さて、昨年9月から書いているFrEeDOmも10日、最終話。
内容に触れながらの振り返りと今後の展開(本にするか、続編を書くか、など)は完結後にとっておくとして、キャラ設定だけ先に公開しておこうと思う。
ネタバレは含まない(はず)。

今回のような設定は本にしたとき収録するといいかなと思ったけれども、マストドンインスタンスichiji.social、通称『いちくら』でちょうどアドベントカレンダー企画があったので乗っかってみる。
アドベントカレンダーとは、12月1日からクリスマスまで1日1個開けられる小さなボックスのついたカレンダーのこと。たいていチョコレートが入っている。
いちくらアドベントカレンダー企画では、12月1日から順に創作に関する記事を公開していく。
ひとつ前の記事は十五さん。
http://kamesousaku.ichi-matsu.net/%E5%85%A5%E3%82%89%E3%81%9A%E3%81%AE%E5%B1%B1/20181206




◆モルテンブルク家周辺

【メル】
 メル・モルテンブルク。第一話時点で十二歳になる、好奇心旺盛な少女。身長は平均よりわずかに高いといったくらいで、綺麗な金髪は腰まで伸ばし、前髪は大きな瞳にかかるかどうかの高さで切り揃えている。前髪のサイドは胸までの長さで内側に巻かれているが、セットしているわけではなく、自然とそうなるらしい。
 裕福な家で育つが、極度の箱入り娘で、敷地の外の世界を全くと言っていいほど知らない。
 両親は仕事でいつも不在。愛情に飢えている。

【マクリッサ】
 メルが暮らすモルテンブルク邸のメイド。コントラストの強い白い肌と黒い髪が特徴。
 どちらかというと裕福な家で弟二人の世話をしながら育ち、親には将来医者や政治家になることを期待されていた。十七歳のとき、その期待の重さに辟易し、喧嘩に近い形で家を飛び出した。その後すぐにメイドの仕事を見つけて四年、そこの主人の紹介でモルテンブルク邸に移り六年、真面目に働いている。

【ナージュ】
 マクリッサと同じくモルテンブルク邸で働くメイド。
 田舎娘で、愛想は良いが洗濯や掃除など単調に繰り返す作業が苦手。いつも先輩であるマクリッサに叱られている。
 メイドとしての仕事ははモルテンブルク邸が初めてで、第一話時点では勤め始めてから二年と半年ほどが経っているにも関わらず、仕事は遅い。

【リック】
 モルテンブルク邸で飼っている犬。犬種はコッカー・スパニエル。垂れ下がった耳と手足がふわふわの毛で覆われている。
 モルテンブルク邸に来たのはマクリッサとほぼ同時。生まれて間もないころから、メルとマクリッサは共に暮らしている。六歳(人間でいうと四十歳ほど)だが、とても元気で遊ぶのが大好き。
 少し臆病なところがあり、初めて見るものにはおいそれと近づかない。

【ミスター・モルテンブルク】
 メルの父親。鉄道会社の社長。本名はエイサム・モルテンブルク。
 幼い頃から勤勉で、現場主義で家に居ないことが多かった父親の影響を強く受け、仕事では自身も常に最前線に身を置いている。そのためモルテンブルク邸にはあまり帰っていない。

【ミセス・モルテンブルク】
 メルの母親。広告代理店の社長。本名マリュー・モルテンブルク。(旧姓マリュー・ステイビス)
「仕事ができる人間こそ良い人間」という価値観を持ち、休むことに後ろめたさを感じている。メルを産んだときですら産前産休無し・産後産休六週間という最低限の休みしか取っていない。
 ミスター・モルテンブルクの会社とは互いに多額の株のやり取りもあり、強く結ばれている。
 ミスター・モルテンブルク同様、最前線で働くためほとんど帰らない。

◆スラム

【フォード】
 メルとは対照的に、あまりの貧しさから窃盗や強奪、場合によっては人を殺めることさえ躊躇わないスラム地域で暮らす少年。
 本人は知らないが、スラムで乱暴されて弱っていた母は彼を産み落とすと同時に命を落とした。
 労働力になることを期待したスラムの住人に拾われては世話がかかるため捨てられ、また拾われては捨てられ、ときに商品として扱われたりしながら十年生き、ついには世話をする人間を手にかけ、スラム内でのかりそめの自由を手に入れた。
 戸籍は無いが、初登場時点では十六歳である。

【ジーク】
 スラムの住人。フォードと同い年。背は低いが筋肉質で、ぼさぼさした髪に無精髭と、小汚い印象の少年。
 十二歳までスラムの外で育ったが、暴力的な一面から両親に見放され、逃げるようにスラムへたどり着いた。
 スラムで生き残るため、年の近いフォード、アル、ニーヨと協力している。

【アル】
 スラムの住人。大柄な男性に見えるが、フォードのひとつ上で、十七歳。
 就職がうまくいかず、捨てられた金属製品を集めて磨いては売るという生活をしているうち、ごみの多いスラムにたどり着いた。

【ニーヨ】
 坊主頭の少年。家が貧乏で、両親がニーヨを置いて夜逃げした。その日その日の食糧を求めて窃盗を繰り返し、目をつけられたら移動する、それを繰り返し、最終的にスラムに居着いた。

【ゼイン】
 恵まれた体格と圧倒的な戦闘センスに知恵を備え、スラムを牛耳っている男性。
 力を持っていながら自分を恐れている者を部下とすることで、スラムを支配する体制を整えた。住人から金を巻き上げる様子や反発する者を叩きのめす様子を部下に見せつけることで、精神的な支配も同時に進めている。

【シド】
 ゼインの部下。人を傷つけることに全く躊躇しない点でゼインから信頼されており、右腕として動いている。
 自分と同じ完全なスラム生まれスラム育ちのフォードを気に入っており、将来的に仲間になることを期待している。

◆その他

【ハリー議員】
 コールゴール市議会議員。選挙では熱血さをアピールし当選した。
 容姿も生活も、標準的なサラリーマン。

【ゲイリー】
 『監視の男』として登場する、屈強な男性。本職は警備員。

【ロアン】
 ロアン・ナルティック。作中では名前の表記はなく『傭兵』としてのみ登場。
 人情深く、受けた恩は必ず返す主義。

【ヘリウス】
 大海原の果てに大陸を夢見る青年。気流や海流の研究から大陸の存在を感じ『開拓団』を結成。未知への船旅のため、スポンサーを集めている。



アドベントカレンダー、次の記事はあきなしさん。
24日に記事およびURLが公開される。
FrEeDomと同じくカクヨムで公開されている小説『ShowTime!』と『生場護衛局ヨリ、輪廻ヘ返還セヨ』についての記事ということで、ぜひこちらもチェックしてほしい。