昨日、ドラゴンブック新生代コンの発表がありました。
おかげさまで、拙作『魔獣密猟取締官になったんだけど、保護した魔獣に喰われそうです』が特別賞を受賞いたしました。
カクヨムコン3のときとあわせて、異世界部門での二作目の受賞です。
これもひとえに、読んでくださった方、応援してくださった方、評価やレビューをつけてくださった方、ツイッターでRTしてくださった方、そんな皆様のおかげです。
本当に本当にどうも、ありがとうございました。
Twitterでも、思いのほか沢山の方々にお祝いのお言葉をいただきました。
もう感激しすぎて、感謝の言葉もありません。
カクヨムをはじめて、ちょうど二年。あのときは、まさかこんなことになるとは夢にも思っていませんでした。
思うはずもありませんよね。
プロなんて夢のまた夢だし、コンテストに出すような長編なんて書いたこともないし。そういうものは別世界のものとして、ただ自分の小さい世界で楽しく書いて、知り合いの数人に読んでもらうことが全てでした。そのまま終わるんだと思っていました。
でも、たまたま趣味で書いた『小説に使える裏社会知識』というエッセイを運営さんにピックアップしてもらって紹介してもらったことがきっかけで、「せっかくエッセイ書いたんだし。私もこのエッセイのネタ使ってなんか長編書いてみるか」とほんの出来心で参加したカクヨムコン2。
それから約二年。気がついたら、二作受賞。
おいおい、どうなってんだよ。と自分でも思っています。まるで自分のことでありながら、自分のことじゃないみたいです。
カクヨムさんの戦略に上手く乗っかって、ここまであれよあれよと来てしまったような気もします。
あのころ、プロットの書き方も知らない、人称のこともよくわかってない、長編なんて書いたこともない素人同然だった私がここまで来れたのは、カクヨムというチャンスに溢れた場と、いつも応援してくれたり楽しく遊んでくれたり私の些細な質問にも丁寧に教えてくれて様々なアドバイスをくださった方々のおかげです。
私は本当にカクヨムと、カクヨムに集う人たちに育ててもらって、ここまで来たのだなと改めて実感しています。
『魔獣密猟取締官』の方はまだ書籍化決定ではなく、これから書籍化目指して、編集者様のご指導受けながら頑張らなきゃならないわけですが、『あのドラゴン、差押えます』の書籍化作業と並行して頑張ります!
第二部も近いうちに開始したい!