成井露丸

　板野かもさんが主宰する『改元記念アンソロジー』の参加作品です。 　コメディですが、一番の笑いどころはこの十連休ずっと仕事をしていた自分がこんな作品を書いているというところです。…

「魔王を倒して大金ゲット！」を夢見る、勇者リュース。しかし、苦労の末に辿り着いた魔王の玉座には、一通の手紙だけが残されていた。愛と絆と罵詈雑言のコメディ風ファンタジー！

凛子は田舎の高校一年生。夏休みの直前に出会った、年上の少女サナが、凛子の日常を少しだけ変えた。 突然凛子の目の前に現れて、「夏休み明けに、凛子のクラスに転校生がくる」と予言して、…

僕の幼馴染みである春待青は、ちょっとおかしい。美少女だけど、他人の名前は覚えないし空気は読めないし、あとなんか手から氷を出したりする。笑いとシリアス、あやかしてんこ盛りのドタバタ…

　新着から読者様が少しずつ来てくれて、面白ければ徐々に読者様が増えると思っていませんか？　そんなことありえないんですよ実は。 　カクヨムに投稿を初めてはや半年。カクヨムについて…

問題解決に長けた女子高生が、異常な影響力で人々を発狂させるアイドルと戦う話です。 本文は主に二人の一人称で書かれます。 問題解決に長けた女子高生は、「いまどういう状況なのか」「…

【カクヨム3周年記念選手権～編集部賞受賞作品】 ある朝目覚めた時に、別の女性が「妻」になっていた。 それは、夢の中での出来事のせい？

視線を感じたらしいの。 カクヨムに起こった異常の事実を知った時、背後に立った誰かの視線。それを知ってしまったものは、カクヨムの世界で書き続けるのか。それとも、アカウントもろとも消…

ここは数多の作品の星を管理する天体観測所『カクヨム』。 ここの住民は、作品を読むと感動した分だけ夜空に作品の星を贈る。そんな不思議な能力を持っている。 その作品を届ける配達部門の…

【カクヨム三周年記念選手権︰10日目】 「君には、世界中の物語を救う詠み人になってもらうホゥ」 　三年前、フクロウのような謎のトリにそう言われ、詠み人となったカナ・ホンダは傷心…

スカートが捲れ上がったとき、僕は失望した。 今までパンツを穿いていた彼女が、今日はなぜかノーパンだった。 名前を知らないまま百四十七回も観測してきた僕は初めて彼女に会おうと思った…

「春にはエッセイを書こう！」と思い立ち三年目になりました。 今年も春の桜エッセイをしたためました。 今回は先輩のお話です。 私の先輩は素敵な人なんです。 熱くて、清清しくって、好…

カクヨム3周年記念選手権　9日目

【カクヨム三周年記念選手権︰9日目】 　今日もまた、一人の若者がトラックにはねられて、異世界に転生した。 　転生する直前、彼は世界の狭間の説明係と出会う。

あいうえお作文（あいうえおさくぶん）は、言葉遊びのひとつである。 お題となる単語の各文字（例えば人名や物の名前など）を各句の頭文字に据えて文を作る。五十音のいずれかの行をお題と…

【KAC8】お題は「３周年」。 菫には学生時代から付き合っている彼氏がいる。もうすぐ付き合い始めてから３年の記念日がやって来るが、なぜか彼女は乗り気になれず……。

【カクヨム三周年記念選手権︰8日目】 姫野ティアラ姫、坂口文三郎、山田重子の三人は、変な名前の三人組として有名だった。 同じ悩みを持つ三人は、何となく集まるようになり、「ものぐ…

【カクヨム3周年記念選手権　8日目 】 【お題：３周年】 愛美は親友の弓子と、三年前に別れた幼馴染の事を話していた……。

私の街にある小さな小さな猫カフェ《open haard》。 そこを経営しているのは、国際結婚をして数十年である、八重子さんとバートさんという二人の老夫婦だった。 同級生で幼馴染…

たくさんの子供たちの、命の恩人の話です。 どうか、フィクションだと思って読んでください。

その日、終焉監獄に連れられてきた罪人は、記念すべき99999号の名を賜った。 もはや忘れ去られた罪である『虚偽罪』にて収監された男は、紙とペンを要求した。 そしてその手によって…

【カクヨム三周年記念選手権︰7日目】 　まだお互いの身分の差がよくわかっていなかった頃。 　私はお嬢様の騎士だった。 　二人揃えば敵無しで、怖いものなど何も無かった。 　ある…

