絵が描けないから、映像撮影のノウハウがないから、様々な言い訳はありますが、各種媒体を選択せずに小説を選んだ身としては、小説ならではの作品が書きたいという思いがあります。
そのため私は「言葉遊び」を極力含めるようにしています。
日本語の余韻、たぐいまれなる表現力、圧倒的な文字の多さ、どれもが魅力的だと感じています。その行間を読むことの尊さや、日本人としての矜持を大切にしたいがゆえに小説という媒体を選択しています。
だからこそ、たった一作だけでも、小説ならではの作品を生み出したいのです。
そういった意味では「馬の餌」という作品は、映像化されていないからこその視線誘導を意識して書いた作品です。
そして現在も、小説ならではを意識した作品を書いています。
私が描くものとしては初めての、章立てされたストーリーになる予定です。
もし、小説や日本語が好きだという方がいれば、公開された際には読んでやってください。