どうも、坂神です。
アニメ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』を視聴して相変わらず唸ったり悶えたりしている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
前回は人気投票最終日のお話でしたね。
えりぴよさんと舞菜のエピソードも面白かったのですが、個人的には基くんと空音に関連したそれが印象的でした。
いやね、どちらかというと私って、いつもオタクなことしていてもマイナー気味のコンテンツを好きになってしまうタイプなんですよね。
でもって、アニメで自分の推しキャラとかが不人気でも「自分さえ好きなら、たとえ他人から好かれてなくてもいいや」と考えてしまうタイプだったりします。
わりとマイナージャンルにハマりやすいオタクにはありがちな話だと思いますが(笑)。
でも「たとえ自分がそれだけで幸せになれても、自分の好きなものは自分以外のみんなから好かれることで初めて幸せになれる」という状況の場合、何が本当の愛情なのか?
これはなかなか難しいところですよね。
人気投票五位に沈んだ空音を見て、基くんが「僕が見たかったのは、空音ちゃんのあんな顔じゃないんだ」と心の中でつぶやくシーンは苦い。
その少し前にくまささんが「報われたいと思ってはいけない」「僕はれおの幸せが一番です」と発言している流れもあって、すげぇエモさ感じちゃいましたねぇ。
私もなーアニメで自分の推しキャラが不人気だと、逆に「これで独占率が上がるぜ!」とかって喜んじゃうことはよくあるからなー……。
と、それはさておき。
『こじらせお姉さんと僕だけのラブコメ』最新話「69:お姉さん不在で、後輩と遊園地を巡る。」を公開致しました。
晴香ちゃんとのデート回その一です。
ここからけっこうガッツリ晴香ちゃんとのデートが続きます。
ていうか第九章が長くなった理由も、ほぼこの先の展開のせいです。
えー、ところで『こじらせお姉さん』の連載とは無関係な話ですが。
先日のこと、カクヨム甲子園テーマ別部門の最終選考結果が発表されていましたね。
拙作『夏の日と恋の在り処』は、残念ながら受賞には至れませんでした。うーん、残念。
とはいえ、個人的には今回初めてコンテストにミステリ系の小説で応募して、それで最終選考まで残れたわけなので。けっこう収穫は大きかったし、手応えもありました。
一応、自分なりに今回落選した原因を分析すると、問題点は二つあったのかなと感じていて。
【1】ライト文芸系のテイストを意識して書いた短編だったけど、おそらく同じような青春恋愛ミステリでも、もう少しライトノベル寄りの柔らかい読み味が求められていたのではないか。
【2】ストーリー展開に意外性のあるどんでん返しは必須だが、それと共に中高生を意識した「前向きで爽やかな読後感」が望まれていたのではないか。
……まあ、もし次があれば、この辺りは意識して改善すべきなのなあ、とか。
ただいずれにしろ短編小説コンテストって、個人的にはミステリ系の作品を書くいい練習のような気がしています。
たぶんまた何か応募する際にも、カクヨム甲子園みたいなコンテストでは「日常の謎系青春ミステリ」を書くんじゃないかな。
テーマに沿ったネタが思い浮かべばの話ですが(笑)。
それと最後になりましたが受賞なさった皆さん、本当におめでとうございます!
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。
『恋する小惑星』でみらあおの尊さに今週も心が浄化されている坂神でした!