昨日はあまりの激務に耐えかね、近況ノートをサボるという失態を犯してしまいました。夜勤明け研修とか正気の沙汰ではない。
何を悔やんでいるかって、昨日で丁度エピソードの区切りだったんです。トツカノツルギがどれほどの脅威か示すプレオープンですからね。
この話におけるウィンドウはぶっちゃけ当て馬です。(真木)剣より圧倒的に強いこいつをボロクソに負かすための話なんです。
ウィンドウはその気になれば相手を一瞬で消し飛ばせるほどのチート中のチートです。前作のプリスと同じ事が出来るぐらいには。
ただ、今回ばかりは相性最悪でした。戸塚の能力は対ウィンドウメタと言って良いほどです。アメノオハバリのアウトサイド無効能力とアメノハバキリの対妖怪特攻が見事にマッチしてしまいましたからね。
プロト版ではそれでも身体能力の差と実戦経験の違いで戸塚に勝っちゃったんですが、そんななろうテンプレ展開はお父さん認めません。今回はボロクソに負けて貰いました。
プロト版の戸塚と現在の戸塚ははっきり言って別物です。プロト版の時はアウトサイド無効化能力しか無かったんですが、十拳剣の伝承を漁った結果、3つぐらい能力が増えました。これは最終決戦で全部お見せします。
能力が増えるということは、アストロノミカサイド能力者の身体能力補正も爆上がりするということです。ここで歴代の十拳剣使用者をおさらいしましょう。
まず祖神イザナギ。この時点で凡百のアウトサイドはニュートラル(能力無し)で殺せるぐらいには身体能力補正が高いです。
次にスサノオ。島を引いたり八岐大蛇を斬った伝承からこれだけで筋力補正が爆上がりしています。イザナギの補正も併せて本人より強いです。
さらにタケミカヅチ。タケミナカタを相撲で諏訪まで追いやり、ナマズを力で抑えて地震を止めている神ですね。当然、筋力補正です。
そして……これは最後の結末に関係するので多くは言えませんが、とにかく筋力補正です。十拳剣は武力の象徴みたいなもんですね。
えーっと、つまり何が言いたいかって……強くしすぎちゃった♡としか言いようがありません。こいつの方がなろう系主人公なのでは?
よくよく考えたら八幡市に住む連中は転生チートの溜まり場なんでした。そういう方向性で話作れば良かったかなあ。
さて、これでウィンドウは戸塚の邪魔をする事が出来なくなりました。何でも無に還すマンの助力無しで、果たして剣はこいつを倒せるのでしょうか?無理では?
ちゃんと戸塚がモタモタしている理由も、剣が戸塚に対抗する手段も考えてあります。ご安心下さい。それでは、また。