大変お待たせしております。
あれから毎日、今まで自分が書いてきたものを読み返していました。
何が悪かったのか、どこでこうなってしまったのか色々考えてました。
よくよく読み返してみると、200話近辺から、妙に説明口調になっていることに気付きました。
もともと私は会話部分以外が苦手だったので、言い方は悪いですが必要最小限の描写になっていました。でも少しなれてきて、多分なんですけど会話以外の部分を増やそうとして頑張り過ぎて、逆にダラダラと無駄な心理描写を入れるようになったような気がします。
今までさらっと流していたような部分にまで描写を入れて、そのせいで妙に説明文っぽくなってました。
それに気付いたのは、今から更新する263話を書いている最中です。
以前のように、一成のセリフ的な描写にしようと頑張っていたんですが、それでも直らず悩んでいました。
一番気になっていたのは「だろう」「と思う」「ではないだろうか?」といった表現があまりにも多いことでした。気付いた今となっては、説明文のようになっていたのだからそれも当然なんですが、昨日まではそれがどうしても気になっていました。以前のように書けないことにずっと悩んでいました。
なので、思い切って思案する部分を削ってみたんです。
客観的に、一成が受け取ったことに関する表現を多くして、無駄に考える描写を止めてみました。
そしたら、思いのほか以前の様な感じに戻ったような気がします。
まだまだぎこちない感じは多いですが・・・
皆さん如何でしょうか?
正直に言うと、最近書き慣れてしまったせいで癖になっている部分ではあります。物足りなさというか、こんな少なくていいのかとも思ってしまうし、暫くは抜けきらないと思います。
でも「ないだろうか?」的な部分が減ったので、それだけでも気持ち的に落ち着いたような気がします。あとこの書き方だと、感情の盛り上がりを表現しやすいです。最近の書き方だと、どうしても淡々と書いてしまうので平坦すぎだったと思います。
頑張るという言い方は変ですが、余計な小細工を捨てて以前に戻った方がいいのではないかと思いました。
263話の感想を頂きたいです。
内容の感想と言うよりは、読んでどう思ったのか聞かせていただきたいです。
以前、「細かい部分は読者が脳内補完する」と言って頂いたことがありますが、長々とした描写になれてしまった今となってはこれでいいのか不安です。
宜しくお願い致します