https://kakuyomu.jp/works/1177354054881554489/episodes/1177354054884076391 最新章、『侯爵令嬢救出作戦』でスポットがあたっている某隊長ですが、過去にやらかしているため、「どうして?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
彼の名前は、有名なスペオペで一巻にして故国の消滅を決定づけた馬鹿作戦を強行した参謀と、「紙上に兵を談ず」という故事成語を残すほどの大敗をやらかした趙括(ちょうかつ)センセイからとっています。
――つまり、当初、私は彼を生き残らせる気などまったくありませんでした。
が、彼はイメージモチーフとは逆に、おそるべき適応力と信念(なの? アレ? ーー;)で死亡フラグの網を潜り抜け、主人公を間接および直接に二度も追いつめました。
人間は、良き方向に向かう意志を捨てない限り、決して取り返せない過ちなどないと思います(悪い方向に向かう意志を捨てない場合? そりゃ因果は応報するでしょう)
複雑に思われる読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、生温かい目で、どうかもう少し見守ってあげてください。