新作『井戸の底から見上げた空は』を公開します。三万字程度の中編小説を予定しています。
本作は『アジェンナ国物語』シリーズの主人公マルの幼い頃の同級生であり、ヒサリ先生の教え子の一人、見世物小屋の踊り子ミヌーが主人公の物語です。
マルの憧れのシャールーンの陰に隠れ、どちらかといえばモブ的扱いだった女の子です。
しかし、虐待を受け、シリーズ中最も悲惨な幼少期を送りながら、常に前向きなミヌーの事が、書いているうちに本当に大好きになりました。
恵まれない境遇に生まれながら常に幸せを求め続ける少女の闘いと成長の軌跡を、ぜひ御覧下さい!!