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💺【PWS】🍺戦士の酒場🍺 3/7本文投稿

3/7
今週も予定通りで本文投稿しました。
みなさん楽しんでいただけてますでしょうか?それが心配ですね(笑)

とはいえ私なりに反省点も見えてきたところ。

ちょっとストーリーを作りすぎたかな、とは思ってます。進むにつれて皆さんの自由度を落としているような気もしています。クロスの登場と取り扱いとか。いきなり大司教がラスボスみたいになってたり。
まぁあまり囚われずに進めていただければと。

あとまぁこれは仕方ないのですが、あまりに先の展開が見えないのも問題かもしれないです。仕方ないというのは、私もまた皆さんのをある程度読んでから進めているので、本文投稿してから話を作っているせいです。
せっかくなので驚きの展開と引きだけは多用したいな、なんて思いながらやっているので、自分でもコントロールできてないですね。

とはいえ、一応プロローグとエピローグ入れて全十話。
なんとかこれで締めようとは思ってます。

そしてエピローグは皆さんそれぞれに、違う結末が書けるような自由度を残したいとは思っております。

ということで峠も超えたことですし、なんとか最後まで楽しんでいきたいですね!

とりあえず次回は現代に戻ります。

3/3

※フレーム説明
いきなり三年の月日が流れている。
その三年の間にキミは『あいつ』と『クロス』と共に旅をしてきた。
その最終地点は【キルト大聖堂】だった。
ここに魂が集められ、肉体に詰め込まれ、世界に解き放たれていた。
あいつは世界の破滅を望む
クロスは世界の新生を望む
キミの想いは?
だがその答えが明らかになる前に司教が現れ、キミはまたどこかへ……

※補足

いきなり三年の経過がポイントですね。
どういういきさつでクロスが仲間になったのか、あいつとはどんな関係だったか、どんな旅をしてきたのか、は全てカット!(笑)カットしすぎかもしれないですね。
この辺りを埋めるかどうかはお任せです。
それでもクロスとあいつは神と怪物、考え方の差は埋まりません。
そしてキミの想いは?というところが今後のポイントですね。

※次回展開予定
キミはなんと現代世界に送還されます!
それはキミが幸せだった時代。
この辺りで宴イベントをエピソード的にいれようかと。
結婚イベントはこれまでの投稿を読むと、ツジツマが合わなくなりそうな気がしますので止めた方がいいのかなと。
考えているのはそこまで。
アイデアあったらぜひ!




3/2 参加者が増えましたので、予告通り冒険者から戦士に変わります。
戦士の下の職業は何でしょう? 誰か教えてください。

それはともかく……
次回のプロット原案を載せます。
修正希望あれば遠慮なくどうぞ!

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第5話【キミのアレカラとコレカラ】

……あれから三年の月日が流れていた。

そして今、この時、キミの右には【クロス】が立っている。
彼はわずか三年ですっかり大人へと成長し、見事な武具を全身にまとっている。かつての子供らしさはすっかり無くなり、今は歴戦の剣闘士と言った風貌だ。

そして左には【あいつ】が変わらぬ姿のままにそこにいる。
ただその風貌はさらに凄みを増し、無敵の怪物と言った雰囲気をにじませている。

この三年間は戦いに次ぐ戦いの旅でもあった。
最初は反発していた『クロス』と『あいつ』も、ともに死線を超えていく中で仲間としての友情が芽生えていた。
そしてこの長い旅はキミにとってもとても思い出深く、重要なものであった。何よりキミ自身を成長させる、苦しくも楽しい旅でもあった。

そしてキミたちは一つの答えにたどりつこうとしていた。

   ✄

「で、やっぱりココがすべての原因だというのか?」
そう言ったのは『クロス』。
「まさか、ココだとはな……さすがに盲点だったな」
『あいつ』が告げる。

キミたちは少し離れた丘の上から【キルト大聖堂】を見つめていた。
その巨大な建築物、そのすそ野に広がる広大な森、今は夕暮れが迫り、すべてを赤々と照らし出している。その時、大聖堂の一室がフラッシュを焚いたように一瞬まばゆく光った。

窓にあふれた光はチカチカと瞬き、それから流れ星のように尾を引いて西の夜空へと飛んでいった。それからまた別室で光がきらめき、同じように銀色の尾を引き、今度は東の空へ。その光は何度も何度も瞬き、そのたびに流れ星が各地へと飛んでいくのが見えた。

「まさに、アレだな……お前の読み通りだったじゃないか」
とクロス。
「まさかここが元凶だったとはな。ここで異世界の魂が召喚され、誰のモノとも知れぬ肉体に封じられ、ここからばらまかれている」
『あいつ』はケッというような短い笑い声を発した。

それこそがこの世界の秘密だった。
それこそが旅路の果てに得た答えだった。

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「それで……キミはどうしたいんだ? 今の私たちなら、この大聖堂を破壊することもたやすい」
『あいつ』はキミの意志を、キミの想いを確かめるようにそう尋ねる。

