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企画に参加するのが楽しいというお話

 皆さんいつも目を通していただきありがとうございます。
 先日公開した書きなぐりのエッセイにいただいたコメントがうれしくて、しばらくはその感想を食べて生きておりました。

 「自分はこうした考え方や感覚がある」という内容に対して、共感のコメントと、逆に自分はこうですよという、別々の感覚を共有していただけたのがとてもうれしかったです。

 自分では絶対に見ることのできない、それぞれの人生で作り上げた眼鏡越しに見た感覚を共有していただけるのは、本当に贅沢なことだと感じます。
 こうして、他人の人生観を覗くことは、私が小説を読んでいる目的の一つでもあります。コメント欄の交流では、それをより強く感じることができるため、カクヨムのコメントの多さには感謝しかありません。

 その「他人の人生観を覗く」ということにおいて、企画に参加するというのは大変大切だと思いました。ちなみに「同じお題で書きましょう」系の企画のお話です。

ジャンルも、参加への姿勢も、かける熱量もそれぞれで、自分の世界観をお題に乗せて書く人もいれば、カメレオンのように文体や世界観を変えている人もいて、読むのがとても楽しいです。
 このお題をこう使うのかという気づきもありますし、まさに千差万別といった感じで飽きが来ません。

 私は企画参加の時、あえて普段は書かない、ポップな内容やキュンキュンするような内容を書いていました。頭を悩ませることで幅が広がり、レベルアップしている感覚を味わえるのでとても楽しいです。

 また、最近は書きたいものを決めて、自分に足りない部分を探す。そして、足りない部分を補うために特定分野の情報をインプットする。という工程の密度を徐々に高めていくことに力を入れています。

 リアルとリアリティの境目、小説と我の書きなぐりの境目、そうした淡い境界線をより濃く引いてやるためにも、たくさんのインプットが必要だと感じたからです。結果として、企画で広げた幅の広さを、少しずつ深く濃いものにできているように思います。

 何歳になっても、できないことができるようになるのは楽しいですね。
 一緒に楽しめる仲間が増えると、よりうれしいと思いますので、皆さんこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
 

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