どうも、坂神です。
今期のアニメも続々と最終回を迎えつつあることに寂しさを覚える今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この近況ノートを書いてる時点で、すでに『グリッドマン』も『となりの吸血鬼さん』も終了してしまっていて悲しい。今期は本当に豊作でしたねぇ。
でもとりあえず『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』は、来年1月2日から早速再放送があるらしいので、1話から視聴し直そうと思っています(キリッ)。
と、それはさておき。
カクヨムコン4応募作『こじらせお姉さんと僕だけのラブコメ』ですが、最新話(18話)で第3章が終了し、物語もひと区切りです。
また、これによって年内の更新も最後になります。
次話の更新は来年1月(明確な日にちはまだ決めていません)で、内容は「番外編」です。
現在本文9万9000字ほどですので、次回以降の更新でコンテスト応募規定の10万字を突破することになります。
また、第3章ラストシーンまでお読み頂けたなら察しが付くかと思いますが、『こじらせお姉さん』の本編ストーリー自体は、コンテスト期間とは無関係にしばらく続きます。
最終的な着地点は概ね決めてありますし、ここまでで物語全体を貫く大きなテーマも提示できたと思うので、今後もお付き合い頂けると幸いです。
ところで、『こじらせお姉さん』の物語自体とは直接関係ないのですが、以下に作中のちょっとした裏設定を自己満足的に紹介しておこうかと思います。
まず、『こじらせお姉さん』の物語の舞台である「星澄市」について。
お気付きの方がいらっしゃるかどうかわかりませんが、これは完結済みの拙作『彼女の愛は惑星より重い(以下、惑星より)』にも登場した関東圏の架空の街でして、両方の作品で様々な設定を共有しています。
美織さんがマンションに住んでいる「雛番」は、『惑星より』で主人公・逢葉純市の自宅がある場所ですし、バイト後輩の晴香ちゃんが住んでいる「南区・明かりの園」は、同様に『惑星より』のヒロイン・希月絢奈の地元だったりします。
『こじらせお姉さん』16話では、晴香ちゃんが裕介と「昨年駅前に高層タワーが開業して以来、その内部にあるシネコンで映画を観ることが増えたんですよー」という趣旨の会話を交わしたことになっておりますが、これは『惑星より』11話以降で登場した「星澄セラフタワー」のことです。
次に『こじらせお姉さん』2話で登場し、美織さんが涙ながらに鑑賞していたアニメ「ラブトゥインクル・ハーモニー(以下、ラブハニ)」について。
これも完結済みの拙作『フラットリリーはきらめかない(以下、フラリリ)』の作中で、主人公・冴城侑也がヒロイン・織枝静葉と共に二次創作同人誌を作った元ネタアニメの劇場版です。
ただし冴城と織枝が薄い本を作ったのは、「ラブハニ」テレビシリーズ第1期の頃でして、劇場版は翌々年に第2期を挟んでから製作された作品だったりします。
というわけで上記に挙げた三作品(こじらせ/惑星より/フラリリ)は、架空の各地域を共通の舞台としつつ、微妙に異なる時間軸で展開している物語でもあります。
整理すると時系列としては……
1:『フラットリリーはきらめかない』(2年前=「ラブハニ」1期放映の頃)
2:『彼女の愛は惑星より重い』(1年前=星澄セラフタワー開業の頃)
3:『こじらせお姉さんと僕だけのラブコメ』(現在)
……という順番になっております。
いやもう本当にどうでもいい設定だな!
尚すでに申し上げた通り、これらの裏設定は作者が自己満足的に用意したものですので、ご存知なくても本編を問題なくお楽しみ頂けます。
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。
今年も残りあと僅か、皆さんよいお年を~。
来年も新作アニメが楽しみな坂神でした!