「それとも……この大聖堂とともに全く新しい世界を作ってみるか? 今の我々なら十分可能だ」
『クロス』は期待を込めたような、崇拝するような、そんなまなざしをキミに向けている。

二つの質問、二人の問いはまるで正反対のように見えるし聞こえる。
だがキミにとって、それは同じ一つの問いだった。それはつまり――

『キミはこの世界をどうしたいんだ? キミはどんな世界を作りたいんだ? キミの『想い』とはいったいなんだ?』

   ✄

かつてのキミなら戸惑うばかりだったろう。だが今は違う。

『あいつ』と『クロス』と共に、この世界を旅してきたキミだ。
キミは二人の視線をまともに受け止めた。

キミの胸には、キミの心には、その【想い】が形作られている。
あとはその【想い】を【具現化】すればいいのだ。

キミの胸にあったのはどんな答えだろう?

だがキミがその答えを口にしようとしたとき……
あの【大司教】が突如として目の前に出現した。

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その【大司教】は長く伸びた顎髭を撫で、スッとその邪眼を開いた。

「去れ、次元を渡る悪魔よ、この世界から消えるがいい!」

足元に突如として魔法陣が展開し、キミたちは光に包まれた。

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ちょっと荒いですがこんな感じを考えてます。
補足説明はまた明日追加します。

ポイントはいきなり三年が流れたことですかね(笑)

9件のコメント

  • 戦士の次はもう挑戦者とかでいいんじゃないでしょうか。
    でここはチャレンジャー広場とか。もう屋根すらもない感じで。
    ……勝手なこと言ってすみません(笑)

    さておき、第四話を埋めてきました。
    少し順番的に早すぎるかなと思ったのですが、諸事情によりいつもの時間帯で……飛ばしちゃった方すみません。まあ自分としては、中間くらいに埋もれてくれた方が気楽なのですが(笑)

    しかし何で夜なのかなとは思っていたのですが、まさかこういう展開だったのですね! 次回もまた予想外の方向に……自分で想定していた展開とかみ合わせたらわけわからん方向に行きそう。
    でもこの化学反応が楽しくてたまらないのです!
    皆さまのアイデアもいつもとっても楽しく拝見しています^^ ということで引き続きよろしくお願いします!
  • ここに書いても良いのか迷いましたが、書かせてもらいますm(__)m

    この企画、面白いです。

    完全に作者さまのカラーがでますね(^-^)

    どれもアイデアに溢れ、ぶっ飛び、カオス化してますが(笑)、読みごたえ抜群です!

    個別に感想を書いても良いのかどうかわかりませんでしたので、全体的な感想を一つだけ言わせてくださいm(__)m

    みなさま、何気に気合い入れているようですが、コンテストに気合い入れてください(笑)

    おかげでここにはまってしまいましたよ!

    毎回楽しみにしてます!完結まで頑張ってください!みなさまの作品に応援の★★★です!
  • 沙倉さんこんばんは!
    挑戦者、チャレンジャーいい感じですね。
    広場もいい感じです。だんだん安くなっていく感じに(笑)
    自分の予想と違う展開というのはさぞ混乱すると思います。リレー小説もまさにそんな感じでした。どうやってつなげたモノかさっぱり、なんてことも度々でしたから。
    でもそれこそが面白みでもあるんですよね。うまくつながったり、展開させたりするとちょっといい気分になれるかと。
    が……翌週には同じ苦しみが(笑)
    物語も中盤を過ぎたころですので、ここからさらに混乱しますよ!

  • 小森さん、こんばんは!
    楽しんでいただけているようでうれしいです!
    これは参加されている戦士の方々も同じ感想だと思います。
    まぁ皆さん個性的な物語で、語り口で、怒涛の展開を見せてくれております。私も毎週のコメントを楽しませていただいております。

    ……と、小森さんもぜひ参加をご検討ください(囁くように……)
  • ジャンルが異世界レース?みたいになってきましたがカオスです
    自分でもよくわかっていません
  • 時流さんこんばんは!
    読んでますよ(笑)疾走感バッチリです。
    どこに連れていかれるのかサッパリ分かりませんが、楽しい!
  • 時流話説さんの作品、ボク好きですよ!

    まさかの異世界でイニD展開とは……
    吹きましたw

    いいなぁ(笑)
  • ゆうけんさんの作品は、
    あいかわらず丁寧で綺麗な文章で惚れ惚れしますね。
    ボクのなかではメインストーリだと認識しています(キリッ

    それと愛宕さんの……って、嗚呼。
    それぞれのストーリにコメントしたい!

    もどかしい!(笑)
  • 北乃ガラナさん、ありがとうございます。
    小説でレース系?はあまり聞かないなあ
    だからハードル低そうって思ったのかも、自分
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