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エディンの裏はなし

これで本当の本当に、神器異変完結でございます。そして、毎日小説を投稿していた日々もこれで一旦終わりとなります。

寂しくなる、なんてことはありません。ただ、私は5ヶ月間読まれもしない小説をただひたすら投稿していただけなんですから。逆に明日からは時間に縛られる事が無くなると思うと清々します。

私が勝手にやった人生の徒花としてこの作品群は残しておきます。やっていたゲームが一本終わった。それだけの話です。

さて、ほぼ日刊近況ノート連載もこれで最後となります。今回は私が最後に名前を考えたキャラクター、エディンの話をしましょう。

彼は本来0周目、真基準世界の主人公として設計したキャラです。彼のコンセプトは至極単純。『どこにでもいそうなPC1』です。

ウィンドウによる真基準世界の設立から100年後、エディンはウィンドベルに入って来ます。動機は両親を殺したアウトサイドへの復讐という、ウィンドベルに入る人間としてはありきたりな理由です。

なんやかんやで存命していたウィンドウは彼のいかにもな主人公気質を気に入り、合格させました。以後、エディンはウィンドベルの下級代理人として働く事となります。

彼の指導役として指名されたのが当時99歳になっていた剣璽でした。彼は三種の神器そのものなので寿命はほぼ無限にありますからね。

ハチベイとバディを組んだのもこの真基準世界です。真基準世界のハチベイもウィンドウに拾われていました。

この3人で何度も任務をこなしているうちに、エディンはとある少女と出会います。『幸福の願い』を持つその座敷童子みたいな少女は各勢力から狙われていました。

エディンは彼女を保護し、ウィンドベルの切り札として自分のチームに誘います。それからがエディンの人生の転機でした。

……と、ここまでしか考えていません。100年後の話はそれからちっとも考えていませんからね。その後、真基準世界は世界改編が起こって新たにやり直す事になりました。要は私が飽きたんです。

やり直した世界は、今度こそエディンが主人公として活躍する世界です。そこで彼は自身の宿命と決着をつける事になります。

彼の正体は、ウィンドウと接続している『世界そのもの』最強の幻獣エデンです。

何度も世界が作り直されているのはだいたいこいつのせいです。彼こそこの世界の主人公であり、管理者でもあります。

かつてウィンドベルに敗れた負い目から、ある時を境にウィンドウの死後、ウィンドウの要求で彼の望む世界を作ることになりました。今回の『再編6周目』もウィンドウのオーダーです。

彼には二つの能力が存在します。一つ目は身体の部位を原生生物ないし幻獣に変化させるアウトサイド能力です。

この能力には制約があり、全身を原生生物に変化させたり一部でも幻獣化した場合は自我を失って暴走してしまいます。

それを補うのが二つ目の能力。自身の主人公補正を極限まで高めるアストロノミカサイド能力です。

主人公補正というのは言わば『なんでもあり』です。ハチベイのギャグ補正と対極を成す、何でも出来る能力なんです。

主人公力が極限まで高まっていれば、完全幻獣化しようが本来のエデンとしての姿を取り戻そうが、暴走することは無くなります。

ただ、今回は主人公をネクターや剣に譲っているので主人公力は低下しています。ヒロインもこの周回ではあと2年しないと誕生すらしていませんからね。

それでもなんとか完全バハムート化まで漕ぎ付けられたのは、宿敵である善の幻獣・アフラマズダと相対しているからです。彼女こそがエディンの両親を殺害した張本人ですからね。

真基準世界ではラスボスを務めていた彼女は、彼に敗北してから彼の主人公力の増加を止める為、八幡市に隠れ住もうとしていました。何にもやらないのがエディンへの対抗策ですからね。

でも、逃げた先が悪かった。結果として隠れ住むのは成功しましたが、エディンに目をつけられてしまいました。可哀想に。

まだまだ言いたい事はあるんですが、そろそろFF14の時間なんでこのへんにしておきましょう。例によってまだ書きたい事があったら追記します。

で、先程ほぼ日刊近況ノート連載は終わりと言いましたが、まだやってない事があったんでちょっとだけ続きます。あくまでほぼ日刊更新をやめるだけで、今後は不定期になります。

なので、今回もいつもので締めちゃいましょう。それでは、また。

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