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11月のご挨拶

つい先日、10月のご挨拶をしたような気もするが、早いもので11月である。
今年も残すところ、あと2ヶ月。やり残したこと、ありませんか?

ここ数日、AIについての話題が盛んですね。

出版社はようやく重い腰をあげて、生成AI時代の創作と権利のあり方に関する共同声明を発表を発表しましたね。遅い、遅いですよ、出版社の皆様。
新聞社などは、少し前に無断でAI学習を行った企業相手に裁判を起こして勝っていますからね。
まあ、遅かれ早かれ、こういったことをやっておかなければならなかったのです。

カクヨムやなろうといったアマチュアの集まる小説サイトもそういった宣言をするべきだと思うのですが、どうなのでしょう。被害者が出て、裁判沙汰になってからでは遅いのではないかと……。

そして、もう一つのAIの話は、カクヨムにAIで書かれた小説が1日で40本弱の新着小説が投稿されて、それが日間ランキング1位になっていたという話題です。
こちらも話題となっていましたが、そこまで目くじらを立てるほどのことなのか?と私は思ってしまったりもします。だって、日間ランキングなんて結構入れ替わりが激しいですよ。

つい先日、私も「平安朝 風俗変革記:下裳《げしょう》ノ儀 始末」で短編日間ランキング・歴史部門で1位をいただきました。でも、1日で落ちましたけれどね。

そんな話はさておき、AIが書いた小説の話ですね。
星新一賞では、AIが書いた小説で入選したって人がいましたよね。
プロンプトをうまく使えば、人が書いたのかAIが書いたのかわからない程度の小説を作り上げることができるところまではすでに来ているってことですよね。

2045年にはシンギュラリティが発生し、AIが人間の知能を超えるという話もありますが、小説業界でもそういったことが起き始めているのかもしれません。
では、どうやってAI小説を扱うかというところですね。

別にAI小説を公開してもいいんじゃないですか?

あ、こんな風に書くと反対派が一気に……。
まだ話は続きますよ。落ち着いてください。

AI小説の場合は、AIで書いたことを明記するとか、広告をつけてはならないとか、なんか制約を設ければいいんじゃないですかね?
私も初期のAI小説しか読んだことがないので、いまのAI小説がどのくらいの文章力を持っているのかとはわかりませんが、そういったジャンルを楽しむっていう風にすればいいのかなーって。

あとは共存ですよね。
すでにテレビ業界などはAIとの共存の仕方を模索していて、ドラマの中で一部AIによる映像を入れていたり、バラエティ番組の企画をAIに考えさせたりとかしているらしいですよ。

私は小説を書くのが楽しいと思って書いているので、AIに小説を書かせようという気持ちはありませんが、誤字脱字のチェックなどはAIにやらせたりもしています。精度は「まあまあ」といったところですけれどね。
でも、精巧なプロットを読み込ませれば、それなりの物語を作れるのではないかとも思っています。
試しに自分の小説のプロットを読み込ませてみて、自分が書いた小説とどれだけ違うのかとか実験をやってみたいですね。
そんな時間が無いのですけれど……。誰かやってみてよ。

さて、11月ということはカクヨムコンまで、あと1ヶ月ですね。
長編で参加される方はそろそろ準備段階に入るのではないでしょうか?
今月は、カクヨムコン前に読み専さんたちに顔を売るために短編を乱発して、常連さんを手に入れる時期ですね。
そんな事やったこと無いけれど……。でも、中間突破のためにそのくらいのことをやっておかないと、本当に読まれなかったりするんですよね。
既存作品は、まずほぼ読まれないし。


というわけで、今月も最後に宣伝です。

10月末に書き上げた、フェイクヒストリー小説
「平安朝 風俗変革記:下裳《げしょう》ノ儀 始末」
あの安倍晴明が日本のふんどし文化を変えた?
歴史小説が苦手な方でも読めるくだらないおバカ小説です。

平安朝 風俗変革記:下裳《げしょう》ノ儀 始末
https://kakuyomu.jp/works/822139838422757854


こちらは真面目に書いている安倍晴明の物語
SEIMEI ~星を詠みし者~
https://kakuyomu.jp/works/16818093076400623453


どうぞ、よろしくお願いします。

と、いうわけで今月もがんばっていきましょー!

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