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宇野稲厳の裏ばなし

タイヤをホイールごと変えてきました。そのテンションで第四章の執筆がモリモリ進んじゃいました。あと少し、あと少しで終わるんじゃ!

とまあ、今回の話が第三章の終わりなんですけどね。時間は残酷です。なんとか第四章の連載中に頑張って完成させたいところです。

というわけで今回の近況ノートは第三章のラスボスになっちゃった宇野の裏話です。ラスボスとしてはやったことがショボ過ぎるんですが。

宇野はプロト版において出番が一切ありませんでした。新版でもずっとモロッコに行かせといて登場させる気は毛頭ありませんでした。

ですが、設定だけはしっかりと作ってあったんですよね。なんせお稲荷様という日本最大の信仰を集めている神ですから。

宇野はとにかく「ふざける」ことに主眼を置いたキャラです。彼のセリフ部分はとにかくはっちゃける事を念頭に考えていました。

彼がポッと出した「神域」ですが、これは正直執筆中に突然生えてきた設定です。呪術廻戦の領域展開みたいなことをやりたかっただけです。ウィンドウには無意味な能力ですが。

また保食神との同一説及び保食神由来の能力はこのエピソードを考える際に思いつきました。

断水の原因は何か?と考えて、宇野を使う事を決めたんですね。このふざけた奴なら転生神達と敵対しても何ら不自然ではありませんし、農耕神なら水は密接に関連します。

本来の宇野の能力はまた別にあるんです。保食神としてのアウトサイド能力は後天性インファリアに該当します。後年同一視された要素ですからね。

彼の出で立ちが全身黒タイツだったり半裸パーカーだったりするのはとにかくふざけた格好をさせたかったからです。今後登場させる時にはもっとふざけた格好をお見せ出来ればいいなと思っています。

宇野というキャラクターの源流、そして尊の性格の源流は昔フラッシュ動画にあったふざけ倒す生徒と暴力教師です。タイトルは忘れました。

とにかくふざけ倒す生徒と暴力で制裁する教師のコンビの関係が非常に気に入っておりまして、設定だけはしっかり考えていたわけですね。実は宇野と尊はセット運用だったのです。

なんでウカノミタマをこんなふざけた奴にしたのかというのは、ふざけ倒していた奴が実はものすごい力があるっていうのをやりたかっただけなんですね。扱いに困って登場させていなかったんですが、今回日の目を見ることと相成りました。

……まあ、こいつのセリフを考えるのはとても楽しいんですが、とにかくカロリーを消費します!クロス以上にふざけたセリフを吐かせるのはとても大変です!

でもまだまだふざけが足りないですね。理想のふざけはボーボボとかデッドプールみたいな奴なんですけど、その領域には追い付かないです。

以上で宇野の裏話を終わります。明日から第四章が始まりますが、途中までは今まで書き溜めていたものです。

これからどういう展開になるのかは私も分かりません。こっから先は全て白紙。未来の私が方針転換をするかもしれませんし、途中で飽きて連載を打ち切るかもしれません。

第五章以降のプロットは考えたんで完成させるとは思いますけどね。なんとか頑張れる範囲で頑張って行きたいと思います。それでは、また。



宇野が何故あんな無駄な事をしたのか。それは後のお楽しみでございます。

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