(右手だけで戦うやつ)で負けるレベルの実力者だったことが判明。ガッカリ。いや、脚でテニスするな。

後はまあ南次郎引退の真実を追うことになるわけですが、整合性の取れそうな内容で良かったです。かつてのライバル達を召喚してミュージカルしながらテニスする頭おかしい息子なんかと戦ったら、そりゃ後進の育成に回りますよ。

とにかく徹頭徹尾テニスの王子様してました。っていうか最後の方はもう機工城アレキサンダーでした。分かる人には分かる。スタッフ、もしやヒカセン?

感想……になってませんねこれ。それじゃ、私はとっとと帰ってFF4やりたいんでこのへんで。それでは、また。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する