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僕がスランプになったとき

いつも仲良くしてくださる作家さんがスランプだと聞いて、僕もスランプについてちょっと考えてみました。

スランプにも色々ありますよね。僕は時々、『書きたい事がある・プロットもある・あとは書くだけ』なのに、さっぱり進まない事があります。んー、この状態、『言葉がつむげない』って言い方がしっくりきます。綿とか繭とかから糸を長く引き出そうとしても、ぷちぷち切れてしまって、次の端が見つからないみたいな感じ。パソコンの前に座っていられなくて、立ったり座ったり落ち着かなくて、コーヒーばかり飲んで、あっという間に夕方になって。

仕事でデスクワークが続くとこうなる気がします。文章書き疲れ?なのかもしれません。

でも、このスランプとはもう長い付き合い。なんとなく攻略しつつあります。それを4コマにしました。

このスランプになってるとき、「ああ、いい言葉が品切れだなあ」と感じることが多いのです。そんな時、僕は読書をします。その時に読みたいと思った本を選んで、お話の世界に逃げちゃいます。リラックスして、とっぷりと深く浸かって、自分の中をお話のことだけにします。お話がくれる言の葉のリズムに身を任せて、どこまでもどこまでも流されていく感じ。

そのうち、ふと。

「あ、書きたいな」と思います。スランプの終わりです。自分の中から殺伐とした事務言葉が洗い流されて、心揺らす言葉が満ちたのかもしれません。

いつもいつもこんな風な訳ではないのだけれど(何冊も必要なときもあります)、大好きなお話がつむぐ言葉のリズムに勢いをもらって、再び自分の力で自分の思う方角に泳ぎ出すときの気持ちは、なかなか格別です。

この頃は、特に自分がスランプだとは思ってなかったのだけど、デスクワークがコミコミではありました。なので先週今週と『十二国記』とか『鹿の王』をえいえい!と読み込んだのは、とっても心に優しくて、なんか今、言葉が自分のなかにみちみちている気がします。←ノリやすい

今度こそ長編最後まで書けるかな。カクコン告示にちょっとソワソワしてるこの頃です。

(さっき『武蔵野』向けの短編を作り始めました。この週末に公開できたらいいなあ)

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