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大崎エージェンシーコーポレートアイデンティティなど

「恋人があこがれの人でしかも自分のファンだったなんてそんなことあるんですか!?」の執筆用にまとめている作品プロットを月に一本か二本程度、ネタバレにならない範囲でサポーター限定コンテンツとしてご紹介しています。最新のサポーター限定コンテンツを公開した時点で前回分については全体公開といたします。

今回は、株式会社大崎エージェンシーのコーポレートアイデンティティなどをご紹介します。


1.コーポレートアイデンティティ
新たな「楽しい」を創造するエンターテインメントの提供を通じて「楽しい」世界の創造に寄与する

これは現在も社長(9代目)を務める澤田勝政が定めた企業理念です。
もともと大崎エージェンシーには「社是」として、創業者である大崎正之助の定めた「良質な娯楽の提供を通じて余暇の質向上に貢献する」というスローガンがありましたが、ネットなども含めてコンテンツが幅が広くなって行っている昨今の状況を踏まえて、社是を現代風にアレンジしたものです。伝統のある古い企業というイメージからの脱却を企図して、コーポレートアイデンティティの設定とともにコーポレートロゴの刷新なども実施され、ここ数年はおしゃれなエンタメ企業というイメージが付きつつあります。


2.社是
良質な娯楽の提供を通じて余暇の質向上に貢献する

創業者である大崎正之助が創業時に定めたものです。大正デモクラシーのさなか、生活の質を向上しようという意識が高まる当時の空気感を色濃く残している社是といえます。


3.興行師三訓
一.常に芸人から頼られ支える存在であれ。
一.芸人の苦悩は自分の至らなさと感じろ。
一.芸人は単なる金づるではないと思い知れ。

社是と同じく大崎正之助が定めたものですが、こちらは第二次世界大戦後に定められたものです。戦後の混乱の中、娯楽にまつわる産業では、ともすれば所属タレントを単なる飯の種と見下す風潮があり、その状況を嘆いた大崎正之助が自社はそうあって欲しくない、という強い思いから訓示としたものです。現在でも大崎エージェンシーの根本をなす考え方として、新人マネージャーには当時の問題点などともに一番最初に研修されています。


4.社訓
・社会に対して誠実であれ
・顧客に対して誠実であれ
・タレントに対して誠実であれ
・社員に対して誠実であれ
・自分に対して誠実であれ

これも大崎正之助が創業時に定めたものです。興行師三訓は主にマネージャを対象としたものですが、こちらは全社員だけでなく所属タレントについても対象とした、守るべき考え方として提示されています。当初は「芸人に対して誠実であれ」でしたが、戦後まもなく「芸人」を「タレント」と修正しています。


なお、社員証兼社員用入館証の裏面には興行師三訓と社訓、タレント用入館証には社訓が印刷されています。

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