はじめまして、もしくは、こんにちは。
郷倉四季です。
先日、上司の誕生日の飲み会を企画し、成功したかどうかは謎だけれど、とりあえず盛り上がった気がする。
という記憶だけが残っている郷倉です。正直、覚えていません。上司の誕生日飲み会。
明日、別件の飲み会でまた、その上司と会う訳ですが今からやや胃が痛いです。
胃が痛いので、こういう日は読書だと本棚を眺めて、手に取ったのが角田光代の「おまえじゃなきゃだめなんだ」でした。
テーマに沿った掌編がいくつも集まっているもので、ほんの四ページほどで一遍が終わるのに、そこには人の人生がぎゅっと詰まっていました。
以前、実際にある場所を使って小説を一遍書く、という機会があったんです。で、上手くいかなかったなぁと個人的に思っていて、どうしてかな? と考えていたところ、角田光代の「おまえじゃなきゃだめなんだ」を読んで、そこに答えらしいものがありました。
こうすればよかったのか、と。
今後、同じような機会があれば、もう少し上手く書ける気がします。
なんにしても、角田光代は本当に小説が上手い。
さて、近況報告に入ります。
オムレツを作るためにはまず卵を割らなくてはならない。
に「エピソード応援」をいただきました。本当にありがとうございます。
いただいたエピソードは「⑮ 不倫小説 おすすめ十選。」です。
ただ不倫小説を勧めているだけのエッセイですが、十冊分を考えると自然と法則性が見えてくる不思議な感覚がありました。
おそらく十冊全部を読まれている方は多くないかも知れませんが、大きな本屋さんに行けば置いてある本を選びましたので、気になったものがあれば手にとっていただければ幸いです。
ちなみに、今ふと見直してみると十選とか言いつつ、九冊しかなかったように読めたんですよね。書いた当時の僕は、数を数えられなかったのかも知れません。
そんな郷倉が現在連載しています小説は、「眠る少女」です。
ガールズバンドの話と言いつつ、セイブツ部というUMAを捕まえる為の部活ができたり、腕の骨を折られた後にマイナスドライバーの先端を目の前にちらつかされたりしています。
毎日深夜零時に更新しています。
エッセイの「オムレツを作るためにはまず卵を割らなくてはならない。」は毎週水曜日の十八時に更新します。
こちらは創作関係のエッセイという名の、単なる僕の日々考えていることを垂れ流しています。何か時々、「へぇ」って言ってもらえる知識を交えられればとだけ思っています。
どちらも、お時間ある際に是非よろしくお願いいたします。
最後に応援エピソードについて。
小説に関しては書いていただいたエピソードを紹介して、嬉しい! あざっす! って言えるんですが、エッセイは照れが発生して上手く書けませんでした。
多分、エッセイは自分の色が強く出てしまっている為に客観的な反応ができないんだと思います。でも、小説を褒められるのとは違った嬉しさがあったのは確かです。本当にありがとうございました。