2025年10月31日(金)更新分にて【何の曰くも無い土地に建つ、何の曰くも無いおうち】は完結となります。お読みいただきありがとうございます。是非、ご感想をお聞かせ下さい。
来週からはまた新作の連載が始まります。お楽しみに。
さて今回のお話ですが、かなり台詞主体でしたね。実際に口に出して読んでみると、なかなか嫌な気分になれるのでオススメです。
メインテーマ、というわけでもないのですが、心霊スポットって不謹慎ですよね。以前【HOTELフェアリーは〜】でも書きましたが、本当に曰く付きの場所であれば遺族がいるわけで、それを他人が『幽霊が出る』とか『呪われる』とか不謹慎極まりないですよね。でも、実際に『本当の曰く付き心霊スポット』というのは存在するわけで……。今回のお話については『嘘の曰く付き心霊スポット』は簡単に広まるけれど、『本当の曰く付き心霊スポット』は事件・事故の生々しさが薄れるにつれて、徐々に倫理観の薄い人たちを中心に広まっていくのかな、と想像しながら書きました。
ホラー好きは、節度を持って、ホラーを楽しまないといけませんよね。
ところでハルキ君は責任問題とかになるんでしょうか。次回作では別の仕事をしているかも知れません。ハルキ君、ごめんね。