「僕の好きな彼女は彼女じゃない」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887678497エンターテイメント性を重視した娯楽作品です。
――ごめんなさい、嘘です。
日常を描いたものですが、比較的救いがありません（主人公の視点では）。
ベースとなったのは、十年以上前に書いた短編。
本作で描いたテーマは、昨今では普通にテレビでも取り上げられるようなものになりましたが……当時はまだまだ認知度が低くて、「いつかこの恋が実る日も来るんじゃない？」みたいな感想を頂いて意気消沈したという、苦い記憶があったりなかったり。
今となっては目新しくない題材ですが、いつか書き直したいと思っていたものなので、今回思い立って筆を取りました。
決してキャッチーではないし、笑えたり感動できたりする作品ではありませんが……読んだ方の心に何らかの感情を呼び起こせたら作者冥利に尽きます。