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『虚空の書架』完結しました(ネタバレあり)

SF小説『虚空の書架』、昨日の更新をもって完結しました。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219667484386

今日ランキング見たら、SFジャンル
日間14位・週間46位という完結ブーストな数字もたたき出せていて、
良い記念になりました。

本当にありがとうございます。

……さて、ちょっとこの作品について語ると
読んだ方はお分かりかなと思うのですが、(※注 以下ネタバレあり)

この作品のテーマ(のひとつ)は
「歴史とは」
なのですね。

というのも『ディ・ア・レ・スト』を書き終わってしばらく
「今、自分が信じている歴史とかって、本来なんだろう、誰が作ったんだろう。
そもそも、それが、正しいとか間違っているって、どうして分かるんだろう」
と考えていたことがあったんですね。

そしたら、ちょうどそのころ、某ウィキの某事件のページが
なんだかすごく荒れていて(というか陰謀論だらけになっていて)。

そうか、こうやって正史と異論が入れ替わってくのかなー、
とくに
これからのデジタルの時代ならありうるだろうなー、と感じ入ったわけです。

それで、「歴史」をテーマにひとつ作品を書いてみようと思いついたのでした。
プラス、「本」「人間と機械」というモチーフもぶっ込んで。
ついでに、おっさんと少女という性癖も盛り込んで。

ま、つまりは、つるの完全な趣味で書ききった話です。

よく、このよくわからない(?)話にお付き合い頂けたなあと感謝しきりです。
お読み下さいまして本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

それにしてもゲイリーが冒頭あたり駄目人間過ぎて、書きづらかったよう……。
いや、書きづらいというか、これ、読み手が感情移入できない主人公だよな、
それってどうなん? という疑問と戦いつつ書いてたというべきか。

つるの作品にでてくるおっさんは、大概、人格者でしたので、
その点もチャレンジでしたと申しておきましょう……。

ああ、次回作は何を書こうか、が、まだぜんぜん決まりません。
しばらくは読み専かなあ。
でもそもそもこの『虚空の書架』も、いきなりプロット湧いて書き出したので
いきなり、また、なにか書き始めるかもしれません。

そのときは、また、お付き合いくださいね。

もしかしたら他サイトで書いていたベタベタの恋愛ファンタジーを
改稿して転載しようかな、なんて考えてはいるのですが、これもまだ案の段階。

そして『虚空の書架』は、公募に(無謀にも)出すので
7月中には非公開にすると思います。
なので、読み返してみたい方(いるのか?)はどーぞ、それまでに。

いやあ、書ききったぜ。

出来映えにいろいろ文句はありますが
とりあえず、つるは、満たされた気持ちでいます。

願わくば読んで下さったみなさまも、そうでありますように。多謝!!

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