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祝初ギフト&フォロワー数1000超え

拙作のそれでも俺は、女性が好きなんだ! が想像以上の好評をいただきまして、たくさんのフォローを誠にありがとうございます。
しかも、予想だにしないギフトまでいただいちゃったみたいです。

つきまして、御礼のSSでも書こうと今回は全体公開で披露させていただこうと思います。

読まなくとも本編には関係ありませんが、読むとより本編が楽しめるかも?
と言う訳でして、少しでも楽しんでいただければ幸いです。






※高宮雅彦視点


 おおー、すげー。確かにこの人ずっと僕の中で喚いていた通り、女性の事が大好きみたいだ。
 幼い頃はよく分からず、ただただその声を参考にして行動していたのだけど、嫌な事をしてくる相手を大事にする理由が分からなった。
 百歩譲って母親と姉妹は僕の事を大切にしてくれていたので、傍に近寄る事くらいは許可してやってたんだけど。

「いやー、本当に凄いなぁ。ほんと嫌悪感一つなく女性と接してる。凄い」

 ただただ尊敬の念を抱きながら、快適な空間から視界を、そして感情を共有して楽しむ。
 これは本当に良かった。楽しい事が無かったとまでは言わないけど、殆ど苦痛しかない人生だったんだ。
 それが、薬を飲んで死のうとしたら、僕の中で叫んでいた人が表に出てくれてた。
 ならば、それを逃す手はない!

 当初、ちょっと油断するだけで僕が表に押し出されそうになっていたけど、全力で拒否した。
 やっぱりどうしても主人格は僕のようで、でも、だからだろうか、この状態になったら維持することくらいはできるみたい。
 勿論、ちょっと油断するだけで入れ替わりそうだったし、なんだかんだ僕の意識も彼に混ざっちゃっているみたいだけど。
 でも、最近はかなり馴染んで、たぶん体が再び危機的状況にでもならない限り入れ替わりは起こらないだろう。

「うわぁー、女と腕組んだりするのも大丈夫なの、やっぱりおかしいって! でも、この感情……確かにこの気持ちになれるのなら、できるのかぁ」

 なんか、彼は僕の視界や聴覚は共有できても、僕の感情は流れてこなかったらしい。
 でも、主人格たる僕は彼の感情も共有できる。
 これが実に楽しいし、心地いい。
 勿論ギャップに驚く事ばかりだけど、でも、全然嫌じゃないんだ。
 まあ、彼の場合僕の気持ちはちっとも流れてなくて、ずっと怒ってたみたいだし、怒られれば僕だって気分悪かったしね。

「それに、やっぱり女は生理的に嫌って気持ちだったんだけど。でも、僕も笑顔は相手が男女問わず大好きだったんだなぁ……僕まで笑顔になっちゃうし。やっぱり彼って凄いなぁ」

 僕が表に出ている時は僕だけじゃなく、きっと周りも彼も嫌な気持ちにさせていた。
 でも、彼が表に出ると、彼も周りも、そして僕ですら楽しい気持ち、嬉しい気持ちにさせてくれる。
 しかも、僕は特等席で彼の事を見続ける事ができる。

「とくれば、こんな最高の場所、誰にも譲る訳ないよね」

 相変わらず予想もつかない言動をしてくれる彼に、僕は嬉しさのあまり何度呟いたか分からないその言葉を呟いたのだった。



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以上となります。
少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。

次回は予告していたサポーター限定で早めに出せればなぁと思っています。
全体公開は、また何かしらの記念のタイミングで出せればいいなぁ。
次にキリが良いのはフォロー10000か☆1000ですかねー。
そこまで伸びてくれるか分かりませんが、精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。

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