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森の精霊

狙撃手やハンター、カメラマンなどが
自然環境に溶け込むために着用する
特殊な迷彩服を
ギリースーツ(Ghillie suit)って言います

今回、ピーコックのみなさんが着ていました。

「迷彩服」の概念が出来たのは
近代戦争以後のことみたいですので
こちらには、その概念がありません

しかも「幽霊」の噂を聞いていますので
「バケモノ!」って言葉に
直結しちゃったんですね

技術的に言えば
短冊状の布や糸
(バーラップやジュート)を
服に多数縫い付けて、そこに
草木や小枝を貼り付けることで
着用者の輪郭をぼかしてあります
こんなので山にいたら
自然の風景に溶け込み過ぎて
数メートル離れると見分けるのは無理
現代の「赤外線遮断」のような
機能はありませんが
人間の目さえ誤魔化せれば十分なため
時間をかけてじっくりと作られています

今回、調べてわかったんですが
「ギリースーツ」という名前は
スコットランドの伝承に登場する
妖精「ギリードゥ(Ghillie Dhu)」に
由来しているそうです。
森に住み、葉や苔でできた服を着ていた
という言い伝えが元になったとか。

それにしても
朝起きてみたら
応援メッセージに
多数「ギリースーツ」という名詞が
踊っていたので驚きです。

いや~

相変わらず、読者様の水準が高くて。
作者ももっともっと勉強します。

Copilotさんが
描いてくれた
「手作業で作るギリースーツ」
の絵です
本当はナイフがククリ刀みたいな
イメージなんですけど、なぜか
描いてもらえませんでした。

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