しばらく活動休止をしようと思います。
理由は生活的に厳しいのと、小説を書き続けることに意味があるのかわからなくなってしまったからです。
とりあえず沖縄に帰って小説と距離を置きたいと考えています。
一生小説を書く、と豪語しておきながらこうなってしまうのは自分でもどうなんだろうかと思いつつ、それでも1度距離を置いてみることに意味があるかもしれないと思っているのは、まだ小説を書くことにすがりついているからかもしれません。
10年近く小説を書いてきて、それを捨てる決断はできていないですから今後どうなるのかはわかりませんし、また書きたいなと思えるようになれればいいかなとは思っています。
カクヨムコン11も近いし、書きたい気持ちはあるにはありますが今のままではまた何も結果を出せる気がしないです。
売れたいのかのか、それとも趣味と割り切って書き続けるのかとかもよくわからなくなっていく中で、自分のアイデンティティを1度手放してしまって今後どうなるかはわかりませんが、せめてこれが前向きな結果に繋がればと思っています。
社会人歴10年で、自分の無能さとか捻くれ者だとか、社会の役に立たない人間であると知りました。
それでも小説でなら自分は少しくらいは社会の役に立てると思っていました。
読者さんに笑ってもらえたら少しは意味があると自分に言い聞かせてきたような10年だったような気がします。
もちろん小説を書くのは楽しかったし、無駄ではないと思っています。
ただ自分は知りたいんです。
1度小説と距離を置いて、また書き始めるのか。それとも全部忘れてこれからも負け続ける惨めな人生に妥協しながら生きていくのか。
たぶん小説を書く上で、まだやり残したことがあるとは思うんです。
いつも考えています。
自分が死ぬ前に、最期に書ける物語があるとしたら何を書きたいのか。
なんとなく思いついたものを書くのは寄り道みたいなもので、自分が本当に書きたい物語はあるのか、それとも無いのか。
それが読者さんにとってどういうものになるのか。
プロでもないし、無名の人間がそんな大層なことを考えても仕方ないとも思うけど、このまま惰性で書いていても何も変わらないんじゃないかと思うような日々でした。
案外沖縄に帰って実家のイッヌをもふもふしたらすぐに復帰できるのかもしれないし、そのまま書かなくなるんじゃないかって気もする。
ふとした小説のアイディアはいくらでも湧いてくるのはこれを書いている間もあるし、タイトルだけ思いついた作品もたくさんあって、それを全部書き始めたいような気もする。
でもこのままでは全部中途半端になるような気がするから、少し休みます。
小説を書かなくなった自分に何が残るんだろうかと漠然とした恐怖はあります。
1ヶ月後の自分がどうしているのかも、今は想像できません。わかりません。
また活動を再開できたら、その時は応援よろしくお願いします。
もしこのまま、書くの辞めてしまったらごめんなさい。そしてこれまでありがとうございました。