夢見る僕と不条理の姫君、あと鬼。

今や生活は便利になったものだ。洗濯物は乾燥から折りたたみまで洗濯機がやってくれる。料理もボタン一つでポン。つくづく、進歩したものだ。もうここから一歩も出なくても生活できるのだから…

　クリームソーダの小さな気泡が静かにはじけた。

自首する旨の電話をかけた。 三分で来てくれるらしい。 その最後の三分間で何をしようか。 ぬるみきった空気に押され口をついて出てきたのは、ある一言だった。 「なあ、俺さ、聞こうと…

魔王城で繰り広げられる、最終決戦。 仲間の助けで魔王の元に辿り着いた魔法戦士少女ノリコだったが、想像を絶するその力の前に、為す術も無く追い詰められてしまう。 だが、そこに駆けつけ…

カクヨム3周年記念選手権　6日目

【カクヨム３周年記念選手権　６日目　参加作品】 ※コメディです。あらかじめご了承ください。 （そろそろ怒られるんじゃないかと思って怖いですが……）

カクヨム3周年記念選手権参加作品 お題「ルール」

『青春の一ページ』。 それはきっと誰にでも訪れる、密かに憧れてもいる人生の一コマではないでしょうか。 実はそれ、青春を司る神様が一人一人に合わせて創り上げているって知っていました…

田舎のバス停に置いてある紙とペン。 そこから始まる伝言ゲーム。

『紙とペンと○○の、○○とは何かを国民全員で考えよ』

現代の侍、笑狂句朗（わらいきょうくろう）が川柳を書く珍道中。

大学に進学した『私』は、文芸サークルで怪物と出会う。 怪物的な文才を持つ彼女は、当然のようにプロとなり、大作家の名声を欲しいままにした。 一方、『私』は……

カクヨム3周年記念選手権　4日目

3/14、ホワイトデー。僕が恋する数学少女は、空き教室で奇妙な実験を繰り返していた。 アツくてちょっと変わったラブコメ。数学の勉強にもなるかもしれない！(？) ☆2019KAC…

　1920年代のアメリカ合衆国。 　退廃と暴力渦巻く中、青年ダニー・ホワイトは父の理想を継ぐように、新聞記者になっていた。 『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3r…

　幼馴染の燿子と一緒に、体育倉庫に閉じ込められてしまった雅史。 　もどかしい二人の距離が一気に縮まる――かと思いきや、案外何も起こらず――？ 『カクヨム3周年記念選手権～Ka…

届かない恋をしている私。今日も病室で、この想いを詩にする。 決して届くことはない想いでも、せめて遠くにとばしたい。

「まともな人間では太刀打不可能」と言われる最強武術一家に生を受けた美少女高校生、鬼瓦雪姫（おにがわら　ゆうき）。 そんな彼女のスカートの中を一目覗くため、ろくでなしの不良少年で…

秋田に住む十六歳の大石ふた葉は、東京に住む青年、下條青汰から招待を受ける。 きっかけは、二年前に亡くなったふた葉の曾祖母の遺言状。 「二番目のひ孫のふた葉を、青汰の婚約者にしてほ…

僕には、彼女がいる。それも、誰もが認める可愛い女の子だ。彼氏になった贔屓目なしに、そう思う。 でも、だからこそ、疑問に思い続けていたことがある。 千紗は、どうして、僕みたいな冴え…

二番目の妹に嫌われてはや数年。 その声を聞いたことはとんとない。 そんなある日、洗濯機の前に僕の下着が放置されていた。 おかしい、きちんと洗濯機にいれたはずなのに。 犯人は……二…

最高のニュースが飛び込んできた！ あの名作アニメ【魔法少女なぞか☆ナニカ】の！ 続編制作が決定したぞおぉぉ！

トラックにはねられて死んでしまった俺。女神は異世界転生に条件があると言い出した。なんでも二番目しか選べないというのだ。 「メッセージはフクロウの中に」https://kakuyo…

妻に続いて娘の姫子が二番目に大好きだと言う父・博司。 対して幼い姫子は「自分はお父さんが一番好きなのに、どうして自分は一番じゃないの？」と駄々をこねる。 月日が流れても博司の愛情…

「フクロウさんの知的なところを存分に引き出し、視聴者の皆さんへフクロウさんの『森の哲学者』と言われる由縁、そしてその知られざる魅力を伝えられたらと思っています」（原文ママ）

予約していたタクシーに乗り損ねた私は、ポケットティッシュ広告に掲載されていたタクシー会社に電話する。到着したタクシーの運転手は超絶技巧の運転技術の持ち主だった。