2作目アップしました!
https://kakuyomu.jp/works/16818792435469718629前回より少し長めの作品ですが、今回はもうちょっと日常寄りの内容になっています。
舞台を「学生のバイト先」にするのは最初から決めていて、最初はコンビニバイトにしようかな〜とも思ってたんですが……
そもそも日本でバイトしたことがないので、結局、自分が昔バイトしてた日系のケーキ屋さんを元に書かせてもらいました(内容はさすがにフィクションですけど)。
作中では「ケーキ屋の店員はケーキ食べられない」って書いてるんですが、実はうちの店ではケーキ食べ放題でした。
バイト始めて1ヶ月で5キロ太ったのは今でも伝説です。
勤務中に心霊現象を体験したことはないんですが、一度だけヤバい事件があって。
酔っ払ったホームレスが店に入ってきて、ディスプレイの下をメタルギアのスネークばりに転がりながら侵入。
(酔っ払いとは思えない動きだったんで、もしかしたら元軍人だったのかも?NYのホームレスには結構います、元兵士。)
で、そのままケーキカット用の包丁を奪われたんですよ。
ちょうど私はディスプレイ側に立っていたから、目の前で包丁振り回されて、頭真っ白になりました。
もう、一種のヒトコワです。
その後警察が来て、誰も怪我せずに無事逮捕されたんですが、今でも人生で一番「命の危険」を感じた瞬間だったと思います。
でも私が一番印象に残ってるのは、逃げ込んだバックヤードでのお客さんの反応です。
私たち店員と一緒に避難してたんですけど、みんなバックヤードに興味津々で。
まるで美術館ツアーでもしてるかのように、楽しそうに周りを見渡してたんですよ。
……扉一枚向こうで包丁振り回してる人がいるのに。
私たち店員はバックヤードの扉に鍵がついてないことに気づき、パニックだったのにお客さんはなぜか超平然とこの状況を楽しんでるかのようでした。
今でも、あの落ち着きようは謎です。
正直私にはそっちのほうがヒトコワでした。
そんな経験もありつつ…
「今日の占い、最下位でした」
もし感想もらえたらとっても嬉しいです!
この近況ノートもここまで読んでいただいてありがとうございます。
皆さんは不審者に遭遇したら、絶対にすぐ逃げましょうね。
命が一番大事です。